外壁塗装

サイディング塗装が不要って本当?塗料の種類と外壁塗装の費用相場

サイディング塗装が不要って本当?塗料の種類と外壁塗装の費用相場

「サイディングの外壁は塗装が不要」そう聞いたことはありませんか? しかし実際には、家の壁に「ツヤが減って色あせてきた」「なんとなく劣化しているように見える」という症状が出てきているのではないでしょうか。

実は、全く塗装が必要ないサイディングはありません。
サイディングは塗装をしないと耐久性が下がってしまうので、10年~30年に一度、塗り替えが必要なのです。

とはいえ、外壁の塗り替えにかかる費用は決して安いものではないので、絶対に失敗したくないですよね。

そこでここでは、サイディング外壁を塗装するべきタイミングや、塗料の種類、費用などについて、詳しく紹介してきます。 サイディングの塗装を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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サイディング塗装とは

サイディング塗装とは、サイディングボードという外壁材を保護するために行う塗装のことです。
サイディングは塗装を行わないと、紫外線や雨水によって劣化し、家の寿命を縮めてしまいます。
新築時から10~15年程度で塗り替えをすることで、サイディングを長持ちさせることができます。

欠け・割れなど、サイディングそのものが劣化してしまっている場合は、塗装ではなくリフォームが必要になります。

ちなみに、サイディング(サイディングボード)とは、セメントや金属、樹脂、木などを板状に成型した壁材の総称です。
現在最もよく使用されているのは、セメントや繊維質を主原料とした「窯業系サイディング」で、70~80%のシェアがあります。

塗装・メンテナンスが不要なサイディングはあるのか

実は、塗装やメンテナンスが全く必要ないサイディングはありません。

サイディング材には「窯業系」「金属系」「樹脂」「木質系」の4種類がありますが、全てのサイディングは経年劣化してしまうので、必ず塗装を行います。

窯業系サイディング 金属系サイディング 樹脂系サイディング 木質系サイディング
写真 窯業系サイディングの外壁 金属系サイディングの外壁 樹脂系サイディングの外壁 木質系サイディングの外壁
塗装の耐用年数
(塗り替えまでの期間)
10~15年10~15年約30年3~7年
特徴 ・石目調、レンガ模様などデザインが豊富
・新築の70~80%で使用されている
・ストライプやボーダーなどの模様が多い
・モルタル外壁の重ね張り(カバー工法)にも使用される
・塗り替え期間が長い
・寒冷地で良く使用される
・本物の木材を使用している
・再塗装やメンテナンスの頻度が高い

現在最もよく使用されている「窯業系」「金属系」のサイディングに使用する塗料は10~15年で塗り替えを行う必要があります。
「木質系」は、気温や湿度に合わせて伸び縮みするという木の性質上、塗料が劣化しやすいため、3~7年で塗り替えをしなければいけません。

一方「樹脂系」は、顔料が素材に練りこんであり色褪せることがないため、塗り替えまでの期間は約30年と長期です。
そのため「塗装不要」「メンテナンスフリー」と言われることもありますが、実際には、紫外線による経年劣化を防ぐために30年程度で塗装をすることが推奨されています。

塗り替えするべきサイディング塗装の劣化

塗料の劣化は、塗料そのものが変化する場合と、塗料の劣化によって壁材やシーリング(コーキング)という目地が劣化する場合があります。
耐用年数に関わらず、家の周りの環境や新築時の施工不良などが原因となって劣化することもあるので、症状が見られたらすぐに塗り替えが必要です。

塗料が劣化したときに起きる症状
劣化の症状 写真 チェックポイント 起きやすい場所
色あせ・くすみ なし・新築時と色が違って見える
・ツヤがなくなっている
・よく日が当たる場所
チョーキング チョーキングの画像・壁を触ると白い粉がつく・日が当たる場所
塗装の剥がれ 塗料の剥がれの画像・塗料が剥がれて落ちている
・少し触ると塗料がめくれる
・角や壁の端
・壁のつなぎ目
・ひび割れ箇所
ひび割れ
(幅1mm以上3mm以内)
塗料のひび割れの画像・壁の表面にひびが入っている
・壁そのものにひびが入っている
・角や壁の端
・窓枠の周り
シーリング(コーキング)のひび割れ シーリングのひび割れの画像・壁の継ぎ目にひびが入っている
・壁の継ぎ目が裂けて隙間ができている
・壁の継ぎ目
サイディングの反り なし・壁が一部浮いているように見える・壁のつなぎ目
・ひび割れ箇所

塗装の劣化を放置すると、外壁材そのものを傷め、塗装より100万~150万円ほど高いリフォームが必要になる可能性があります。

■リフォームが必要な外壁の劣化の例

  • 幅が3mm以上のひび割れ
  • 壁材の欠け・剥がれがある
  • 壁から雨漏りしている

外壁のリフォームについて詳しく確認する

耐用年数を過ぎていても、チョーキングや剥がれなどの劣化がない場合は、塗り替えやリフォームを行う必要はありません。
ただし、自分では気が付けない場所で劣化が進行している場合もあるので、10年に一度程度の頻度で、業者に点検してもらうことをおすすめします。

サイディングに使える塗料の種類

窯業系・金属系・樹脂サイディングは、「シリコン」「フッ素」「ラジカル」という3種類の塗料がおすすめです。
木質系サイディングの場合は、ほかにも「ウッドステイン」「オイルステイン」など木材に染みこんで着色する塗料を使用することもあります。
それぞれ耐久性が異なり、耐用年数が上がるほど値段も高くなる傾向があります。

塗料の種類 塗装単価(1㎡あたり) 耐用年数
シリコン 2,300~3,300円8~15年
フッ素 3,600~4,700円15~20年
ラジカル 2,700~3,600円8~15年
オイルステイン
ウッドステイン
600~900円3~5年

種類の塗料について詳しく確認する

ただし、上記3種類の塗料の中でも、塗装後の塗料に弾力を持たせる「弾性」という塗料はおすすめできません。
弾性塗料を使うと、壁にこもった熱によって塗料が柔らかくなり、壁から塗料が分離してしまう「膨れ」が起きて、劣化しやすくなってしまいます。

ここからは、3つの塗料について詳しく説明してきます。

シリコン塗料

シリコン塗料は、サイディングに使用できる塗料の中では最も安価なので、コストパフォーマンスが良く、人気のある塗料です。
屋根の塗装にも使える塗料なので、外壁と屋根を同時に塗り替える予定の人にもおすすめです。

燃えにくく汚れが付きにくい「セラミック」という成分を含む塗料などもあります。

耐用年数 8~15年
価格(1㎡あたり) 2,300~3,300円
メリット ・乾くと硬くなる
・熱や酸性雨などに強い
・透湿性が高い
デメリット ・密着性が低い

■代表的なシリコン塗料

水性シリコンセラUV(日本ペイント)
窯業サイディング外壁に最適。水性のため、塗装後のシンナーの臭いが少ない
プレミアムシリコン(エスケー化研)
通常のシリコン塗料の耐久性に加え、耐水性・耐アルカリ性・耐薬品性に優れているので、工場などが近くにある家でも汚れにくい

フッ素塗料

フッ素塗料は、フッ素樹脂が主成分で、耐久性が高い塗料です。

フッ素は、焦げや汚れを落としやすくするために、フライパンの表面にも使用されている成分です。
フライパンの焦げや油汚れを落としやすくするのと同様に、外壁や屋根の汚れを雨水などで自然に落ちやすくしてくれる効果があります。

耐用年数 15~20年
価格(1㎡あたり) 3,600~4,700円
メリット ・耐久性が高い
・防汚性、防藻性、防カビ性が高い
・色褪せしにくい
デメリット ・段が高め
塗装には技術が必要

■代表的なフッ素塗料

ピュアライドUVプロテク4Fクリヤー(日本ペイント)
クリア塗料なので、デザイン性が高い高意匠サイディングにおすすめ
クリーンマイルドフッソ(エスケー化研)
カビ・藻などによる微生物汚染を防ぐ。透湿性も高いため、内部の結露防止にも役立つ

ラジカル塗料

ラジカル塗料とは、塗料が劣化する原因となる成分(ラジカル)の発生を抑え、チョーキングを起こりにくくさせます。

比較的新しい塗料ですが、高い耐久性がありながら、フッ素より安いということから、近年注目されています。
しかし、製品に記載されている耐用年数の信頼性が低いことや、経験や知識が豊富な業者が少ないというデメリットもあります。
また、濃い色の塗料ではそもそもラジカルが発生しにくいため、ラジカル塗料の製品には白や淡い色の製品しかありません。

耐用年数 8~15年
価格(1㎡あたり) 2,700~3,600円
メリット ・「チョーキング」が起こりにくい
・防汚性、防カビ性が高い
デメリット ・耐久性の信頼度が低い
・塗装経験が豊富な業者が少ない
・濃い色を選択できない

■代表的なラジカル塗料

パーフェクトトップ(日本ペイント)
シリコン塗料より安いアクリル塗料を使用しているものの、従来のシリコン塗料よりも高い耐久性を持つ
アレスダイナミックTOP(関西ペイント)
フッ素塗料をベースに使用しているため、雨や汚れに強い。多少天気が悪くても塗装が可能

オイルステイン・ウッドステイン

オイルステイン・ウッドステインは、木材にオイルを染みこませる塗料です。
他の塗料と違い、塗膜(塗料が乾燥・硬化してできる塗料の膜)を作ることがないため、木の風合いや木目模様を生かしつつ塗装をすることができます。

ただし、塗膜がないぶん「壁を守る」という役割は弱く、すぐに色あせてしまうため、こまめな塗り直しが必要です。

耐用年数 3~5年
価格(1㎡あたり) 600~900円
メリット ・「チョーキング」が起きない
・木目を生かして塗装ができる
・防虫、防カビ、防腐、防藻効果が期待できる
デメリット ・すぐに色あせてしまう
・模様を塗りつぶすことはできない

■代表的なオイルステイン・ウッドステイン

ウッドステインプロテクター(オスモ&エーデル)
サンディング(表面をヤスリ等で削る下地処理)なしでそのまま塗装できる。外壁以外にも、ウッドデッキや木窓など、屋外の木部に使用が可能

サイディングの塗装にかかる費用相場

一戸建ての家のサイディングを塗装する場合の費用相場は、70~180万円です。
費用のほとんどは家の大きさによって決まり、30坪で30~80万円、40坪で45~100万円、50坪で55~150万円が相場です。
壁材やシーリング(コーキング)に劣化があり、補修を行う場合は、相場よりも20万円前後高くなることもあります。

外壁塗装の坪別費用相場
坪数 塗装面積の目安 費用相場
20坪 70~80㎡740~70万円
30坪 110~120㎡60~80万円
40坪 150~160㎡80~100万円
50坪 190~200㎡8100~150万円
60坪 230~240㎡120~170万円

外壁塗装の費用には、使用する塗料のほかに、作業のために使用する設備や準備などにかかる料金も含まれます。

外壁塗装費用の内約
項目 費用相場
項目 費用相場
足場 10~20万円
養生 0~5万円
下地塗装 8~10万円
塗装に使用する塗料 40~70万円
下地の補修・シーリング 0~20万円
人件費等 全体の20~30%

使用する塗料によっても費用は変わるので、実際に見積もりを取ってみると、坪数と塗料の種類で20万円ほど差がでることがわかります。

事例1 事例2 事例3
坪数 約30坪 約35坪 約40坪
塗料の種類 シリコン ラジカル フッ素
かかった費用 約64万円 約70万円 約81万円

ただし、ここで紹介したのはあくまで目安の費用です。
正確な料金は、依頼する業者によって変わることもあるので、まずは見積もりを取ってみましょう。

まとめ

サイディングへの塗装は、10~30年に1度の頻度で、必ず行いましょう。
適切にメンテナンスを行うことができれば、壁材の寿命が伸び、長期間家を健康的な状態に保つことができます。

塗料が劣化しているにもかかわらず塗り替えを怠ると、壁が劣化して、「張り替え」「重ね張り」といったリフォームをしなければいけなくなります。
リフォームは塗り替えに比べて100~200万円ほども高くなるため、定期的に塗装を行うのがおすすめです。

サイディングに使える主な塗料は、「シリコン」「フッ素」「ラジカル」の3種類です。
ただし、塗料の相性が合わないため「弾性」は避けましょう。

塗り替えにかかる費用は、家の大きさにもよりますが、70~180万円が相場です。
しかし、家の形や選ぶ塗料、壁の劣化状況、見積もりする業者などによっても費用が変わることがあります。
そのため、まずは複数業者に依頼して、見積もりを取ってみるのがおすすめです。

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