外壁塗装

外壁塗装の耐用年数は?種類別の耐用年数やメンテナンス方法、工事費用などを解説

外壁塗装の耐用年数は?種類別の耐用年数やメンテナンス方法、工事費用などを解説

「家の外壁の塗装が劣化してきた感じがするけど、塗り替えには早い?」「そもそも塗装ってどれくらい持つ?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
塗装には耐用年数があり、耐用年数を超えるとひび割れやチョーキングなどの劣化症状につながります。

今回は、塗料別の耐用年数、外壁材の耐用年数について解説します。
また、塗料と建物の耐用年数を過ぎたときの劣化症状、耐用年数を過ぎたときの工事、塗装を長持ちさせる方法も紹介するので、ぜひ最後まで確認してください。

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サイディング外壁の耐用年数

外壁塗料にはさまざまな種類があり、以下が耐用年数になります。

塗料の種類と耐用年数
塗料の種類 耐用年数
アクリル樹脂塗料 5~7年
ウレタン樹脂塗料 7~10年
シリコン樹脂塗料 10~15年
フッ素樹脂塗料 15~20年
ラジカル制御塗料 12~16年
光触媒塗料 16~22年
無機塗料 20~25年

それぞれ説明していきます。

アクリル樹脂塗料

アクリル塗料の耐用年数は5~7年と他の塗料に比較して短いです。
最大の特徴は価格の安さ、また発色がよく重ね塗りなどの加工性にも優れています。
しかし、耐候性の低さや塗膜が固くてひび割れを起こしやすいという短所もあるため、外壁では現在あまり使用されていません。

ウレタン樹脂塗料

ウレタン塗料の耐用年数は7年~10年と他の塗料と比べると短めです。
樹脂の中でも柔軟性に優れていることが知られています。
そのため、塗装面との密着度が高く内部でひび割れが起こっても塗膜の表面までひび割れが広がりにくいのが特徴です。
塗装面との密着性の高さ、低価格な点で人気ですが、紫外線の影響を受けやすい、汚れが付着しやすいというデメリットもあります。

シリコン樹脂塗料

シリコン塗料の耐用年数は10~15年と他の塗料と比較すると長めです。
耐候性、耐熱性、耐水性透湿性、防汚性に優れていることから、外壁や屋根によく使われます。
密着性がやや弱いため重ね塗りが難しく、適した下塗り材を併用する必要があります。

フッ素樹脂塗料

フッ素樹脂塗料の耐用年数は15~20年です。
フッ素樹脂が含まれている塗料のことで、耐候性、耐熱性、耐薬品性、非粘着性に優れているのが特徴。
汚れにくく、カビや藻の発生も防ぐため、メンテナンスを頻繁にする必要がありません。
価格の高いところがデメリットですが、家が大きくこまめなメンテナンスが難しい人におすすめな塗料です。

ラジカル制御塗料

ラジカル制御塗料の耐用年数は12~16年です。
同価格帯にあるシリコン塗料よりも耐用年数が長いため、費用対効果が高い塗料として人気が高まっています。
ラジカルとは樹脂や顔料に酸素や紫外線、水が触れることで塗料を退化させる劣化因子のことです。
ラジカル制御塗料は塗料の退化を防ぎ、耐用年数を長くする効果があります。

光触媒塗料

光触媒塗料の耐用年数は16~22年と長めです。
太陽の光で壁をきれいにするセルフクリーニング効果を持つ塗料で、雨によって汚れが自然と洗い流される仕組みになっています。
一方、価格が高い、砂やサビなどの無機物や強い汚れには効果が薄い、紫外線が当たらない場所は汚れが落ちにくいなどのデメリットがあります。
日当たりが良い場所に家がある人におすすめです。

無機塗料

無機塗料の耐用年数は20~25年とかなり長く、耐久性の高い塗料です。
しかし、質が良い分費用がかかるため、一般住宅に使うにはあまり向いていない塗料です。
ガラスを塗料に混ぜ込むことで高耐久性を実現した塗料で、屋根などの劣化が起こりやすい部分によく使用されます。

外壁材の耐用年数

外壁の材質によっても耐用年数は変わってきます。
また、耐用年数が経っていなくても数年ごとにメンテナンスが必要になりますので注意しましょう。

外壁材の種類と耐用年数
外壁材 耐用年数 メンテナンス周期
モルタル 30年 5~10年(新築)
10~15年(再塗装)
窯業系サイディング 40年 7~8年
金属系サイディング 40年 10~15年
木質系サイディング 15~30年 8~12年
樹脂系サイディング 40年 ほぼ不要
ALCパネル 50年 10年

それぞれ説明していきます。

モルタル

モルタルの耐用年数は30年ほどです。
モルタルは砂・セメント・水を練り混ぜて作られます。
デザイン性や耐久性に優れており用途が広いのが特徴です。メンテナンスは新築で5~10年、再塗装の場合は10~15年が目安とされています。

窯業系サイディング

窯業系サイディングの耐用年数は40年ほどです。
窯業系サイディングは繊維材、セメントを混ぜて板状にしたもののことです。
窯業系サイディングそのものには防水性がないため、塗膜が劣化してしまうと外壁材自体も劣化が進みます。
そのため、塗料が劣化してくる7~8年ごとに塗装によるメンテナンスが必要です。

金属系サイディング

金属系サイディングの耐用年数は40年ほどです。
金属系サイディングは鉄板をガルバリウム合金、アルミ、スチール、亜鉛などでメッキしたものの裏に断熱材を入れたもののことです。
そのため断熱性に優れ、耐震性、耐凍害性もあります。
きれいな外壁を維持するには10~15年ごとの塗装が必要になります。

木質系サイディング

木質系サイディングの耐用年数は15~30年ほどです。
天然の木を使用し、断熱性があり、ぬくもりのある木のデザインがおしゃれな木質系サイデイングは断熱性が高く人気です。
一方で価格が高いこと、劣化が早いというデメリットもあります。 8~12年ごとにメンテナンスが必要です。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングの耐用年数は25~30年ほどです。
塩化ビニール樹脂で作られた樹脂系サイディングは腐りづらい、ひび割れづらい、変色しづらいというメリットがあります。

また、普通のサイディングと異なりシーリング材を使用しません。
サイディング外壁の劣化部分がないため、劣化する可能性が低い外壁と言えます。

樹脂系サイディングの色は塗装ではなく本体に練り込まれているため、経年劣化による色あせや剥がれもなく、基本的に塗り替えによるメンテナンスは不要です。
部分張替えもできる外壁材のため、塗装ではなく張り替えが一般的です。

ALCパネル

ALCパネルの耐用年数は50年ほどです。
セメントや石灰などから作られた軽量気泡コンクリートであるALCパネルは耐久性が高く、高層ビルなどでも使われます。 10年に1度の塗り替えをおすすめします。

塗料と建物の耐用年数を過ぎたときの劣化症状

塗料や建物は耐用年数が過ぎるとさまざまな劣化症状を引き起こします。
劣化する時期は塗料や外壁の材質の種類、周辺環境などで異なりますが、一般的には以下の順番で進みます。

外壁の劣化症状

  • 塗膜のツヤがなくなる
  • 塗膜を守る樹脂が劣化しだし、色あせが始まる
  • チョーキングが起こる。防水効果が落ち、コケやカビが発生する
  • ひび割れが起こり、雨風が侵入し、下地にまで影響が及び始める
  • 目地コーキングが劣化することによるひび割れが起こり、下地を傷める
  • 塗膜がはがれてくる。外壁が維持できないくらい急速に劣化が進む

それぞれ説明していきます。

ツヤがなくなる

ツヤがありの塗料や色鮮やかな塗料を塗っても、紫外線や雨風にさらされるとだんだんとツヤがなくなってきます。
まだこの段階では見た目以外には問題は起こりません。

色あせが起こる

塗った当初よりも色が薄くなっている、色がさめてしまっている状態のことを色あせといいます。
これは塗膜を守る樹脂が劣化して、塗膜自体の防水性が落ちてきているサインになります。

チョーキング、カビ・コケの発生

チョーキングの写真

チョーキングは「白亜化現象」ともいい、塗料の中の顔料が劣化し表面にチョークのような粉になって出現してくる現象をいいます。
チョーキングが起こる原因のほとんどは太陽からの紫外線、雨風による劣化です。

チョーキングは塗料の耐用年数の1~2年前に発生するケースが多いです。
チョーキングを放置すると外壁が雨水を吸い込み、カビやコケの発生につながることもあるので注意が必要です。

チョーキングについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
外壁のチョーキングとは?原因や対処方法、補修の費用相場などを解説

ひび割れ

外壁のひび割れ写真

チョーキングを放置し、さらに劣化が進むとひび割れが起こります。
ひび割れは見た目が悪くなるだけでなく、割れた隙間から雨水が侵入する可能性があります。
住宅の中にまで雨水が入り込むと雨漏りが起きるため危険です。

また、ひび割れはカビやシロアリの原因になることもあります。
さらに腐食していくと最悪家の倒壊にもなりかねないので、ひび割れが小さなうちに補修することが肝心です。

外壁のひび割れについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
クラック補修とは?修理しないと危険なひび割れの原因・方法・費用

コーキング材の欠けや剥がれ

剥がれたコーキングの補修写真

壁材と壁材を繋ぐコーキングですが、これが劣化してくるとひび割れがさらに進み、外壁の下地を傷めます。
コーキングの厚みが薄くなっていたり、ヒビが入っていたり、取れて中が見えてしまっていたら劣化していると思っていいでしょう。

せっかく高額を支払って立派な家を建ててもコーキングの劣化を見逃して耐用年数が短くなってしまったらもったいないですよね。
コーキングの寿命はだいたい5~10年といわれており、定期的な打ち直しが必須となります。

外壁のコーキングについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
外壁のコーキング補修の費用相場!補修が必要な劣化症状や寿命なども解説

塗膜がはがれる

外壁の塗膜が剥がれた写真

ひび割れなどの目立った劣化症状を放置していると塗膜がはがれ、下地が見えてきます。
ここまでくると壁自体の劣化が急速に進み倒壊の危険性も出てきます。
この段階になる前に対策を打つようにしましょう。

耐用年数を過ぎたときに必要な工事

耐用年数を過ぎたら、壁を倒壊から守るために以下のような工事が必要になってきます。

  • 外壁塗装の塗り替え
  • 外壁材の交換(カバー工法・張り替え)

それぞれ説明していきます。

塗り替え

外壁塗装の耐用年数が過ぎたとき、最初に考えるのが塗装の塗り替えです。
外壁についた汚れを高圧洗浄機で取り除き、下地を塗り、塗料を塗り替えます。
塗り替えは、塗料の耐用年数が超えているが、外壁材が劣化していない場合に行います。
具体的には、「チョーキング」「色褪せ」など軽度の劣化症状がある場合です。

「ひび割れ」の場合は、状況にもよりますが、シーリングやモルタルで隙間を埋めてから塗装します。
塗料によっては重ね塗りができない組み合わせもあるため、注意が必要です。

外壁塗装については下記の記事を参考にしてください。
【2021年版】外壁塗装の費用相場!坪別の適正価格や内訳を事例つきで紹介

外壁材の交換(カバー工法・張り替え)

外壁の塗装だけでなく外壁材まで劣化している場合は、外壁材の交換が必要になります。
外壁材の欠けや反り腐食など、塗装や補修で劣化を防げない場合に行います。

外壁材の交換方法は以下の2つです。

重ね張り(カバー工法)
古い壁材の上から新しい壁材を重ね張りする方法。
ただし、金属の外壁材しか選択できない場合が多いです。
張り替え
一度古い壁材をはがし、新しい壁材を張りなおす方法。
壁材を剥がす工程も入ってくるため、重ね張りに比べて工事費用が高くなる

外壁材の交換については、下記の記事で詳しく説明しています。
ガルバリウム鋼板の外壁重ね張りの費用相場とメリットを解説
サイディングの張り替え費用はいくら?料金相場と業者に依頼するときの注意点

外壁塗装を長持ちさせる方法

外壁塗装を長持ちさせるには以下の方法があります。

  • 耐久性に優れた塗料を使う
  • 建物の周辺環境に適した塗装を行う
  • 適切な下地を使う
  • 信頼できる業者を選ぶ

どれも大切なポイントになるので、よく確認しておきましょう。

1.耐久性に優れた塗料を使う

外壁塗装を長持ちさせるには耐久性に優れた塗料を使うのがおすすめです。
具体的には耐用年数が10年以上あるものを使用すると、コストパフォーマンスが高くなります。
最近は、ラジカル制御塗料など手が出せる値段で耐久性に優れた塗料も販売されています。
耐久性に優れた塗料を活用することで、外壁塗装を長持ちさせることができます。

ただし、塗料の質だけでなく、お住まいの家にあった塗料を選ぶことも大切です。
機能性や好みといった総合的な判断を行い、塗料を選びましょう。

外壁の塗料について詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
外壁塗装の塗料5種類を比較!特徴・価格・代表的な塗料を紹介

2.建物の周辺環境に適した塗装を行う

建物の周辺環境に適した塗装を行うことも大切です。
環境に合った塗料を使うことで耐用年数を伸ばすことにつながるためです。
たとえば、日当たりがいい場所なら遮熱塗料を使う、海辺なら塩害に強いフッ素塗料無機塗料を使うなどが挙げられます。

地域の塗装業者の場合は、周辺環境に適した塗料を提案してくれるケースもあります。
既にお住まいの地域の特徴を知っている場合は、あらかじめ塗装業者に相談しておきましょう。

3.適切な下地を使う

壁材に適した下地を使うことは、塗装を長持ちさせることにつながります。
いくら上塗りに良い塗料を使っても、外壁と上塗りをつなぐ下地塗料の選択を間違えてしまうと効果が得られません。
塗装がはがれてきたり、チョーキングや変色がすぐに起こってしまったりといったトラブルに繋がります。
相性を考えて適切な下地を選択するようにしましょう。
なお、塗装業者に依頼すれば、外塗りの塗料に合った下地を提案してもらえるので安心です。

4.信頼できる業者を選ぶ

信頼できる業者を選ぶことも、大切なポイントです。
業者の施工不良により、耐用年数が短くなるケースもあるからです。
きちんと塗料や壁材に適した方法、手順で施工をおこなってくれる優良業者を選ぶようにしましょう。

外壁塗装の業者選びについては「外壁塗装業者の選び方を徹底解説!費用相場と最適なリフォーム時期も紹介」を参考にしてください。

耐用年数が過ぎていなくても工事が必要なケース

塗装の耐用年数に関わらず、外壁に明らかに劣化症状が起きている場合はリフォームが必要になります。
放置すると最悪壁の倒壊につながることもあります。
今回説明した劣化症状の中でも、ひび割れチョーキングが起きている場合は、耐用年数を待たずリフォームをおこなってください。

ひび割れが起こっている
ひび割れが起こっているということは、雨水が下地まで入り込んでいる可能性があります。
放置しておくと壁材の劣化が急速に進んでしまうため、早めの工事が必要です。
外壁のひび割れはDIYなどでの修復が難しいため、すぐに業者に相談しましょう。
チョーキングが起こっている
チョーキングが起こっているということは、塗装の効果が薄れているということです。
塗膜内の顔料が分解され外に出てしまっているため、塗料の持つ防水機能などが機能していない状況になります。
放置せず、早めの対処をおこないましょう。

劣化症状は目につきやすいものなので、定期的に確認して気づいた段階で塗装業者に相談しましょう。

まとめ

それでは、塗装の耐用年数について振り返りをおこないましょう。

  • 外壁塗料の耐用年数は10~20年だが、塗料の種類によっても異なる
  • 一般的に使用されるシリコン塗料の耐用年数は8~15年、一番長い無機塗料で20年
  • 外壁材の耐用年数は最大30~40年だが、素材によっても異なる
  • 塗料と建物の耐用年数を過ぎたときの劣化症状には色あせ、ひび割れ、チョーキングなど
  • 耐用年数を過ぎたら塗り替え、重ね張り、張り替えなどの工事が必要
  • ひび割れ、チョーキングが起こっている場合は、耐用年数を待たずに工事を行うべき
  • 外壁塗装を長持ちさせるには「耐久性に優れた塗料を使う」「建物の周辺環境に適した塗装を行う」「適切な下地を使う」「信頼できる業者を選ぶ」などの方法がある

塗料、壁材ごとの耐用年数や劣化症状について詳しくご紹介しました。
耐用年数はあくまで目安の期間です。
ひび割れやチョーキングなど、目立った劣化症状が見られる場合には放置せず、早急なメンテナンスを検討するようにしましょう。

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