外壁塗装

金属系サイディングのメリットデメリットは?種類と特徴、窒素系サイディングとの違い、おすすめ製品などを紹介

金属系サイディングのメリットデメリットは?種類と特徴、窒素系サイディングとの違い、おすすめ製品などを紹介

外壁のリフォームで使われる「金属系サイディング」。
サイディングのなかでも軽量で扱いやすく、鉄が原料であり、防水性、防火性も高いため、最近需要が増えています。

この記事では、外壁リフォームで金属系サイディングの概要、種類と特徴を解説します。
さらに気になるメリットとデメリット、費用、おすすめ製品なども紹介します。
リフォームで外壁サイディングを検討している方はぜひ参考にしてください。

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金属系サイディングとは

金属系サイディングは、金属板と断熱効果のある裏打ち材からできたサイディングボード(工場で板状に成形した外壁材)のことです。
工場で一貫した生産ラインで製造されているため、仕上がりにムラがありません。
軽量で断熱性に優れ、他の外壁材で起こりやすいひび割れや凍害の心配がありません。
耐用年数も最大40年と耐久性の高さから人気の外壁材です。

金属系サイディングの種類と特徴

金属系サイディングにもさまざまな種類があります。

それぞれの特徴をみていきましょう。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板の家

ガルバリウム鋼板は1972年にアメリカで開発された素材です。
現在は世界中に広がり、日本でも多くのメーカーが外壁材、屋根材として採用しています。
金属系サイディングの多くがガルバリウム鋼板であるほど一般的に普及しています。

ガルバリウム鋼板は金属鋼板をアルミニウム・亜鉛・シリコンでメッキしており、下記のような特徴やメリットがあります。

  • 耐用年数が長い
  • 金属でありながらサビに強い
  • 軽いので耐震性に優れている
  • 価格もそこまで高くない

シンプルでシャープ、モダンなデザインが多く、その見た目に惹かれる方も多いです。
製品によっては薄すぎて凹みやすく、周囲からの衝撃に弱いというデメリットもあります。

トタン

トタン外壁の家

金属鋼板を亜鉛でメッキしたものをトタンといい「亜鉛メッキ鋼板」とも呼ばれます。
外壁も多いですが、屋根などにもよく使われる外壁材です。
軽量で加工しやすく、素人でも扱いやすいためDIYなどにも多く用いられます。

また、トタンにはさまざまなメリットがあります。

  • 耐震性が高い
  • 価格が安い
  • 継ぎ目がなく雨風が侵入しづらい

一方、若干強度が低い点、熱伝導率が高く夏場は温度が上がりやすい点がデメリットです。
また、サビやすく、大きい傷がついてしまえば進行が内部まで進み、すぐに劣化してしまいます。

金属系サイディングの中でもトタンは定期的なメンテナンス、補修が必要になる壁材です。
最近では建材そのものが錆びにくいガルバリウム鋼板やステンレス鋼板に取って代わられているため、使用されるケースは少なっている外壁材です。

アルミサイディング

アルミサイディングの家

アルミサイディングにはアルミ合金が使われています。
アルミは鉄、銅の約3分の1の比重のため大変軽く、建物への負担が少ないことに加えて耐震性にすぐれた外壁材です。
また、アルミはサビにくいため、錆びた金属の表面から水分が入り、膨張と収縮を繰り返すことで壁材が膨らんで裂けてしまう「爆裂」という症状を防ぐことができます。
そのため、湿気の多い立地や寒冷地でもよく使用されています。
耐久性を上げるには4~5年に1度の塗装などのメンテナンスが必要です。

ステンレス鋼板

ステンレス鋼板は鉄にクロムなどを加えた合金ステンレスで作られており、外壁材よりは屋根材として広く普及しています。
以下のような魅力がありますが、価格が高いという難点もあります。

  • 優れた耐食性
  • 優れた耐久性
  • 錆びにくい
  • 加工が簡単

値段は高いですが、耐久性があり頻繁なメンテナンスが不要なので、メンテナンスを入れられない大型建造物の屋根材として人気です。
たとえば、さいたまスーパーアリーナや京セラドーム大阪などの屋根はステンレス鋼板といわれています。
一般住宅でもメンテナンスをなるべく減らしたいという方は導入を検討してもいいかもしれません。

金属系サイディングと窯業系サイディングの違い

金属系サイディングに並んで外壁で人気なのが、セメントや繊維質を原料とした窯業系サイディングです。

金属系サイディングと窯業系サイディングの違い
金属系サイディング 窯業系サイディング
デザイン性
軽量性
耐火性
防水性
断熱性
防サビ性 ×
メンテナンスしやすさ

両者を比べると、金属系サイディングの方がデザインの豊富さ、防サビ性などでは劣りますが、軽量性、防水性、断熱性、メンテナンスのしやすさで優っていることがわかります。

窯業系サイディングはリアルな質感、多彩な色彩などデザインが豊富で、見た目にこだわりたい方に好まれます。
一方、金属系サイディングはシャープな見た目やモダンな外観、耐久性の高さを重視する人に選ばれる傾向があります。

窯業系サイディングについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
窯業系サイディングとは?メリット・デメリットのほか費用やおすすめ製品も紹介|リフォーム事例つき

金属系サイディングのメリット

金属系サイディングのメリット

金属系サイディングのメリットは以下の7つです。

  • 軽量なので耐震性が高い
  • 強度が高くひび割れにくい
  • 断熱性に優れていて凍害にも強い
  • 防音性に優れている
  • コストパフォーマンスが高い
  • 張り替え工事が楽
  • シンプルなデザイン

魅力的なメリットがそろっているので、一つずつ確認していきましょう。

1.軽量なので耐震性が高い

金属系サイディングは重さが窯業サイディングの約1/4、モルタルの約1/10と非常に軽量です。そのため、建物全体の重量を抑えることにも繋がり耐震性が向上します。 重い壁材だと地震で揺れが起こったときに建物の柱や壁などに負荷がかかりやすく、損傷が起こりやすくなりますが、軽い金属系サイディングならその心配が少なく済みます。

2.強度が高くひび割れにくい

金属は強度が高いため、金属系サイディングは地震の揺れが起こっても割れや欠けなど破損が起こりにくいメリットがあります。
地震大国ともいわれる日本において、強度が高いのは大きなメリットと言えるでしょう。

3.断熱性に優れていて凍害にも強い

金属は熱く、冷たくなりやすいイメージがありますが、断熱材と一体になっている金属系サイディングは断熱効果が高いものが多いです。同じ厚さの窯業サイディングと比べても、5~6倍ほど断熱効果が高いといわれています。

さらに、外壁と金属系サイディングの間に空気層を設ける外壁カバー工法で施工すれば、断熱材と空気層によるダブル効果でより高い断熱効果を得られます。
また、水分を含みづらいため、水分が凍ったり溶けたりを繰り返す凍害が起こりづらいなどの点もメリットです。

4.防音性に優れている

金属系サイディングは、防音性に優れています。
これは音を吸収する断熱材が一体になっている構造であるためです。
外壁カバー工法で施工することで、空気層も音を吸収してくれるようになり防音性をより高めることができます。

5.コストパフォーマンスが高い

コストパフォーマンスが高いのもメリットの一つです。
金属系サイディングはフッ素塗料を焼き付けて塗装しているため、塗膜の耐候性が高く、色があせることも少ないからです。
頻繁に外壁塗装が必要な外壁材と比べるとメンテナンスは少なくて済むため、コストパフォーマンスが高い壁材といえます。

6.張り替え工事が楽

張り替え工事が楽であることも大きなメリットです。
金属系サイディングは構造上ほかの外壁材と比べて簡単にはがせることが理由です。
耐用年数が過ぎると外壁材の張り替えが必要になり、古い壁材の撤去などなにかと手間がかかります。
しかし、金属はリサイクルが可能でお金になることもあるため、処分費はほとんどかかりません。扱いやすく経済的な外壁材といえます。

7.シンプルなデザイン

窯業系サイディングと比べると柄やデザインが少ない金属系サイディングですが、金属の質感を生かしたシンプルでモダンなデザインのものが多いのも特徴です。
無駄を省いた飽きの来ない外壁にしたい人や、洗練された都会的な印象にしたい人にもぴったりといえます。

金属系サイディングのデメリット

金属系サイディングのデメリット

多くのメリットを持つ金属系サイディングですが、デメリットもあります。

  • 塩害でサビが発生しやすい
  • 衝撃で変形しやすい
  • 窯業系や樹脂系のサイディングよりは費用が高くなる
  • デザイン性が限られている
  • 施工技術者が限られる

メリットばかりに目を向けていると後悔しかねないため、しっかりとデメリットも確認しておきましょう。

1.塩害でサビが発生しやすい

まず、塩害でサビが発生しやすいことがデメリットとして挙げられます。これは金属であるためです。
ただし種類によっても差があり、ガルバリウム鋼板とアルミニウム合金だとアルミニウム合金の方がサビに強いです。
外壁材はコーティング加工が施されているためすぐにサビが発生する心配はありませんが、海に近い家の場合は潮風などでサビが発生しやすいため、こまめに水で塩を洗い流すなどこまめな手入れが必要になります。

2.衝撃で変形しやすい

金属系サイディングは凹んだり歪んだりといった変形が起こりやすくなります
これは金属系サイディングには断熱材が入っていないためです。
ほかにも、薄いアルミサイディングにもよく生じます。
また、金属系サイディングの表面を鋭利な刃物、カギや先のとがったものなどで引っかくと傷がついてしまうデメリットもあります。

しかし、鉄がベースのガルバリウム鋼板、スパン系の金属系サイディングは昔に比べて頑丈ですし、近年の金属系サイディングは断熱材一体型のものが多いため、変形しづらくなってきています。

3.デザイン性が限られている

金属系サイディングは他の外壁材と比べるとデザインが限られているため、凝ったデザインにしたい方には不向きです。
ただ、シンプルでクールな金属系サイディング独特のデザインを好む人にはおすすめです。

4.施工技術者が限られる

金属系サイディングの施工は専門性が必要なため、板金工事業者に限られています。
金属系サイディングを現場の原寸に合わせて適切に加工するには、普段から鉄板を扱う板金工事業者の技術が必須だからです。
たとえば、室内のリフォームと外壁のリフォームを頼む場合、別々の業者を探さなければならず、手間がかかってしまいます。

金属系サイディングにかかる単価価格と総額費用

金属系サイディングの単価は1㎡あたり3,500円~5,500円が相場です。
30坪の一軒家の壁を張り替える場合、張り替え費用は総額で150万~220万円ほどかかります。

金属系サイディングにかかる費用
費用
単価(㎡) 3,500円~5,500円
張り替え費用(30坪) 150万~220万円

総額には金属系サイディングの材料費ほか、足場、養生の設備費用、古い壁材の撤去費用、塗装費用、人件費など入っています。
細かい内訳はこちらです。

費用の内訳 相場費用
足場代 10万円~20万円
壁材 40万円~100万円
古い壁材の撤去 10万円~30万円
塗装代 30万円~50万円

おすすめの金属系サイディングメーカーと製品

金属系サイディングのおすすめメーカーと製品をご紹介します。 それぞれ性能、デザインが違うので自分の家に合ったものを見つけてください。

ニチハ株式会社:ネオスパンプレミアム

凸部が細くシャープな印象を与えられる金属系サイディングです。
ガルバリウム鋼板にさらにフッ素樹脂塗料を塗装したフッ素鋼板で、特に耐火性に優れます。塗装タイプはメタリックカラー、マットから選べます。

ニチハ株式会社「ネオスパンプレミアム」

アイジー工業:SF-ビレクト

遮熱性フッ素樹脂塗装を施し、防火、耐火、変褐色、穴あき、赤さび防止の機能を持ちます。
Fマットブラック、Fチャコールメタリックなどクールで高級感のある見た目が魅力です。

アイジー工業「SF-ビレクト」

株式会社UACJ:KO処理板

アルミニウム材に塗膜密着性、接着強度、耐食性を高める表面処理を施した壁材です。
塗膜がつきやすいため、塗装での塗り替えが簡単。
塗膜はきわめて薄いため、アルミニウムの熱伝導性は保ったまま、性能を向上させています。

株式会社UACJ「KO処理板」

株式会社タニタハウジングウェア:ガルバリウムスパンドレルZiG

建築家と共同開発した「ガルバリウムスパンドレルZiG」は、角形と小波形が融合したシャープさとやわらかさを併せ持つデザインが魅力。
防火性、高耐候性を持ち、深みのあるマット仕上げの塗装が不思議な表情を醸し出す、今までにない金属系サイディングです。

株式会社タニタハウジングウェア「ガルバリウムスパンドレルZiG」

まとめ

それでは、塗装の耐用年数について振り返りをおこないましょう。

  • 金属を成形して作られた壁材で、ガルバリウム鋼板、トタン、アルミサイディング、ステンレス鋼板などの種類がある
  • セメントや繊維質を原料とした窯業系サイディングと比べて、軽量性、防水性、断熱性、メンテナンスのしやすさなどで優れている
  • メリットは軽量で耐震性が高い、強度が高くひび割れにくい、断熱性、防音性に優れている、コストパフォーマンスが高いなどがある
  • デメリットは塩害でサビが発生しやすい、衝撃で変形しやすい、窯業系や樹脂系のサイディングよりは費用が高くなる、デザイン性が限られているなどがある
  • 単価は1㎡あたり3,500円~5,500円。30坪の一軒家の壁を張り替える場合、総額で150万~220万円ほどかかる

金属系サイディングはさまざまなメリットを持つ頑丈な壁材です。
メンテナンスも楽なので、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れた優秀な壁材といえます。
壁のリフォームには金属系サイディングを検討してみてはいかがでしょうか。

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