外壁塗装

硬化剤の種類や特徴・使い方|塗料に硬化剤を入れないとどうなるのか

硬化剤の種類や特徴・使い方|塗料に硬化剤を入れないとどうなるのか

塗料を購入するときや、塗料について調べているとき「硬化剤」という言葉が出てくることがあります。

硬化剤とは、塗料を固めるためのもので、多くの塗料には元々入っています。
しかし、中には使う前に自分で硬化剤を入れる塗料もあり、どちらのタイプの塗料なのかで、塗料が乾くまでの時間や塗装できる素材が変わってきます。
そのため、硬化剤について知っておくと、より自分の壁にぴったりの塗料を選びやすくなるのでおすすめです。

ここでは、硬化剤の種類や特徴、使い方のほか、おすすめの塗料についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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硬化剤とは

硬化剤とは、塗装した塗料を固める役割がある添加剤のことです。
硬化剤だけで塗装をすることはできませんが、塗料に入れることで塗膜(塗装した塗料の膜)を硬化・乾燥させ、素材にしっかりと密着させることができます。
硬化剤を入れずに塗装をすると、塗料が固まりきらず、剥がれやすくなってしまいます。

硬化剤を使う塗料の種類

塗料は、硬化剤の入れ方によって「1液」と「2液」の2種類に分けられます。

  • 1液…硬化剤が混ざった状態で販売されている。硬化剤を買って混ぜる必要はない
  • 2液…塗料の元となる「主剤」と硬化剤が別の容器に入れられており、塗装前に混ぜて使用する
1液と2液の違い

一般に、ホームセンターなどで販売されているペンキは1液塗料にあたります。
2液塗料はプロ仕様で、主剤と硬化剤を混ぜる手間や技術が必要なぶん、高い耐久性を持っています。

ここからは、2液と1液それぞれの特徴について、詳しく紹介していきます。

1液塗料の特徴

1液の塗料は、固まるスピードが遅いため、初心者でも手軽に使うことができます。

固まるスピードが遅いため、開封した後も家庭用の塗料であれば、半年以内の再塗装が可能です
一方、塗膜が固くなりにくいため、耐久性が2液より約3年程度低い傾向があります。
また、金属など表面が滑らかで硬い素材への塗装には、適していない製品が多いというデメリットもあります。

メリット デメリット
・硬化剤を混ぜる手間がかからない
・開封後も保存がきく
・耐久性が低い
・金属などには塗装できない製品が多い

こんな場合は1液塗料がおすすめ

  • DIYで塗装がしたい
  • 2日に分けて塗装がしたい
  • サイディング材(一般的な外壁材)や木材などに塗装がしたい

2液塗料の特徴

2液塗料は、1液塗料より強力な硬化剤を使用直前に混ぜることで、固まるスピードを速めて塗膜(乾燥後の塗料の膜)をより硬くすることができます。
塗膜が固くなれば、外側からの刺激に強く、素材ともしっかり密着するため、1液に比べて耐久性が3年程度上がります。
さらに、重ね塗りの際の待ち時間を短くなるうえ、金属などにも塗装が可能です。

しかし、固まるスピードが速すぎるため、硬化剤を入れてから3~8時間程度で塗装ができなくなってしまいます。
また、正しい配合率で主剤と硬化剤を混ぜなければ、塗料として機能しなくなるため、取り扱いの難易度が高いというデメリットもあります。

メリット デメリット
・短時間で重ね塗りができる
・金属にも塗装可能
・耐用年数が3年長い
・塗装が可能な時間が短い
・混ぜる手間がかかる
・配合の難易度が高い

こんな場合は2液塗料がおすすめ

  • 業者に依頼して塗装をしてもらう
  • すぐに塗装を終わらせたい
  • まとめて塗装をしたい場所に金属がある
  • 「近くに海がある」・「日照時間が長い」など、塗料が劣化しやすい環境に家がある

2液塗料・硬化剤の使い方

硬化剤を使用する2液塗料は、主剤と硬化剤それぞれの量を計測し、攪拌(かくはん)してから使用します。

2液塗料を使う手順

  1. 塗料の容器に記載されている主剤と硬化剤の配合率を確認する
  2. 主剤を、必要な分量だけ塗装用の容器に出して計測する
  3. 主剤の量に対して、必要な量の硬化剤を容器に出して計測する(数mlの誤差は許容範囲)
  4. 主剤に硬化剤を入れて、ヘラなどで下から起こすように、1~3分程度かき混ぜる
  5. シンナーもしくは水で希釈してかき混ぜる
  6. 可使時間の範囲内で塗装を行う

塗装に必要な分量は、塗料の側面か取扱説明書などに記載されている、1缶で塗装できる面積で割り出します。

  • 1缶に入っている塗料の量 ÷ 1缶で塗装できる面積 × 塗装したい面積

塗料範囲が広すぎる場合、塗料が途中で固まってしまうおそれがあるので、数回に分けて塗装を行うのがおすすめです。

2液塗料を使うときの注意点

2液塗料を使うときに、特に気を付けたいのが「配合率」「可使時間」です。

  • 配合率…硬化剤と主剤の比率
  • 可使時間…硬化剤を混ぜてから塗装を完了させるまでのタイムリミット

どちらも、正しく知っておかないと、2液塗料の性能が発揮できなくなるうえ、最悪の場合は塗料として使用できなくなってしまうこともあります。

ここからは、2液塗料を使うときの注意点について詳しく紹介していきます。

配合率

硬化剤と主剤の配合率は、塗料の種類などには関係なく製品によって異なるので、使用前にカタログや塗料の側面部分の説明書きなどで、必ず確認しましょう。

数ml・数グラムの誤差で大きな違いが出ることはほとんどありませんが、記載の配合率の範囲内になるように混ぜ合わせましょう。
記載の配合率とあまりに違いすぎる比率で混ぜてしまった場合、塗料がうまく機能しなくなります。

  • 硬化剤が少なすぎる場合…塗料がうまく固まらず、剥がれやすくなる
  • 硬化剤が多すぎる…塗装している途中で硬化が始まってしまい、塗料が使えなくなる

配合率から実際の分量を求めるには、「比率の計算」を用います。

  1. 塗装に必要な塗料の量÷主剤と硬化剤の配合率を足した数=割合「1」にあたる塗料の量
  2. 割合「1」にあたる塗料の量×主剤の割合=主剤の量
  3. 割合「1」にあたる塗料の量×硬化剤の割合=硬化剤の量

代表的な2液塗料である「ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)」で3リットルの塗料を作る場合、『主剤2.5ℓ』『硬化剤0.5ℓ』が必要という計算になります。

主剤と硬化剤の配合率の例

塗装に使用する塗料の量は、「2液塗料・硬化剤の使い方」で紹介した計算式を参考にして計算しておきましょう。

可使時間

「可使時間(ポットライフ)」は塗装のタイムリミットのことで、記載の時間を過ぎると、塗る前の塗料の硬化が始まってしまい、塗装には使用できなくなります。

可使時間は製品ごとに3~8時間ほどで設定されていることが多いですが、気温が上がるほど短くなり、下がるほど延びる傾向があります。

気温ごとの可使時間の例

気温ごとの可使時間の例

※メーカーの指定する可使時間が23℃で6時間だった場合
※メーカー指定の可使時間以外は、あくまで目安の時間となります

塗装箇所が広い場合、一度に全面を塗装する分量の塗料を作ってしまうと、途中で可使時間が来て、塗料が無駄になってしまう場合があります。
そのため、可使時間内に塗装できる範囲に合わせて塗料を作り、複数回に分けて塗装を行いましょう。

ちなみに、可使時間と似た表記に「塗り重ね乾燥時間」がありますが、これは「塗装した部分が重ね塗りできる程度に乾燥するまでの時間」という意味です。
可使時間とは全く異なるので、間違えないよう注意しましょう。

硬化剤を使ったおすすめ塗料

約8割以上のシェアを占める、大手メーカー(日本ペイント・エスケー化研・関西ペイント)が出している2液塗料の一部を紹介します。

セラMレタン(関西ペイント)
価格 11,770円(硬化剤込)
容量 16kg
耐用年数 6~8年
塗れる素材 コンクリート、モルタル、無機建材、金属(鉄・アルミニウム・亜鉛メッキ鋼材)
配合率 10:1
可使時間 5時間
特徴 ウレタンが主成分の塗料でひび割れしにくいため、モルタルや木材への塗装が特におすすめ。塗料にセラミック(細かい石など)を含んでいるため、汚れにくく、カビや藻も生えにくい。
クリーンマイルドシリコン(エスケー化研)
価格 24,900円(硬化剤込)
容量 15kg
耐用年数 12~15年
塗れる素材 コンクリート、モルタル、ALCパネル、スレート板、GRC板、押出成形セメント板、各種サイディングボード、鉄部、亜鉛メッキ鋼、アルミニウム、ステンレスなどの金属
配合率 100:11.1
可使時間 5時間(23℃)
特徴 シリコン塗料は低価格で高耐久なので、コスパ重視の人におすすめ。弱溶剤性の塗料でシンナーの臭いが少ないうえ、塗膜の静電気を軽減するため花粉やホコリが付きにくく、雨水で汚れが落ちやすい機能を持つ。
ファイン4セラミック(日本ペイント)
価格 48,900円(硬化剤6,290円)
容量 15kg
耐用年数 10~15年
塗れる素材 各種サイディングボード 、コンクリート、モルタル、ALCパネル、鉄部
配合率 5:1
可使時間 6時間(23℃)
特徴 主成分のフッ素は汚れが付きにくい性質を持つ。ほかの2つの塗料に比べ3~4万円も高額だが、家の美観を長く保ちたい人におすすめ。油性塗料のためシンナーの臭いが強いものの、耐熱性にも優れ、火事での延焼を抑える効果が期待される。

まとめ

硬化剤は、塗料を固める役割がある添加物です。
硬化剤だけで塗料として使用はできないですが、硬化剤のない塗料もまた、使用することはできません。

硬化剤の入り方によって、塗料は1液と2液に分けられます。
1液は、「硬化剤がいらない塗料」だと思われがちですがそうではなく、「最初から硬化剤が入っている塗料」です。
2液は、使う直前に硬化剤と「主剤」を混ぜて塗料を作ることで、爆発的な硬化速度と高い硬度を生み出します。
どちらが優れているというわけでなく、それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分に合った塗料を選ぶのがおすすめです。

塗料の種類 メリット デメリット
1液 ・比較的保存がきく
・硬化剤を混ぜる手間がかからない
・耐久性が低い
・金属などには塗装できない製品が多い
2液 ・短時間で重ね塗りができる
・耐用年数が3年長い
・塗装が可能な時間(可使時間)が短い
・配合の難易度が高い

塗料に慣れていない人がDIYに挑戦するなら1液、プロに依頼するときは2液がおすすめです。

ただし、塗料は硬化剤の有無だけでなく、含まれている成分や添加剤によって、様々な種類に分けられます。
塗料の種類についてもっと詳しく知りたい場合は、「外壁塗装の塗料5種類を比較!特徴・価格・代表的な塗料を紹介」を参考にして、自分にぴったりの塗料を探しましょう。

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