外壁塗装

ガルバリウム鋼板を外壁に使うメリット・デメリット!メンテナンス方法や費用相場まで解説

ガルバリウム鋼板を外壁に使うメリット・デメリット!メンテナンス方法や費用相場まで解説

ガルバリウム鋼板は「金属系サイディング」外壁のひとつで、近年注目されている外壁材です。
シェア率90%である窯業系サイディングと比べると、金属ならではのおしゃれモダンな外観の良さとメンテナンスコストの低さが特徴です。

この記事では、ガルバリウム鋼板を外壁に利用しようか考えている方に向けて以下の内容を伝えていきます。

  • ガルバリウム鋼板の特徴
  • ガルバリウム鋼板を外壁に利用するメリットとデメリット
  • ガルバリウム鋼板の外壁におけるメンテナンス方法

ガルバリウム鋼板の基本的な情報だけでなく、他の壁材と比較したときの価格や耐久性なども説明していきます。
ぜひ最後まで確認してください。

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ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板とはアメリカで開発されたアルミニウムと亜鉛合金のメッキ鋼板です。
成分としてはアルミニウムが55%、亜鉛が43.4%、シリコンが1.6%含まれています。
鉄を亜鉛だけでメッキした「トタン」とは異なり、アルミニウム等を加えたガルバリウム鋼板は耐久性が高いという特徴があります。

ガルバリウム鋼板の耐用年数(寿命)はおよそ25年~30年です。
軽量で耐震性、耐久性が高いため金属製の外壁材として人気があります。
特に、金属ならではの質感がおしゃれだと選ぶ方が多くいます。
なお、ガルバリウム鋼板の外壁材は断熱材とセットにした「金属系サイディング」として使用されています。

外壁をガルバリウム鋼板にするメリットは金属材のなかでは錆びにくいこと防水性が高いこと、デメリットは傷がつきやすいこと断熱性が断熱材頼りになることです。
ここからはガルバリウム鋼板のメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。

外壁をガルバリウム鋼板のメリット

ガルバリウム鋼板のメリット

外壁をガルバリウム鋼板にするメリットは以下の3つです。

  • 軽量で耐震性に優れている
  • 金属素材なのに錆びにくく耐久性が高い
  • 凍害につよい

それぞれ説明していきます。

軽量で耐震性に優れている

外壁をガルバリウム鋼板にするメリットのひとつめが「軽量で耐震性に優れている」ことです。
ガルバリウム鋼板を使用した外壁材の重さは主流である窯業系サイディングのおよそ1/3です。

外壁材は軽量なほど地震に強くなります。
そのため、軽量なガルバリウム鋼板を使用すると耐震性が高い住宅にできるでしょう。
軽量さを活かし、外壁カバー工法にも適した素材といえます。

金属素材なのに錆びにくく耐久性が高い

外壁をガルバリウム鋼板にするメリットの2つめが「金属素材なのに錆びにくく耐久性が高い」ことです。
ガルバリウム鋼板は金属系素材の欠点である「錆び」による劣化がすくない外壁材です。
高い防食性により錆びにくいため、メンテナンスも少なくて済む住宅にできます。

凍害に強い

外壁をガルバリウム鋼板にするメリットの3つめが「凍害に強い」ことです。
ガルバリウム鋼板は吸水しにくいため凍害を起こす心配がありません。
ガルバリウムの外壁なら寒冷地方でも凍害の心配がないため安心して過ごすことができます。

なお、一般的に外壁に使われている窯業系サイディングの場合は塗膜が劣化すると吸水してしまうため、外壁材が内側から割れるなどの凍害を起こしてしまいます。
寒冷地方の場合はとくに凍害に強いというガルバリウム鋼板のメリットが活かされるでしょう。

ガルバリウム鋼板のデメリット

外壁をガルバリウム鋼板にするデメリットは以下の3つです。

  • 傷がつきやすい
  • 錆びる可能性はある
  • 断熱性能は断熱材頼りになる

それぞれ説明していきます。

傷がつきやすい

外壁をガルバリウム鋼板したときのデメリットのひとつめが「傷がつきやすい」ことです。
素材の厚みが0.3~2mmしかないため、ボールや自転車がぶつかってへこんでしまった、傷がついたということがよくあります。
素材の薄さは軽量というメリットも生みますが、傷のつきやすさは赤錆びの原因にもなるため注意が必要です。

錆びる可能性はある

外壁をガルバリウム鋼板したときのデメリットの2つめが「錆びる可能性はある」ということです。
メリットとして金属系素材のなかでは錆びにくいと説明しましたが、金属素材である以上、全く錆びないわけではありません。
施工時のカット面や台風などでできた小傷が錆びを発生させる要因になることもあります。

ガルバリウム鋼板は高耐久でメリットも多い外壁材ですが、デリケートな面もあります。
そのため、ガルバリウム鋼板の外壁も錆びないように定期点検・水洗い・傷のメンテナンスが必要です。

沿岸部のお住まいには要注意

錆びにくいガルバリウム鋼板でも、塩害は要注意です。
ガルバリウム鋼板の耐用年数(寿命)は環境ごとに異なっており、一般的なお住まいと塩害地域とでは耐用年数に10年以上の差が開いた結果もあるからです。

ガルバリウム鋼板の環境ごとの耐用年数
地域 耐用年数
塩害地域 約15年
一般的な地域(田園・都市) 約25年以上

ただし、塩害対策として保証などのサービスがつくなどの対策はされてきています。
そのため、沿岸部にお住いの方でガルバリウム鋼板を検討している場合は、「保証が十分かどうか」「定期的なメンテナンスができるかどうか」の2点をふまえ判断しましょう。

断熱性能は断熱材頼りになる

外壁をガルバリウム鋼板したときのデメリットの3つめが「断熱性能は断熱材頼りになる」ことです。
ガルバリウム鋼板を検討するなかで不安視されているのが遮音性と断熱性です。

結論から言えば、ガルバリウム鋼板自体は非常に薄く、遮音性と断熱性は期待できません。
しかし、ガルバリウム鋼板を外壁に利用する際、多くのメーカーや施工業者は断熱材と一体になった金属製サイディングと呼ばれるものを使うため、普通に暮らす分には心配には及びません。

ただし、業者のなかにはこの断熱材の質を落としたりする悪徳業者も存在するため、ガルバリウム鋼板を外壁に利用する場合は、断熱材についてもあらかじめ確認しておきましょう。
また、元より断熱性・遮音性を気にする場合は、ガルバリウム鋼板での張り替え工事ではなく外壁カバー工事を選択しましょう。
既存の外壁のうえにガルバリウム鋼板を重ねる方法で、断熱性・遮音性を重視する方におすすめです。

ガルバリウム鋼板が向いているケース

ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットを考えた場合、向いているケースは以下の3つです。

  • 他の壁材では再現できないおしゃれモダンやシックなデザインの外壁にしたいとき
  • 建物への負担を減らすため軽量な外壁材を使用したいとき
  • 寒い地域などで外壁の凍害の悩みを抱えたくないとき

ガルバリウム鋼板の外壁は無機質な印象を受けるため、かっこいい高級感のある住宅にしたいときに適しています。
外壁をガルバリウム鋼板にすると外壁材が軽いため耐震性がつよく、凍害の心配もないため建物への負担を軽減できます。

ガルバリウム鋼板の価格・耐用年数【サイディングと比較】

ガルバリウム鋼板の価格相場と耐用年数

ガルバリウム鋼板と一緒に悩むことの多いサイディングを含め、外壁材の価格と耐用年数を比較しました。

外壁材の価格相場と耐用年数・メンテナンス時期
外壁材の種類 価格相場(㎡) 耐用年数 メンテナンス時期
ガルバリウム鋼板(金属系サイディング) 4,000~6,000円 20~30年 10~15年
窯業系サイディング 3,000~7,000円 20~30年 7~8年
樹脂系サイディング 6,000~7,500円 10~15年 10~20年
木質系サイディング 8,000~10,000円 15~10年 8~12年
モルタル 3,500~7,500円 30年 8~10年
タイル 9,000円前後 40年 ほぼメンテナンス不要
ALC 6,000~10,000円 50年 10~15年

ガルバリウム鋼板の価格相場

ガルバリウム鋼板の価格相場は1㎡あたり4,000~6,000円ほどです。
一般的な戸建て住宅30坪に施工した場合120~270万円が目安になります。
ただし、外壁の価格相場は「材料費」と「施工費」を合わせたもののため、ガルバリウム鋼板の商品によって料金は異なってきます。

ガルバリウム鋼板の耐用年数

ガルバリウム鋼板の耐用年数は20~30年です。
耐用年数が長い高耐久な外壁でのなかでも、メンテナンス時期が10~15年と長く、コストパフォーマンスに優れた外壁材です。
しかしながら、きっちりメンテナンスを行わないと錆が発生して劣化するため注意しましょう。

ガルバリウム鋼板の外壁におけるメンテナンス方法」の章でも記載しますが、日ごろのメンテナンスを行えば、ガルバリウム鋼板の外壁は耐用年数が長いだけでなく普段のメンテナンスの楽さも魅力的な外壁材です。

ガルバリウム鋼板の外壁におけるメンテナンス方法

ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法

汚れにくいガルバリウム鋼板の外壁でも定期的なメンテナンスは必要です。
悪徳業者や契約だけ取りたい業者のなかにはガルバリウム鋼板は「メンテナンスフリー(メンテナンス不要)」と勧めてくる業者もいますが、セールストークなので信じてはいけません。

ガルバリウム鋼板の日々のメンテナンスはとても簡単で、定期的に水をかけて掃除するというものです。
大雨の後に跳ねている泥や、ホコリや塵が溜まっているところがないか確認し、水洗いしてあげましょう。
また、潮風の吹きやすい地域や塩害の多い地域は数ヶ月単位など、頻度を増やすのがおすすめです。

なかには水洗いする際に「高圧洗浄機の方が綺麗になるだろう・・・」と思われる方もいるかもしれませんが、ガルバリウム鋼板の掃除に高圧洗浄機は向きません。
外壁に傷をつける要因にもなるので、ホースの水などで洗いましょう。

ガルバリウム外壁の塗装(塗り替え)

ガルバリウム鋼板が錆びたり塗装が剥げたりした場合、塗り替えのメンテナンスが必要になります。
一般的な住宅で10~15年程度経ったガルバリウム鋼板は一度点検が必要になります。

既存の塗膜(塗装の膜)を剥がしてから再塗装することでガルバリウム鋼板の寿命を延ばします。
塗り替えにかかる費用は30坪の住宅の場合70〜120万円ほどです。

ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームする方法

ガルバリウム鋼板の外壁にリフォームする方法

ガルバリウム鋼板で外壁をリフォームする方法は2つあります。

ガルバリウム鋼板の外壁リフォーム方法
工事の種類 施工費用 工期
カバー工法 110万円~ 約4日間~
張り替え 140万円~ 約7日間~

既存の外壁材の内部まで著しく劣化しているという場合でない限り、カバー工法による外壁リフォームが一般的でおすすめです。
それぞれ説明していきます。

カバー工法(重ね張り)

「カバー工法(重ね張り)」は既存の外壁はそのまま、新しく外壁材を重ね張りする方法です。
外壁が重くなるため、カバー工法で使う新しい素材には原則として金属系サイディングを利用します。

工事費は張り替えより安く、30坪で約110〜250万円ほどです。
もちろん工事の規模や外壁材のタイプによっても料金は異なりますが、既存外壁材の処分費用がかからないため、安価で施工が可能です。

また、ガルバリウム鋼板で心配されがちな遮音性と断熱性に関しても既存の外壁があるため、心配せずに済むでしょう。

ガルバリウム鋼板の重ね張りについては下記の記事で詳しく解説しています。
ガルバリウム鋼板の外壁重ね張りの費用相場とメリットを解説

張り替え

「張り替え」とは言葉の通り、今ある外壁を撤去し新しく外壁を取り付ける方法です。
既存の外壁材が著しく劣化している場合や、雨漏りによる腐食がみられるような場合は外壁張替工事がおすすめです。
今ある外壁材を撤去し、ガルバリウム鋼板に張り替える場合の費用は約140〜270万円です。
施工価格の相場は、施工面積や既存の外壁材の種類、新しく使うガルバリウム鋼板のグレードなどによって変動します。

どちらの方法を利用するにしても、リフォーム業者に見積もりを依頼し、内容と料金を確認しておきましょう。

ガルバリウム鋼板のおすすめ色とデザイン

ガルバリウム鋼板の色とデザイン

ガルバリウム鋼板の外壁をする際に悩むのが色やデザインです。
好きな色を選ぶのも良いですが、希望する住宅の印象に合わせて色を選ぶのが一般的におすすめです。

【要望別】ガルバリウム鋼板の色と製品
要望 おすすめの色・デザイン 製品例
おしゃれモダンな家にしたい 黒、ダークグレー、シルバー、ストライプ 旭トステム「スパンサイディングS」
暖かみのある家にしたい ベージュ、白、レンガ柄 ニチハ株式会社「ソフィアルブリックSPココア」
高級感のある家にしたい 黒、茶、木目調 日新製鋼建材「木目グラジェットGⅡ」
シックな家にしたい 黒、白、モスグリーン、ネイビー、凹凸 ニチハ株式会社「カーレンリーフ プレミアム」

要望によって、おすすめな色やデザインの例は異なります。
また、ひとつの色やデザインだけでなく、異種素材や二色を使った組み合わせなどで外壁の表情は大きく変わります。
実際の色見本を見たほうがイメージしやすいため、施工業者と相談しながら選んでいきましょう。

外壁の色については下記の記事も参考にしてください。

外壁塗装で失敗しない色の選び方は?おしゃれな人気色や組み合わせ事例とあわせて紹介
外壁リフォームをおしゃれに!色の選び方から塗装のコツまで紹介

ガルバリウム鋼板のおすすめ種類とメーカー

ガルバリウム鋼板だけでなく、外壁には多額のお金がかかるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶのが大切です。
怪しい訪問販売の外壁材を選んでしまうと、費用を無駄にするだけでなく大事な家が傷んでしまう原因にもなりかねません。

そのため、以下のようなガルバリウム鋼板を手がける代表メーカーの製品がおすすめです。

  • アイジー工業
  • ニチハ株式会社
  • ケイミュー
  • 日鉄鋼板
  • 旭トステム外装

断熱性や通気性に配慮された、ガルバリウムのデメリットを避けるための工夫が施されている製品が多くそろっています。
また、代表的なメーカーはデザイン性の高い製品を多数取り扱っているので、希望する家のイメージにあったガルバリウム鋼板を見つけやすいでしょう。

まとめ

それでは「ガルバリウム鋼板の外壁」についてポイントをおさらいしましょう。

  • ガルバリウム鋼板とは金属性サイディングのなかで一番の耐久性がある外壁材のこと
  • ガルバリウム鋼板のメリットは金属材のなかでは錆びにくく、軽量、防水性が高いこと
  • ガルバリウム鋼板のデメリットは傷がつきやすく、断熱性は断熱材頼りなこと
  • ガルバリウム鋼板が向いているのは「金属系の見た目が好みな場合」や「寒冷地」
  • ガルバリウム鋼板の価格相場は4,000~6,000円
  • ガルバリウム鋼板の耐用年数は20~30年
  • ガルバリウム鋼板でも定期的なメンテナンスは必要
  • ガルバリウム鋼板を選ぶときは代表的なメーカー製品がおすすめ

ガルバリウム鋼板は耐久性や防水性が高いことから人気が高い外壁材のひとつです。
また、軽いので上から重ねるカバー工法が可能でリフォームにはぴったりの外壁材といえます。

ガルバリウム鋼板を選ばれる方の多くは、高い耐久性だけなく、その見た目を気に入ったからと言います。
金属系の外壁はおしゃれでシックな見た目、高級感がでやすい素材です。
安っぽく見えてしまわないためにも、どのメーカー品を採用すべきかなど、少しでも迷うことがある場合は、気軽に外壁リフォームの知識がある業者に相談してみましょう。

どの外壁材にもメリットやデメリットはあります。
お住まいの耐久性や印象を左右する外壁材だからこそ、ぜひ納得のできるものを選んでいきましょう。

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