外壁塗装

フッ素塗料の特徴と価格相場 | メリット・デメリットも解説

フッ素塗料の特徴と価格相場 | メリット・デメリットも解説

フッ素塗料は外壁や屋根に使われる塗料のなかで、耐久性が高く、質のよいハイグレードな塗料です。
耐久性が高いので住宅だけでなく、塗り替えがしにくいタワーなどの建造物にも使われています。

住宅用の塗料としては「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」とありますが、フッ素塗料はこのなかで一番上のグレードになります。
家庭用としてはまだ一般的ではありませんが「いい塗料を使いたい」「塗り替える頻度を減らしたい」といった人々に選ばれています。

この記事では、「フッ素塗料」を検討している方に向けて、フッ素塗料の特徴や費用などをお伝えします。
メリット・デメリットだけでなく、どんな家なら向いているのか、どこを塗るのに適しているのか、おすすめのメーカーまで説明するので、是非最後まで確認しましょう。

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フッ素塗料の特徴

フッ素塗料とは、塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことです。
外壁塗装でもっとも使われている「シリコン塗料」や「ウレタン塗料」と比べると高価ですが、耐久性が高く性能が優れている特徴があります。

フッ素塗料の具体的な特徴は以下の5つです。

フッ素塗料の特徴

  • 高い耐久性・耐候性
  • 耐熱性
  • 親水性(低汚染性、耐汚染性)
  • 防カビ性、防藻性
  • 耐摩耗性が高い

ひとつずつ説明していきます。

1.高い耐久性・耐候性

フッ素塗料の一番の特徴が、耐久性・耐候性の高さです。
塗料がしっかりと密着するため時間が経っても塗装の強度が落ちにくく、雨風や紫外線に晒されても家を守ります。

フッ素塗料の耐用年数は15年~20年です。
現在一般的に多く使われるシリコン塗料の耐用年数は8年~15年なので、フッ素塗料の場合、シリコン塗料の1.5倍長く家の外壁を保つことができます。

また、フッ素塗料は経年劣化しても他の塗料より強度が落ちにくく、紫外線による色あせや雨風のダメージも受けにくい特徴があります。

2.耐熱性

フッ素塗料は他の塗料より、太陽光や紫外線に強いという特徴があります。
他のウレタン塗料やシリコン塗料のなかには遮熱・断熱性能のある塗料もありますが、同じ遮熱・断熱性の塗料でも、フッ素塗料が一番耐熱性・耐久性に優れます。

耐久性・耐候性と合わせて、耐久性が高い点がフッ素塗料の魅力的なところです。

3.親水性(低汚染性、耐汚染性)

フッ素塗料は「親水性」が高いという特徴があります。
親水性とは、水に濡れやすく密着しやすい性質のことです。

親水性があると、外壁についた汚れと塗料の塗膜の間に雨水が入りこみ、汚れを洗い流してくれます。
そのため親水性が高いフッ素塗料を塗った外壁では鳥のふんや空気中のチリ・汚染物質も雨水で洗い流され、美観を長く保つことができます。

4.防カビ性、防藻性が高い

フッ素塗料の塗膜には防カビ性、防藻性があります。
そのため、太陽光があまりあたらない壁や湿気がこもりやすい場所でも、藻やカビの発生を抑えることができます。

フッ素塗料の場合、他の塗料に比べ藻やカビに悩まされる心配も少なくなります。

5.耐摩耗性が高い(高光沢性)

フッ素塗料は耐摩耗性が高く、家の光沢を長く保持することができます。
シリコン塗料など他の塗料に比べ光沢が長く保持できるので、塗りたての美しいツヤを長期間保つことができます。

フッ素塗料のメリット

フッ素塗料の特徴で説明したとおり、フッ素塗料のメリットは以下です。

フッ素塗料のメリット

  • 他の塗料に比べ圧倒的に耐久性が高い
  • 耐候性が高く、風雨にさらされても劣化しにくい
  • 汚れに強く、雨と一緒に汚れを落とす
  • 紫外線に強く、色あせしにくい
  • 藻やカビなどが生えにくく美観を保ちやすい
  • 耐熱性、耐寒性が高い
  • 塗りたての光沢が長期間長持ちする

フッ素塗料は耐用年数が長くメンテナンスコストが削減できるので、長期的な目で見たときに塗り替えの回数も少なくお得な塗料です。
フッ素塗料の耐用年数と費用に関してはフッ素塗料の価格・耐用年数【他の塗料と比較】の章で解説します。

フッ素塗料のデメリット

フッ素塗料のデメリット

フッ素塗料のデメリットは以下です。

フッ素塗料のデメリット

  • 塗料の価格が高い
  • ツヤありの塗料が多く、艶消しは少ない
  • 塗膜が硬く、劣化するとひびが入りやすい
  • 一度フッ素塗料を塗ると他の塗料での塗り替えが難しい
  • 劣化すると雨で黒い筋がつくこともある

ひとつずつ説明していきます。

塗料の価格が高い

フッ素塗料のデメリットは単価相場が3,600円~4,700円/㎡価格が高いことです。
塗料は「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「ラジカル」「フッ素」の順にグレードが高くなり、フッ素塗料はこのなかで最も高級な塗料です。

一般的に使われるシリコン塗料の価格相場は2,300円~3,300円/㎡なので、フッ素塗料の場合1.5倍程度の費用がかかります。

フッ素塗料は高い耐久性があるため、長い目で見たときにかかる費用は抑えられますが、短期的なコストが高額になるのがデメリットです。

ツヤありの塗料が多く、艶消しは少ない

一般的なフッ素塗料は塗膜の親水性によって汚れを落とすセルフクリーニング機能を発揮する塗料のため、塗装するとツヤがある光沢性の高い仕上がりになります。
そのため、まずはサンプルで光沢を確認するのがおすすめです。

マットな質感を求める場合は水性のフッ素塗料を使うことで艶消し仕上げにすることができますが、数はまだ少ないです。
取り扱っていない業者もあるので、フッ素塗料で艶消しの仕上がりを希望する場合は見積もりの際に業者に確認しておきましょう。

フッ素塗料は耐久性が高い塗料ですが、融通が利かないケースもあります。
特徴を理解した上で塗料を選ぶようにしましょう。

塗膜が硬く、劣化するとひびが入りやすい

フッ素塗料は塗膜が硬く、ひび割れに弱いというデメリットがあります。
壁の表面が硬くなるため、地震の揺れや外壁の収縮によってひび割れが発生することもあります。

ただし、フッ素塗料は他の塗料に比べて特別ひび割れしやすいというわけではありません。
収縮効果のあるモルタルの外壁には弾性のフッ素塗料を塗るなどの対策もあるので、フッ素塗料を扱う業者に相談するのがおすすめです。

一度フッ素塗料を塗ると他の塗料での塗り替えが難しい

フッ素塗料は非粘着性のため、他の塗料が使えなくなると言われるケースが多くあります。
しかし、最近ではフッ素塗料に対しても優れた密着性を持つ下塗り塗料もあるため、フッ素のうえでもシリコンやウレタンを塗ることはできます。

ただし、フッ素塗料をあまり扱わない業者の場合「塗り替えのときもフッ素塗料しか選べない」と言われてしまうため、業者選びが大切になります。
塗り替えの際もフッ素塗料の施工実績がある業者に依頼しましょう。

フッ素塗料の価格・耐用年数【他の塗料と比較】

フッ素塗料の価格・耐用年数【他の塗料と比較】
塗料の価格相場と耐用年数
塗料の種類 平米単価 耐用年数
アクリル塗料 1,000円~1,500円/㎡ 4年~7年
ウレタン塗料 1,700円~2,200円/㎡ 6年~10年
シリコン塗料 2,300円~3,300円/㎡ 8年~15年
ラジカル塗料 2,700円~3,600円/㎡ 12年~15年
フッ素塗料 3,600円~4,700円/㎡ 15年~20年

フッ素塗料の価格相場

フッ素塗料の価格は、1㎡あたり3,600円~4,700円が相場です。
一般的な戸建て住宅30坪に施工した場合100万円以上かかり、一般的に使われるシリコン塗料の1.5倍程度になります。
ただし耐用年数が15年~20年と長く塗り替えの頻度が少なくて済むため、長く住み続ける住宅であればトータルコストを抑えることができます。

フッ素塗料の耐用年数

フッ素塗料は耐久性に優れており、耐用年数は15年~20年です。
価格が一番安いアクリル塗料は一昔前までは使用されていたものの耐用年数が5年~8年ほどと短いため、現在屋根・外壁塗装にはほぼ使われていません。
コストパフォーマンスを考え、塗料を選ぶ際は価格の安さだけでなく耐用年数も確認して選ぶのが大切です。

フッ素塗料のおすすめ大手メーカー

フッ素塗料は現在、日本の三大塗料メーカーとして知られている日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研、それぞれから発売されています。

日本ペイントのフッ素塗料
製品名 価格 用途
ファイン4Fセラミック 3,600円~/㎡ 主に外壁
サーモアイ4F 4,610円/㎡ 主に屋根
ファイン4Fベスト 4,340円/㎡ 主に屋根
関西ペイントのフッ素塗料
製品名 価格 用途
セラMフッ素 3,450円~/㎡ 主に外壁
アレスアクアフッソⅡ上塗 3,400円~/㎡ 主に外壁
スーパーフッソルーフペイント 3,300円~/㎡ 主に屋根
エスケー化研のフッ素塗料
製品名 価格 用途
クリーンマイルドフッソ 2,800円/㎡ 主に外壁
スーパーセラタイトF 2,900円/㎡ 主に外壁
クールタイトF 4,350円/㎡ 主に屋根

フッ素塗料はなるべく大手のメーカーのものを使用しましょう。
とくに訪問販売などで「自社で開発したフッ素塗料」を勧められた場合は、きちんと口コミや評判を確認するのが大切です。

フッ素塗料は価格の高い塗料なので、失敗しないように注意しましょう。

フッ素塗料がおすすめな場合

フッ素塗料がとくにおすすめのケースは以下の3つです。

  • 初期費用が高くなってもトータルコストを節約したい場合
  • 耐久年数や艶の長持ちを重視している場合
  • 広い住宅に住んでいる場合

それぞれ説明していきます。

初期費用が高くなってもトータルコストを節約したい場合

フッ素塗料は初期費用が高くなってもトータルコストを節約したい場合におすすめです。
1回ごとにかかる費用は高額ですが、耐久性が高いため塗り替えの頻度が他の塗料に比べると少なくなるからです。

長期的に見ればほとんどの家でコストを削減できるので、長く住まれる方におすすめです。

耐久年数や艶の長持ちを重視している場合

フッ素塗料は耐久年数や艶の長持ちを重視している場合におすすめです。
フッ素塗料は耐久年数が長く、美観を長期間保ちます。

また、フッ素塗料は光沢感のある仕上がりが特徴なので、艶を保つことができます。
ただし住宅の環境によっては「安っぽく見える」場合もあるので、サンプルを確認しておくのが大切です。

住宅用塗料のなかでも最高グレードの塗料なので、初期費用の安さより質を重視する方におすすめです。

広い住宅に住んでいる場合

フッ素塗料は広い住宅に住んでいる場合にもおすすめです。
家が大きいと、メンテナンスやリフォームの工事費用も高額になります。

そのため、フッ素塗料のように美観を長く保つことができる塗料を使うことで、トータルでかかるコストを大きく削減することができます。
面積が広くなるほどトータルコストをお得に抑えることができるので、広い家に住んでいる方におすすめの塗料です。

フッ素塗料は「屋根」や「付帯部分」の塗装にオススメ

フッ素塗料がおすすめな場所の写真

フッ素塗料は外壁のなかでも「屋根」や軒天・雨樋・破風板といった「付帯部分」の塗装におすすめです。
屋根や付帯部分は雨風にさらされ劣化しやすい場所なので、耐久性の高いフッ素塗料を使用することで美観を長く保つことができるからです。

フッ素塗料は高価なので、住宅全体に使用すると予算をオーバーしてしまう場合もあります。
その場合は「面積が狭く、劣化がしやすい部分」である屋根や付帯部分の塗装に限定してフッ素塗料を使用しましょう。

まとめ

それでは「フッ素塗料」についてポイントをおさらいしましょう。

この記事のまとめ

  • フッ素塗料とは、塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のこと
  • フッ素塗料の耐用年数は15年~20年と一般的な住宅の塗料のなかで耐久性が一番高い
  • フッ素塗料の価格相場は3,600円~4,700円/㎡と他の塗料より高い
  • フッ素塗料は初期費用が高いが、メンテナンス回数やトータルコストを減らしたい方におすすめ
  • 予算を超えてしまう場合は面積が狭く劣化しやすい「屋根」や「付帯部分」での塗装に使うのがおすすめ
  • フッ素塗料はシリコン塗料に比べるとまだ一般的ではないので、施工実績のある業者に依頼する

フッ素塗料は住宅用の塗料である「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」のなかで一番上のグレードになります。
耐久性が高いなど高機能でおすすめの塗料ですが、価格も一番高いので、フッ素塗料を検討する際は予算を元に考えるのが大切です。

予算をオーバーするときは塗装面積が狭く劣化しやすい「屋根」や「付帯部分」に限定して塗装を行うことも検討しましょう。

フッ素塗料のデメリットは年々少なくなってきていますが、主流であるシリコン塗料に比べるとまだ一般的ではありません。
少しでも「フッ素塗料」に不安が残るかたは、フッ素塗料での施工実績がある業者に一度相談してみることをオススメします。

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