外壁塗装

雨樋に塗装は必要?塗料の種類や塗り替え手順も紹介

雨樋に塗装は必要?塗料の種類や塗り替え手順も紹介

雨樋は、普段は気にすることが少ないパーツですが、建物を雨から守り、劣化を防ぐ役割を持っています。
ほとんどの家ではプラスチック製の雨樋を使用していますが、寒冷地などでは金属の雨樋を使用していることも多いです。

今回は、雨樋塗装の必要性のほか、塗装の手順や、塗装にかかる費用などについて、詳しく紹介していきます。

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雨樋とは

雨樋の例

「雨樋」とは、屋根の端や壁に沿って取り付けられているパイプのような部品のことです。
建物が雨で濡れないよう、屋根から流れてきた雨水を受け止めて地面に流すという役割を持っています。
雨樋がないと、屋根から流れた雨が建物に直接当たり、外壁などが汚れたり劣化しやすくなったりするデメリットがあります。

一般家庭の雨どいによく使用されているのは「塩ビ」と呼ばれる素材ですが、他にも金属製の雨どいが使用されることもあります。

雨樋によく使用される材料

塩ビはコストパフォーマンスがよいため、一般家庭でよく選ばれます。
金属の雨樋は費用が高くなることがあるため、こだわりがある人の家や、一般家庭以外の建物で使用されることがあります。

塩ビ
「塩化ビニール」とも呼ばれる素材で、プラスチックの一種。劣化しにくく、燃えにくい特徴がある
ガルバリウム鋼板
外壁や屋根にも使用される素材。錆びにくいので、金属の中では一番雨どいに使用されている
アルミニウム・ステンレス
台所用品などに多く使用されている金属で、錆びにくい。雨どいの繋ぎ目がわかりにくいのが特徴
古い家や神社・お寺などによく使用されている。耐久性は高いが、酸性雨に弱いため穴が空くこともある

雨樋と竪樋・軒樋の違い

「雨樋」とはパイプ状の部品の総称で、「竪樋」「軒樋」とは、雨樋の場所別の名称です。
他にも、雨樋のパーツには個別の名称があるので、専門業者に塗り替えを依頼するときは覚えておくと便利です。

雨樋の各部位の説明
名称 説明
軒樋 屋根のすぐ下(軒)に、地面と平行についている雨樋。屋根から流れてきた雨水などを受け止める役割がある。
竪樋(縦どい) 軒樋から、地面に向かって垂直についている雨樋。筒状になっていて、軒樋の水を外壁に触れさせることなく地面まで流す役割がある。
集水器 軒樋と竪樋が交わる部分にあるお皿のようなパーツ。軒樋の水を集めて、竪樋に流す役割がある。
エルボ 竪樋の方向を変えるための、曲がった形のパーツ。
でんでん(つかみ金具) 竪樋を外壁に接続する部品。錆びやすいので、定期的に交換が必要。

雨樋の塗装は必要なのか?

雨樋は、見た目が綺麗に見えるのであれば、塗装は必要ありません。

一般的な雨樋に使用されている塩ビ(塩化ビニール)は丈夫な素材のため、耐久性を上げるための塗装は必要ないからです。
金属製の雨樋も、錆に強い素材が使用されることがほとんどのため、素材を長持ちさせるための塗装は必要ありません。

雨樋を塗装するのは、外観を良くするためです。
家をおしゃれにするため雨樋に色を塗りたい場合や、前に塗った塗装が劣化して見栄えが悪くなった場合に、塗装を行います。

見た目だけではなく、形状が変化したり、パーツが外れたりといった劣化がみられる場合は、塗装ではなく「交換」をしなければいけません。
雨樋の交換は、部分交換なら1~3万円、全交換であれば15~50万円で、業者に依頼することができます。

劣化の具体例
雨樋の劣化の具体例
  • 軒樋が変形していて水が漏れている
  • 経年劣化で割れている(塩ビの雨樋の場合)
  • 錆びて穴があいている(金属製の雨樋の場合)
  • 軒・外壁から雨樋が外れて不安定になっている
  • 内部の詰まりを解消できない

劣化している雨樋が一部だけの場合、部分交換で済むこともあるので、早めに専門業者に相談するのがおすすめです。

雨樋に塗装する塗料の種類

雨樋の塗装には、外壁や屋根にもよく使用される、シリコンもしくはフッ素に分類される塗料がおすすめです。
外壁や屋根と耐用年数を揃えることで、将来の再塗装のタイミングを合わせて、同時に施工することができます。
同時に施工をすることで、費用の節約になるほか、家の外観に統一感を持たせることが可能です。

塗料の種類 耐用年数 特徴
シリコン 8~15年 コスパが良く、外壁塗装などにも人気の塗料。カラーバリエーションが豊富。
フッ素 8~15年 シリコンよりも耐久性が高い塗料が多い。汚れが雨などで流れやすいので、美観を長く維持できる。

シリコンやフッ素というのは、塗料の種類の一種です。
そのため、同じシリコン塗料・フッ素塗料の中でも、メーカーや製品によって耐用年数や特徴、色の種類などは異なります。

代表的な塗料の例
製品名 塗料の種類 耐用年数 特徴
クリーンマイルドシリコン(エスケー化研) シリコン 12~15年 金属系の雨樋にも使用可能。塗料特融のシンナー臭が少ないので、施工後も快適。
水性セラミシリコン(エスケー化研) シリコン 12~15年 ホコリなどの付着・カビや藻の繁殖を防ぐ、耐久性の高い塗料。様々な素材に塗装可能。
ファイン4Fベスト(日本ペイント) フッ素 12~16年 屋根塗装によく使用される塗料で、24色と豊富なカラーバリエーションがある。
クリーンマイルドフッソ(エスケー化研) フッ素 15~20年 耐用年数が長い。密着性が高いため、塗り替えの際にも使用できる。

ちなみに、ホームセンターなどに売っているペンキはアクリルに分類される塗料がほとんどで、耐用年数が低く、塗り直しの頻度が増えるためあまりおすすめできません。

雨樋塗装の手順

雨樋塗装の手順は、業者に依頼した場合でも、DIYで行う場合でも、ほとんど同じです。

1.下地処理(ケレン)を行う
雨樋にヤスリをかけます。表面に細かな凹凸をつけることで、塗料が材料にしっかりと密着するようになります。金属の雨樋で表面に錆びがある場合は、落ちるまでヤスリをかけます。
2.下塗りを行う
金属の雨樋の場合、錆止めなどの下塗りを行う場合があります。
3.上塗りを2~3回行う
外壁や屋根と同じ耐用年数の塗料を塗ります。塗りムラや塗料の劣化を防ぐため、2回に分けて塗っていきます。ただし、劣化した塗料によって雨樋が詰まってしまうことを防ぐため、雨樋の内側には塗装をしません。

雨樋の塗装は、作業自体が単純に見えることもあり、自分で塗装をしようとする人もいますが、怪我の危険があるためおすすめできません。
厚生労働省の調べでは、脚立を使用した作業での落下事故によって、脚や腕だけでなく、頭・首などの骨折事例も報告されているのです。

また、DIYで塗装を行う場合、下地処理や塗装の技術が低いため、塗装に失敗してしまうことも多いです。
せっかく綺麗にするために塗装を行っても、失敗してしまっては元も子もありません。

そのため、雨樋塗装をする際は、DIYではなく専門業者に依頼するのがおすすめです。

続いては、専門業者に依頼する場合の費用について紹介します。

雨樋塗装にかかる費用相場

雨樋の塗装にかかる費用の相場は、1mあたり1,500円~6,000円です。
雨樋のみを塗装する場合は4,400円~6,300円、外壁や屋根とセットで塗装する場合は1,400円~2,300円が相場です。

単価 50mの場合
雨どいのみ塗装する場合 4,400~6,300円 22~32万円
外壁・屋根とセットで塗装する場合 1,400~2,300円 7~12万円

※作業費用・足場費用(雨樋のみ塗装する場合)含む

雨樋の塗装には、15~20万円ほどの、足場の設置が必要です。
外壁や屋根とセットで塗装する場合、メインとなる外壁・屋根の塗装で使用した足場をそのまま使えるため、足場費用がかからず、15~20万円ほど節約することができます。
また業者によっては、「付帯工事」という名目で、サッシや雨戸等とまとめて安く施工してくれることもあるので、雨樋の塗装は屋根・外壁とセットで行うのがおすすめです。

雨樋塗装用の塗料の単価

雨どい塗装に使用する塗料の単価は、1,300~2,300円が相場です。
50mの雨樋を塗装する場合の費用は、7~12万円程度になります。

塗料の種類 m単価 50mの場合
シリコン 1,300~1,800円 7~9万円
フッ素 1,800~2,300円 9~12万円

シリコンはフッ素に比べて耐用年数が低いため、安価で施工してもらうことができます。
フッ素はシリコンよりも高額ですが、屋根や外壁の塗料にフッ素を使用する場合、雨樋もフッ素塗料を選ぶのが無難です。

また、単価は製品やメーカーによっても異なるので、同じシリコン系・フッ素系の中でも、より自分に合った塗料を選ぶことが大切です。

代表的な塗料の単価
製品名 m単価 50mの場合
クリーンマイルドシリコン(エスケー化研) 2,200円 11万円
水性セラミシリコン(エスケー化研) 1,900円 10万円
ファイン4Fベスト(日本ペイント) 1,800~2,500円 9~13万円
クリーンマイルドフッソ(エスケー化研) 2,800円 14万円

雨樋塗装の色選び

雨どいに塗装をする場合は、壁か屋根、もしくは窓サッシと同じ色にするのがおすすめです。

壁と同じ色の雨樋の例
壁と同じ色の雨樋の例1 壁と同じ色の雨樋の例2

白でも暗い色でも目立ちすぎる外壁の家や、サッシと屋根の色が似ていて、どちらも使いたくない場合におすすめです。

屋根と同じ色の雨樋の例
屋根と同じ色の雨樋の例1 屋根と同じ色の雨樋の例2

屋根は焦げ茶や黒、ネイビーなど暗い色が多いので、雨樋が壁のアクセントになって、かっこいいイメージになります。
和風の家の場合は、屋根と同じ色の雨樋を使用することが多いです。

サッシと同じ色の雨樋の例
サッシと同じ色の雨樋の例1 サッシと同じ色の雨樋の例2

サッシと雨樋の色を揃える場合、どちらも白を選択することが多いです。
爽やかなイメージで、欧米風やナチュラル系の家におすすめです。

まとめ

雨樋は、塗装をしてもしなくても、耐久性に大きな違いはありません。
そのため、見た目が気になる場合以外は、塗り直しをする必要はないといえます。
一方、雨樋のゆがみや割れ、外れなどがある場合には、塗装ではなく「交換」をしましょう。

雨樋の塗装は、下地処理をしてから、下塗り、上塗り(2回)を行います。
業者がやる場合でもDIYでやる場合でも、手順は大きく変わりません。
ただし、DIYは怪我や失敗のリスクがあるため、業者に依頼するのがおすすめです。

塗装を業者に依頼する場合、費用は1mあたり1,500円~6,000円が相場です。
外壁や屋根の塗装と同時に行う場合は1,400円~2,300円が相場ですが、業者がおまけしてくれればもっと安くなることもあります。
雨樋の塗装のみを依頼する場合、足場費用が15~20万円ほどプラスでかかるので、4,400円~6,300円ほどが相場になります。
そのため、雨樋の塗装をする場合は、外壁や屋根と同時に行うのがおすすめです。

雨樋の色は、壁もしくは屋根と同じ色にすると、統一感が出るのでおすすめです。
窓サッシなど他の付帯部分と同じ色にすると、家のアクセントカラーにもなるので、オシャレな雰囲気を出すことができます。

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