外壁塗装

アルミサッシの塗装はDIYできる?剥がれにくい塗料の種類と塗装の手順

アルミサッシの塗装はDIYできる?剥がれにくい塗料の種類と塗装の手順

錆びや傷で見た目が悪くなったアルミサッシは、DIYでも塗装することが可能です。

ただし、木材などに塗装する場合と違って、正しい準備や塗料選びをしないと、すぐに塗料が剥がれてきてしまいます。

ここでは、アルミサッシの塗装を少しでも長持ちさせるために、おすすめの塗料や塗装の手順について紹介していきます。

ちなみに、サッシの断熱をするために塗装を検討している場合は、塗装はおすすめできません。
断熱塗料は高価なうえ、素人には塗装が難しく、万が一失敗した際には再塗装も困難だからです。
窓の断熱をしたい人は、「https://findpro.jp/glass/thermal-insulation」で紹介している方法を参考にしてください。

アルミサッシの塗装をするタイミング

アルミサッシは、劣化を予防するための定期的な塗装メンテナンスは必要ありません。
そのため、着色して見た目を変えたいときか、表面の劣化を補修するときに、塗装を行います。

アルミサッシの劣化は、傷や錆がほとんどです。

錆ができたアルミサッシのイメージ画像

■塗装を検討するべき劣化の例

  • 色褪せ
  • 錆び
  • 白い斑点(酸化アルミニウム)
  • 塗装の剥がれ

アルミサッシは金属なので、海沿いや工業地帯の家では劣化の進行が速く、数年で錆びなどの症状が出ることもあります。

また、30年以上使用しているアルミサッシは、見た目に問題がなくとも、素材が弱っている可能性があるため、塗装ではなく交換をおすすめします。

アルミサッシの塗装は剥がれやすい

アルミサッシを自分で塗装すると、1年程度で剥がれてきてしまうことがあります。
アルミサッシの原料であるアルミニウムが「非鉄金属」といって、塗料が密着しにくい素材だからです。

塗料が剥がれた金属のイメージ画像

塗料が剥がれた金属

どうしても自分でアルミサッシの塗装を行いたい場合は、少しでも長持ちさせるために、素材に合った塗料やプライマー(下塗り剤)を使用しましょう。

ここからは、アルミサッシ塗装におすすめの塗料について紹介していきます。

アルミサッシを塗装する塗料の種類

アルミサッシを塗装するためには、「非鉄金属用」もしくは「アルミ用」という表記のある、塗料とプライマー(下塗り剤)の2種類が必要です。
プライマーも塗料も、片方だけで塗装をすると、すぐに剥がれてきてしまうので、必ず両方を使用します。

  • プライマー…塗料と素材をくっつきやすくするための下塗り剤。透明タイプが多い
  • 塗料…プライマーの上から塗装して、素材をコーティングする。色付きが多い

おすすめのプライマー

ミッチャクロンマルチ1,190円
ミッチャクロンマルチ1,190円
アルミなど非鉄金属の下塗り剤。素材を研磨することなく手軽に塗装が可能。上塗り塗料はアクリルラッカー塗料やウレタン塗料がおすすめ。
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おすすめ塗料

アルミカラースプレー1,190円
アルミカラースプレー1,190円
アルミ専用の塗料。スプレータイプでムラなく塗りやすい。白・黒・マット黒・茶色・アイボリーの他、6色のメタリックカラーがある。
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アルミサッシの塗装をDIYで行う手順

アルミサッシを塗り替えするときは、塗料を塗る前に正しい下準備を行うことで、剥がれやすい塗装を少しでも長持ちさせることができます。

■アルミサッシの塗装の手順

  1. 養生する
  2. 下地の処理をする
  3. 下塗り剤(プライマー)を塗る
  4. 塗料を塗る(2~3回)

ここからは、それぞれの工程について詳しく説明していきます。

① 養生する

サッシ以外に塗料やプライマーがついたら困る場所を養生テープやビニールなどで保護します。

■養生する箇所

  • 窓ガラス
  • 鍵など(着色しない場合)
  • レール部分(着色しない場合)

窓際にカーテンや家具などがある場合は、汚れ防止と作業場所の確保のため、このタイミングで移動させておきましょう。

マスカー 布テープ付き 109円
マスカー 布テープ付き 109円
ビニールシート付の養生テープ。テープ部分を貼ってビニールを広げると、簡単に広範囲を保護することができる。
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② 下地の処理をする

研磨することで、表面に細かい傷をつけて、塗料の密着度を上げることができます。
表面に錆や前に塗装した塗料が残っている場合は、ヤスリで削るか塗料剥がしを使って除去してから、表面をヤスリがけしましょう。

  1. 錆や塗料が残ている場合は、200~300番台のヤスリで削るか、塗料剥がしで落とす
  2. 硬く絞った雑巾で、表面の汚れや削りカスを綺麗に落とす
  3. 120~200番台のヤスリで、アルミサッシの表面を削る。

アルミサッシを削るときは、上下左右に力を入れず、表面をなでて軽く傷がつく程度に削ると、仕上がりがデコボコになりにくいです。

紙ヤスリセット209円
紙ヤスリセット209円
60番、120番、240番と、目の粗さが違うヤスリが3枚ずつ入ったセット。錆落としには目が粗い120番のヤスリ、表面の研磨には少し目が細かい240番のヤスリ、など使い分けることが可能。
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塗料はがし液 519円
塗料はがし液 519円
塩素系溶剤を含まないので、剥がした塗料を水で洗い流すことが可能。ゴムやプラスチックにつくと溶ける危険がある。
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タイトル:塗料はがし液 519円
本文:塩素系溶剤を含まないので、剥がした塗料を水で洗い流すことが可能。ゴムやプラスチックにつくと溶ける危険がある。

③ 下塗り剤(プライマー)を塗る

下処理したアルミサッシを、からぶきの雑巾でしっかり拭いたら、プライマーを塗装します。
プライマーの多くはシンナーを使用した油性塗料で臭いがきついため、換気をしながら作業をしましょう。

  1. 硬く絞った雑巾か乾拭きの雑巾でサッシを拭き、表面の削りカスなどを落とす
  2. プライマーを薄く均一になるように塗る(2度塗りしない)
  3. 製品に記載してある乾燥時間(15~1時間程度)を取り、目立たない場所を触って表面が乾燥したことを確認する

プライマーがついていない部分は塗料が剥がれやすくなってしまうため、ムラなく塗装しましょう。
また、厚塗りになると表面がきれいに仕上がらなくなるので、できるだけ薄く塗装します。

■薄く均一にプライマーを塗る方法

刷毛の場合 
刷毛先1~3cm程度にプライマーをつけ、1方向に伸ばすように塗る。刷毛についた余分なプライマーは容器の端などでしっかり落とす
スプレーの場合
2~30cm離した場所から、缶を移動させながら吹き付ける。同じ場所に続けて吹き付けないよう注意する
プライマー目地 259円
プライマー目地 259円
プライマーの塗装に適した毛を使用。幅が細めでサッシの隅など細かい部分にも塗装しやすい。
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④ 塗料を塗る(2~3回)

プライマーがしっかり乾いたら、塗料を塗っていきます。
塗料は1度だけではムラになりやすいので、2~3回重ねて塗装しましょう。
塗料を重ねた方がはっきり発色する傾向があるので、2度目以降は好みに合わせて重ねます。

  1. 薄く均一になるよう、塗料を塗る
  2. 塗料を乾燥させる。乾燥時間は製品によって20分~6時間と大きく異なるので、本体に記載の時間が経過したら目立たない場所を触って乾燥したことを確認する。
  3. 塗った塗料が乾いたら、重ねて塗料を塗っていく。

液体タイプの塗料は細めの刷毛で、スプレータイプはそのまま塗っていきます。
プライマーと同じやり方で、ムラにならないよう均一に塗装しましょう。

刷毛 万能タイプ 筋違 86円
刷毛 万能タイプ 筋違 86円
様々な塗料・素材に使用できるので、もし使わなかった場合は、他の個所を塗るときに使用できる。
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ペイント用刷毛 「波」 899円
ペイント用刷毛 「波」 899円
油性塗料の塗装に適した馬毛を使用。より完璧な仕上がりを求める人におすすめ。
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ちなみに、プライマー・塗料用の刷毛は、100円ショップなどでも購入することができます。

塗装を業者に依頼したときの費用相場

「長持ちする塗装がしたい」「自分で塗装するのは難しそう」という人は、外壁塗装やリフォームなどを行っている業者に依頼するのがおすすめです。

業者に依頼する場合は、1か所につき1~6万円の費用がかかります。
DIYに比べて最大5万円高くなりますが、プロが3~10倍長持ちするように塗装してくれるので、少しでも長持ちさせたい人は、業者に依頼するのもおすすめです。

塗装方法 1か所あたりの費用 塗料の耐用年数
DIY 3000~8000円1年未満~5年
業者 1~6万円10~15年

ただし、業者によっては「アルミサッシには塗装できない」と断られることもあるため、塗装してくれる業者を探さなければいけません。

塗装業者の多くは地域密着型の業者なので、自分の家の近くで塗装業者を見つけるのが難しい人もいます。
そんなときは、ファインドプロがおすすめです。
ファインドプロは、全国の厳選された優良業者の中から、お住まいの地域のおすすめ業者を紹介できます。
無料で相談もできるので、ぜひご連絡ください。

まとめ

アルミサッシの塗装は、DIYすることもできますが剥がれやすく、失敗すれば1年未満で剥がれてしまうこともあるため、あまりおすすめできません。

しかし、「長持ちしなくてもいいから少しでも安く塗装がしたい」「自分でやってみたい」という人は、面倒でもしっかり下準備をして塗装をしましょう。

■塗装の手順

  1. 窓や壁・床を養生する
  2. アルミサッシの汚れ・錆を落としてヤスリ掛けする
  3. プライマー(下塗り剤)を塗装する
  4. 塗料を2~3回重ねて塗る

「失敗したくない」「長持ちさせたい」という人は、1~6万円の費用がかかりますが、業者に依頼するという方法もあるので、ぜひ検討してみてください。

ファインドプロは、地域に密着した業者を紹介しています。 被害状況のヒアリングをもとに、外壁塗装や工事などの作業にかかる費用をお電話口にて概算でお知らせ。 工事・施工前の無料見積もりも行っているため、安心して屋根修理業者を選ぶことが可能です。 また、様々な外壁・塗装方法に対応しており、サイディングやモルタル壁に適した補修を行います。 塗装を行うことで、劣化を防ぐだけでなく、防水や耐震の効果もあります。 さらに本サイトでは、外壁塗装の種類や方法などの知識から、悪徳業者に捕まらないポイント、保険適用の手段も紹介しています。 火災保険や補助金を使用して、お得に業者に依頼しましょう。

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