シロアリ駆除

シロアリの卵って駆除できるの?知られざる真相と駆除のコツ

大量に並んだシロアリの卵

シロアリ問題を根本的な面から解消するには「白蟻の卵」の存在を忘れてはなりません。
一般的にシロアリ駆除というと、成虫の白蟻を撃退することを想像しがちです。

しかし、孵化して成長し、働きアリとなるシロアリの卵も駆除しなければ、永久に白蟻問題から解放されることはないでしょう。
卵は巣の中に存在するため、「駆除できないのでは?」と考えている人がほとんどでしょう。

今回は、シロアリの卵の概要や、駆除するためのコツについて解説します。
白蟻の幼虫の駆除方法が知りたい方は以下の記事をご覧ください。
シロアリの幼虫も逃さず駆除!おすすめの方法・商品を紹介!

シロアリの卵は膨大な数が存在する

昆虫の多くは膨大な数の卵を産みます。
これはシロアリも例外ではありません。
巣の大きさや環境によって異なるものの、一つの巣に数千~数万個の卵が存在しています。

また、シロアリは基本的に1年中活動する生物であることから、卵が減少する時期はありません。
常に一定数が巣の中に存在し続け、卵の中で孵化に向けて成長しています。

このシロアリの卵の概要について見ていきましょう。

シロアリの女王アリが毎日産卵する

シロアリの女王アリは、毎日産卵するという驚異的なスタミナが特徴です。
そのうえ1日に数十個から数百個単位で産卵するため、巣の中には常に膨大な数の卵が潜んでいます。

毎日「産卵」と「孵化」が繰り返され、シロアリはどんどん繁殖規模を拡大していくのです。
白蟻の女王アリの寿命はおよそ10年のため、女王アリが死なない限り、10年に渡って、シロアリの卵は増えていきます。

卵を放っておくとシロアリの増殖に

上述した通り、シロアリの女王アリはおよそ10年の期間、毎日産卵をします。
それに伴い、日々、働きアリの数は変化しています。

「卵なら家の被害にならない」と安易に考えがちですが、いずれ成虫となることは間違いありません。
放置してしまうと、シロアリの増殖を加速させてしまい、取り返しのつかない事態に陥ってしまう可能性があります。

卵の時点で建物に被害を与えることはありませんが、今後の被害を考えると「卵」も駆除対象に入れるべきです。

シロアリの卵が孵化するまでの期間

シロアリの卵は25~90日程度で孵化します。
早ければ1か月弱で孵化してしまうので、シロアリはあっという間に増殖してしまうのです。

また、女王アリは毎日数十個から数百個を産卵しているため、先に触れた通り、毎日いずれかの卵が孵化していることとなります。
そのため、シロアリ駆除は早急に行うことが重要です。

シロアリの卵は駆除できるのか?

白蟻の卵は駆除できるのか疑問に思う女性

巣の中で静かに成長を続ける卵。
外からは状況が分かりませんが、巣に守られていることで駆除できないのではないかと考えている方もいるのではないでしょうか。

以下では、卵の駆除の可否と、駆除方法について紹介します。

シロアリの卵の駆除は可能!

結論からいうと、シロアリの卵は駆除が可能です。
卵そのものにダメージを与えるか、巣そのものにダメージを与えることで、卵も打撃を受けます。

また、そもそもシロアリは外部からの刺激に非常に弱い生き物です。
当然卵も外部からの刺激に弱く、駆除自体は決して難しいことではありません。

卵の駆除方法は一般的な駆除方法と変わらない

シロアリの卵の駆除方法は、一般的な白蟻の駆除方法と変わりはありません。
卵を駆除する際、特別な駆除方法は必要ないのです。

巣に餌を運んでいる成虫のシロアリを撃退すれば、同時に卵を駆除できます。
成虫のシロアリが死滅し巣へと餌を運ばなくなれば、その時点で白蟻の卵は生き延びることが難しくなるからです。

卵が孵化し幼虫となったとき、成長するための餌が巣へと運ばれなければ、食べるものがなく死んでしまいます。
もちろん、女王アリも餌がなければ産卵し続けることはできなくなります。
次第に卵の数も減り、結果的に卵を駆除することにつながるのです。

卵の駆除方法は、大きく以下の2種類があります。

  • 薬剤を散布する
  • 毒エサを設置する

それぞれの詳細については次項を確認しましょう。
シロアリの駆除方法については以下にも記載があるので、合わせて参考にしてみてください。
シロアリ駆除の方法は?それぞれのメリット・デメリットをご紹介

シロアリの卵も残らず駆除する方法

白蟻駆除のベイト剤を設置している画像

シロアリの卵も残らず駆除する方法は主に2つが挙げられます。

  • バリア工法(薬剤を散布、塗布する)
  • ベイト工法(毒餌を設置してシロアリに食べさせる)

それぞれ、どのようにして作用するのか解説します。

即効性を求めるならバリア工法

すぐにでもシロアリの卵を駆除したい、という方はバリア工法を用いて駆除しましょう。

バリア工法は、地中からの侵入を防ぐ目的で活用されることが多い方法です。
薬剤を直接シロアリや巣にかけてダメージを与えますので、即効性が期待できます。

薬剤を直接吹きかけられたシロアリはもちろんのこと、巣の中に潜む白蟻や女王アリ、卵も死滅させることが可能です。
数時間で建物内のシロアリを壊滅に追い込めます。

しかし、自分で行う場合は、薬剤を直接吸い込んでしまわないように注意が必要です。
薬剤を吸い込むと、吐き気やめまい、頭痛といった症状に悩まされる可能性があります。
マスクを着用し、十分に換気をしたうえでバリア工法によるシロアリ駆除作業を行いましょう。

じわじわと確実な効果を求めるならベイト工法

即効性を求めないのであれば、安全性の高い「ベイト工法」がおすすめです。

ベイト工法は一言でいうと「毒餌をシロアリに食べさせて駆除する」という方法で、人間にはほとんど害がありません。
使用される毒餌には、昆虫特有の「脱皮」を阻害する成分が含まれていて、シロアリには効果の高いものです。

シロアリは、餌を巣へと持ち帰り、仲間と共に食べる習性があります。
この習性を利用し、設置した毒餌を巣に持ち帰らせることで、巣全体を駆除することができるのです。

餌を運ぶシロアリがいなくなるため、仮に卵が孵化してもその後成長することなく死滅します。
シロアリが発生しそうな場所に設置するだけなので、手軽に行うことができるのが特徴です。

ただ、シロアリの正確な場場所を把握するのは、素人には難しい作業でもあります。
駆除を完璧におこなうためには、駆除業者に依頼することも検討しておきましょう。

バリア工法かベイト工法のどちらで駆除すればいいか悩んでいる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
シロアリ駆除は薬剤散布法・ベイト工法のどっちがいいの?工法を選ぶ基準を解説

シロアリの卵も駆除業者に依頼することも検討しよう

シロアリの卵は自分で駆除することができます。
しかし、万が一失敗してしまうと、シロアリを全滅させることができず、残った白蟻が繁殖してしまう可能性があります。

特に卵はやっかいな存在で、巣の中に潜んでいるため、外からは死んでいるのかどうかが確認できません。
もし卵が無事であった、ないしはシロアリが少数でも生きていたときは、建物の被害をさらに拡大させてしまことにもつながります。

シロアリの卵まで駆除するには、「駆除業者に依頼する」ということも視野に入れましょう。
確実なシロアリ駆除を目指すなら、やはりプロに依頼することが最も安心です。

業者選びに不安がある方は、以下の記事を参考にしてみてください。
シロアリ駆除業者の評判を比較!口コミは鵜呑みにするな?

まとめ

シロアリ駆除は、見える成虫の白蟻だけを駆除すれば良いというものではありません。
巣の中に潜む卵も攻撃対象とし、駆除計画を立てる必要があります。

いずれ孵化し成虫になることを考えると、とても心配です。
将来の被害を抑えるために卵の駆除も徹底しなければなりません。

ぜひ、今回の記事を参考にしてシロアリの卵の特性を知り、効果的な駆除を実践しましょう。
また、状況に応じて「プロ」への依頼も検討することをおすすめします。

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