シロアリ駆除

シロアリ駆除は薬剤散布法・ベイト工法のどっちがいいの?工法を選ぶ基準を解説

シロアリ駆除は薬剤散布法・ベイト工法のどっちがいいの?工法を選ぶ基準を解説

シロアリ駆除の工法についてどれを選ぶべきか、迷っている方は多いことでしょう。
特に、シロアリ駆除初心者の方や、知識がない方は、駆除方法の違いがわからないと考えにくいですよね。

今回はシロアリ駆除法のうち、「薬剤散布法」「ベイト工法」の概要や、選ぶ基準などについて解説します。
現在、シロアリ被害に悩まされている方はぜひ参考にしてください。

シロアリ駆除の方法には大きく2つが存在する

シロアリ駆除の方法は大きく分けて2つあり、「薬剤散布法」と「ベイト工法」というものです。
シロアリ駆除を検討する場合は、建物の状況や駆除したいシロアリの種類などと照らし合わせてから方法を選択しましょう。
それぞれの方法には特徴があり、シロアリへの作用の仕方や駆除効果が得られるまでの期間が異なるからです。
シロアリ駆除における工法の特徴は以下の通りです。

薬剤散布法
薬剤散布法は即効性がある一方で、人体への影響が不安視される
ベイト工法
人体への影響はほとんどないものの、即効性が低い

シロアリ駆除方法の詳細について見ていきましょう。

薬剤散布法

薬剤散布法によるシロアリ駆除

白蟻の駆除方法として、一般的に実践されているのが「薬剤散布法」です。
シロアリに効果的な薬剤を白蟻が住み着く床下や屋根裏、壁の裏に散布し、直接駆除します。
巣に直接かけることもできるため、手っ取り早く巣ごと駆除できるのが特徴です。
また、最近で柱や壁の隙間に薬剤を注入できるタイプの商品も数多く販売されています。

しかし、一方で「人体に悪影響を及ぼす可能性がある」という難点があります。
シロアリ駆除に使用する薬剤に含まれる化学物質は、人間にも効果を発揮するからです。
例えば、ニコチノイドと呼ばれる成分を含む薬剤を直接吸い込んでしまうと、吐き気やめまいなどの症状が現れることがあります。

他の薬剤も同様に、直接薬剤に触れたことによるかぶれ、目に入った際のかゆみなどに悩まされる可能性があるのです。
薬剤を散布する際は、露出の低い服装とマスク、ゴーグルを着用し、薬剤に触れないよう心がけましょう。
また、白蟻駆除業者に依頼した場合でも、駆除の実施から施工完了後しばらくの間は自宅から避難しておくことをおすすめします。

シロアリ駆除に使用される薬剤の影響について知りたい方は、「シロアリ駆除に使われる薬剤の与える影響とは?」をご覧ください。

ベイト工法

ベイト工法は手軽なシロアリ駆除方法として人気です。
「毒餌」を巣の周辺やシロアリが発生しやすい場所に設置するというシンプルな駆除方法が人気の理由でしょう。
この毒餌には脱皮阻害剤が含まれており、脱皮を経て成長するシロアリにしか作用しない薬剤です。
人間をはじめとした哺乳類には、ほとんど影響がありません。
そのため、小さい子どもやペットがいる家庭でも安心してシロアリ駆除ができます。

しかし「即効性が低い」ため使用には注意が必要です。
シロアリの駆除が完了するまでの期間はおよそ半年~1年かかるとされています。
建物の被害が深刻化している場合は、即効性の低いベイト工法は不向きといえます。
こうしたことから、ベイト工法は建物の状態が深刻化していない場合にのみ選択できる工法です。

薬剤散布法とベイト工法のメリット・デメリット

シロアリ駆除の方法として、薬剤散布法とベイト工法をご説明しました。
それぞれの、メリット・デメリットはまとめると以下のとおりです。

方法 メリット デメリット
薬剤散布法・即効性が高い
・駆除剤が低コストで入手できる
・使用する薬剤によっては人体へ影響する恐れがある見える範囲しか駆除できない
ベイト工法・見えない巣のシロアリまで駆除ができる
・健康被害のリスクが少ない
・薬剤散布法で使用する薬剤に比べて薬剤の料金が高い
・効果が現れるまで数ヶ月かかる

参照:自分でシロアリ駆除をする際の流れとDIYでの注意点

ここまで、シロアリ駆除で実施されている方法について、具体的な効果や特性、メリット・デメリットについてご説明してきました。
「シロアリ駆除の方法は?それぞれのメリット・デメリットをご紹介」では、さらに詳しく方法についてもご説明していますので、参考にしてみてください。

次に、実際にシロアリ駆除を依頼する際に、「薬剤散布法」と「ベイト工法」のどちらを選ぶべきかについて、その考え方や選ぶ基準をご紹介致します。

シロアリ駆除における「薬剤散布法」「ベイト工法」を選ぶ基準

シロアリ駆除における「薬剤散布法」と「ベイト工法」を選ぶポイントとして、主な基準は以下の4つです。

  • シロアリによる被害規模
  • シロアリ駆除に求める効果
  • 入居者の環境
  • シロアリ駆除にかかる費用

選ぶ4つの基準について具体的に見ていきましょう。

シロアリによる被害規模

まず挙げられるのがシロアリによる被害規模です。
広範囲にシロアリによる被害が及んでいるのか、被害は現在も拡大しているのか。
これらの問題を冷静に分析することで、シロアリ駆除の工法を選びやすくなります。
例えば、被害が広範囲に及んでいる場合にベイト工法を選択すると、効果が現れるまでの間、建物はどんどん侵食されてしまいます。
既に被害が大きい場合、即効性の高い薬剤散布法が適しているといえるでしょう。

また、被害が拡大していない段階であれば、ベイト工法で安全にシロアリ駆除をするのがおすすめです。
ベイト工法は駆除漏れのリスクも低いので、緊急性が高くないならベイト工法を選びましょう。

シロアリ駆除に求める効果

求める結果によっても工法を選ぶ基準は異なります。
薬剤散布法は忌避性の高い薬剤を建物やその周辺に散布するため、効果がでるまで比較的早いです。
しかし、ベイト工法によるシロアリ駆除だと、毒餌となるベイト剤をシロアリの巣に持ち帰らせ、巣全体への影響を待つ必要があります。
例えば、「今すぐ駆除したい」「シロアリ被害をすぐに食い止めたい」という場合は、薬剤散布法を選択し、短時間で駆除するとよいでしょう。

また、「子どもがいるから薬剤の影響が不安」「体が弱いから心配」といった場合は、ベイト工法で安全性を重視するとよいでしょう。
シロアリ駆除において、自分がどのような効果を求めているのかを改めて考えてみましょう。

入居者の環境

工法を選ぶ基準のひとつに「入居者の環境」が挙げられるでしょう。
入居者の環境とは、上述したような「子ども、ペットがいるか」があります。
そして、「建物の広さ」「建物の風通しの良さ」も該当します。
以下のような状況に当てはまる方はベイト工法を選択するのが良いでしょう。

  • 子どもやペットへの影響が不安
  • 建物が広いので、薬剤の散布に手間と費用がかかる

このように、お客様自身の環境に合わせて工法を選ぶことも大切といえます。

シロアリ駆除にかかる費用

シロアリ駆除の工法選択に関しては、費用面からも考える必要があります。
薬剤散布法の場合、建物の広さや駆除する人の技術によって、専用薬剤ひとつでは足りない可能性があります。
薬剤を複数個購入するとなると、必然的に出費も重なってしまうことでしょう。

「安さを重視したい」という場合は、既に数個~10個の毒餌がセットになっているベイト工法の商品がおすすめです。
家計の事情と照らし合わせながら検討しましょう。

シロアリ駆除で「薬剤散布法」「ベイト工法」の選択に迷ったら業者へ依頼しよう

シロアリ駆除を検討しているものの、「薬剤散布法」「ベイト工法」のどちらを選択すべきかわからない…ということもあるでしょう。
工法の選択ミスで被害が拡大してしまったら、と考えると、不安はより増してしまいますね。
そんな方には、「シロアリ駆除業者」への依頼をおすすめします。
シロアリ駆除業者に依頼するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

シロアリによる被害状況に適切な駆除方法を選べる

プロの目線で建物の被害状況をチェックし、最適な工法を選んでくれるのは大きなメリットでしょう。
シロアリ駆除業者はシロアリに関する知識だけでなく、住宅など建造物や薬剤への知識を持つシロアリ駆除の専門家だからです。
こうしたプロ目線でのチェックは、素人ではできないので、「絶対に失敗したくない」という方におすすめします。 シロアリ駆除業者は信頼できる存在といえるのではないでしょうか。

シロアリの駆除漏れリスクが低い

プロによるシロアリ駆除の場合、駆除漏れのリスクが低くなります。
素人が駆除をすると、作業の甘さ、別の場所に巣があることに気付かないことなどから駆除漏れを引き起こす可能性が高いのです。
大切な建物を守りたいのであれば、徹底的にシロアリを駆除してくれる「駆除業者」への依頼を検討しましょう。

シロアリの駆除方法を知って適切に対処しよう

今回はシロアリの駆除方法と、選ぶ基準について解説しました。
「どんな方法で駆除したらいいの?」と悩んでいる方は、下記の4つをまずは考えてみましょう。

  • シロアリによる被害規模
  • シロアリ駆除に求める効果
  • 入居者の環境
  • シロアリ駆除にかかる費用

ぜひ今回の記事を参考にしながらシロアリ駆除の工法を選び、適切に対処してくださいね。

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