シロアリ駆除

シロアリ駆除に使う薬は臭い?自分で駆除する際の注意点

シロアリ駆除に使う薬は臭い?自分で駆除する際の注意点

多くの方にとって、一生に一度の大きな買い物が、家ではないでしょうか。
検討に検討を重ねて買い求めたわが家が、シロアリの被害にあっているとわかった場合は、すぐに駆除しなければなりません。

その際、専門業者に頼む以外に、市販のシロアリ駆除薬を試すという方法もあります。
ここでは、市販のシロアリ駆除薬の種類や、薬剤による身体への影響、安全性や臭いの有無などをご説明し、シロアリ駆除薬を使う際の注意点などを解説していきましょう。

シロアリ駆除の後は、実際臭いはするの?

市販のシロアリ駆除剤を購入して自分で駆除を行うのは、費用を抑えることができ手軽だといったメリットの反面、デメリットもあります。
なかでも、「シロアリ駆除剤は臭いがきつく、対策後にしばらく臭いが残った」といった意見を耳にする機会は多いもの。

シロアリ駆除を行った後には、使用する薬剤によっては臭いが発生します。
「自立換気(室内循環)型の建物で、床下に薬剤を散布してしまい、部屋中が薬剤臭くなった」などのトラブルも発生しているようです。

国民生活センターが1995年12月から1996年2月にかけて、シロアリ防除の実情や事故の有無などについて調査をしていました。
シロアリ防除を行った372世帯のうち約18%で家族に何らかの影響があり、「刺激臭が気になった」という人は98人いたことが示されています。
このうち45人は、「刺激臭が気になった」程度で、事故まではいたっていませんが、刺激臭があるのは確かなようです。

実施した調査によるものであり、詳しくは「シロアリ防除は安全か!<抜粋>」をご覧ください。

市販のシロアリ駆除剤による臭いの原因と対処法

シロアリ駆除剤による臭いの原因は主に使用する薬剤によるものであり、その他2つあります。

  1. 面積あたりの使用量が大量である
  2. 経験の乏しい素人が駆除剤を使用するため

まず、1つ目は、シロアリの駆除薬は、農作物などに用いられる薬剤と比較すると、面積あたりの使用量が大量であるということです。
なかには、100倍を超えるという説もあるほど。

それでも、適切に使用されればさほど臭いが発生しないのですが、2つ目の原因として、市販の駆除剤を使うのは、シロアリ駆除には不慣れな素人ばかりということが挙げられます。
そのため、「薬剤の使用料が適切かどうか」「どんな種類の薬剤を使うのがよいのか」について判断する明確な根拠がありません。

シロアリ駆除剤による臭いへの対処法

これらの問題に対して、お客様としてできる対処法は以下の3点です。

  • 臭いを抑える駆除剤を選ぶ
  • ベイト工法を採用する
  • 面積あたりの使用量や使用濃度に十分注意する

まずは、臭いをできる限り抑えることのできるシロアリ駆除剤を選びましょう。
駆除剤の種類によって、成分や散布方法が変わるからです。

また、ベイト工法というシロアリ駆除の方法を採用するのも1つの手段としてあります。
シロアリ駆除の方法には、ベイト工法とバリア工法と呼ばれるものがあり、ベイト工法であれば臭いはほとんど感じることがないです。
ベイト工法とは、簡単に説明すると毒餌をシロアリに食べさせることで、巣ごと駆除してしまう方法だからです。

最後に、シロアリ駆除を行う面積あたりの、薬剤の使用量や濃度に注意しましょう。
過度に駆除剤を使用しすぎることで、臭いの原因となる恐れがあります。
シロアリ駆除を確実に行おうとすると、採用する工法の選定から薬剤の決定まで素人の方にはかなり難しい作業です。
「白蟻駆除を実施したいけど、できるか不安だな」という方は、下記を参考に専門の業者へ依頼しましょう。

シロアリ駆除業者の選び方と業者を見るポイント

シロアリ駆除の薬剤とシックハウス症候群の関係

皆さんは、「シックハウス症候群」についてご存じでしょうか。
これは、新築住宅などに特有の臭い「ホルムアルデヒド」などが原因で、頭痛や目や喉の違和感などが生じるというもの。

実は、シロアリ駆除剤にも、この「シックハウス症候群」と関わりがあるのです。
国民生活センターの調査によると、シロアリ駆除剤によって、女性が「シックハウス症候群」被害にあうケースが多数報告されています。

「シックハウス症候群」の原因だと指摘されているのは「ホルムアルデヒド」です。
しかし、かつてシロアリ駆除剤として、「ホルムアルデヒド」よりはるかに毒性が高い「クロルピリホス」が使われていた時代があります。
現在、こうした薬剤は規制されており、「クロルピリホス」は居室空間のある住居での使用は禁止されています。

シロアリ駆除に使う薬剤の安全性と種類

市販されているシロアリ駆除剤は、設置タイプ、スプレータイプ、散布タイプ、発煙タイプなどさまざまな種類があります。
ここで注目すべきは、その成分です。
シロアリ駆除剤は、成分で下記の系統に分けることができます。

  • ネオニコチノイド系
  • ピレスロイド系
  • フェニルピロール系
  • フェニルピラゾール系
  • カーバメート系
  • ホウ素化合物系
  • ヒノキチオール系

ネオニコチノイド系やフェニルピロール系の薬剤を使用する場合、人体への影響がでてしまう恐れがあります。
子供やペットがいるような環境で、シロアリ駆除を検討している方は注意が必要です。
その他シロアリ駆除に使用する薬剤が与える影響については、下記で詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

シロアリ駆除に使われる薬剤の与える影響とは?

自分でシロアリを駆除するなら気を付けたいこと

これまで、市販のシロアリ駆除剤の成分や使用に際しての注意、シロアリ駆除剤を用いたことによる健康被害などを見てきました。
市販のシロアリ駆除剤を用いるのは、手軽で安価です。

市販のシロアリ駆除剤を用いる際は、その成分や濃度、散布すべき分量などをしっかり調べて、適切な方法で散布していくことが重要になります。
健康被害を引き起こす恐れや、シロアリ駆除の失敗につながる恐れがあるからです。

「できるだけ費用を抑えたい」「手間暇をかけたくない」という方にはうってつけの方法にも思えますが、それぞれの安全性などを確かめずに使用し、自分や家族、ペットなどに被害が出たというのであれば、元も子もありません。
実際には、かなりの労力をかけなければならないといってよいでしょう。

また、シロアリによる被害を防ぐためには、自宅付近の地域で防蟻処理がどの程度必要なのか、建築年数、近隣の被害状況、建て替え時期やシロアリ被害の有無などを調べることも必要です。

こうしたことを考え合わせると、シロアリに関する専門業者に調査を依頼し、適切な駆除剤の選定をしてもらうほうが、より手軽な方法だといえるでしょう。

シロアリ駆除による近隣トラブル

シロアリ駆除を実施した後には、近隣とのトラブルにも気をつけないといけません。
臭いが消えるまでに1週間から数週間かかる場合もあり、近隣にも影響がでることもあるからです。

隣のお宅の方から臭いに関する苦情がきたというケースもあり、かなり強い臭いを覚悟しなければならいこともあるでしょう。
白蟻駆除のあとは、換気に努めるなどの対処をしつつ、周囲にも声掛けをしておくなどして近隣とのトラブルを避けましょう。
シロアリ駆除にまつわる近隣トラブルでの注意点を下記にまとめていますので、気になる方は参考にしてみてください。

シロアリ駆除で近所トラブル?対策と注意する点

まとめ

シロアリを発見すると、「一刻も早くこの害虫を駆除しなければ」と焦ってしまうかもしれません。
しかし、結果を急いだあげく、自分や家族、ペットの身体に健康被害を引き起こしてしまっては本末転倒です。

まずは、その成分はもちろん、どういった方法でどの程度散布すれば安全なのかをしっかり調べあげることが大切になります。

また、十分に調べたつもりでも、素人なだけになかなか判断がつかないといった場合は、決して無理をしてはいけません。
自分で行うことに不安な場合は、シロアリ駆除を専門にする業者に頼ることがおすすめです。

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