シロアリの予防・対策は自分でできる!効果的なdiy方法とおすすめ薬剤

シロアリが住むのは、湿った土があり、エサとなる木材が豊富な場所です。
日本の家の多くは木造なので、基礎となる部分は特に、シロアリが好む環境になっています。
シロアリの被害にあわないためには、定期的なシロアリの予防は欠かせません。
自分でできるシロアリ予防・対策の方法は、大きく4つあります。
- シロアリのエサになる木材を置かない
- 建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくする
- 家のまわりに極力荷物を置かない
- 水漏れなどがある場合は修理する
既にシロアリの駆除をした後の家でも、上記のような予防は必ず行うのがおすすめです。
また、自分でできる予防・対策を行った後は、専門業者に薬剤を使った予防も依頼するようにしましょう。
自分でできる予防と業者による予防の両方を行うことで、よりしっかりとしたシロアリ予防ができるようになります。
ここからは、シロアリ予防の詳しいやり方や、薬剤の種類、業者に依頼した場合の費用などについて、詳しく紹介していきます。
シロアリ予防とは

シロアリ予防とは、シロアリの被害が出てしまう前に、未然に防ぐための対策のことです。
シロアリは地球上で生息数が一番多い生き物の一つで、土のあるところならどこにでも生息しています。
土の上に家を建てる行為は、シロアリの棲み処に家を建てるようなものなのです。
木材をエサとするシロアリにとって、木材を使用した家屋は格好の餌食になります。
シロアリ被害は、目につきにくい場所で発生します。
さらに、シロアリの食害スピードはとても速く、たった1年で家を倒壊させてしまうこともあるほどです。
気づかないうちに被害が進み、いつの間にか家がボロボロ、ということになっては大変です。
このようなシロアリの被害から大切な家を守るためには、シロアリの予防が欠かせないのです。
シロアリ予防では、大きく分けて以下の2点を目標とします。
- シロアリを家に侵入させない
- シロアリを寄せ付けない
シロアリが家を食害する前の段階であれば、自分で予防対策ができます。
逆に、シロアリの被害にあってから対処することは、被害状況によっては追加で料金が発生するため、費用が高くなる可能性があるのです。
そのため、シロアリの被害を未然に防ぐ予防対策が重要になります。
自分でシロアリを予防する4つの方法
自分でシロアリの予防をする場合、「シロアリが住みにくい環境を作る」ということが効果的です。
シロアリは、日が当たらずじめじめ湿っている場所に好んで住み着くので、基礎や床下にできるだけ日光や風が入るようにします。
さらに、エサとなる木材や段ボールが家屋の近くにある場合は、取り除いたり遠ざけたりすることでも予防ができます。
シロアリを予防・対策する方法
- シロアリのエサになる木材を置かない
- 建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくする
- 家のまわりに極力荷物を置かない
- 水漏れなどがある場合は修理する

薬剤を使ったシロアリ予防は、専門の知識や技術が必要で、慣れない人が行って十分な効果が得られるとは限りません。
また、薬剤を散布するために床下に潜ることで、ケガをしたり住まいを傷めたりする可能性もあります。
どうしても薬剤を使ってシロアリ予防をしたい場合は、専門業者に依頼しましょう。
シロアリ駆除業者が行う薬剤を使ったシロアリ予防は、この次の章で紹介していますので、参考にしてください。
ここからは、自分でできるシロアリ予防・対策の方法について、詳しく紹介していきます。
シロアリのエサになる木材を置かない
シロアリを寄せ付けないためには、家の周りにシロアリのエサになる木材を置かないことが重要です。
シロアリは、エサとなる木材が豊富な場所を見つけると、仲間に知らせ、数百頭という大群でやってきて食害します。
つまり、シロアリのエサになる木材を家の周りに置いておくことは自らシロアリの大群を呼んでいるようなものです。
シロアリを家に寄せ付けないためには、建物の周りの使わない木材や木の杭、枕木などを撤去するようにしましょう。
また、盲点になりがちなのがダンボールです。
ダンボール木材を材料としており、柔らかいので、シロアリの大好物になります。
シロアリを予防するためには、木材だけでなくダンボールも屋外に置かないようにしましょう。
建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくする
シロアリはもともと暗闇の地中に住んでいる生き物ですので、湿気が多く暗い環境を好みます。
シロアリ好みの環境をなくすためにも、基礎まわりの風通しと日当たりを確保しましょう。
基礎の周囲には通気口があります。
通気口のまわりに植木や物置を置いている家がよくありますが、シロアリ予防の観点からみるとNGです。
空気の流れが遮断されると、床下は湿気がこもったシロアリ好みの環境となってしまいます。
また通気口のまわりに物を置くと、日当たりも遮断されてしまいます。
シロアリは暗い環境を好むので、日当たりを防いでしまうことも良くないことです。
シロアリを寄せ付けないためには、建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくして、シロアリが好まない床下の環境を作りましょう。
また、基礎付近の除湿には、調湿材も有効です。
調湿材とは名前の通り、床下の湿度を適度に保ち、シロアリだけでなくダニやカビの繁殖も防いでくれるグッズです。
使用するためには床下に入る必要がありますが、気になる人は使ってみましょう。

家のまわりに極力荷物を置かない
前述したように、シロアリは空気の流れと明かりを嫌います。
空気の流れと明かりを活用してシロアリ予防をするには、家のまわりに極力モノを置かないことが大切です。
もし日当たりのよい立地なら、基礎にしっかり日が当たるようにしましょう。
ただし、日当たりが良くても、荷物などで影を作っていると、暖かく湿った環境となるため、シロアリが活発になりやすいです。
日の当たらない北側は、湿気がこもらないように空気が流れる対策をします。
荷物を置いている場合は、基礎から離して基礎に風が当たるようにします。
要らないものは極力処分して、家のまわりはスッキリさせておきましょう。
水漏れなどがある場合は修理する
経年劣化やネズミの被害などによって起きた水漏れを放置していると、木部が腐食してしまうことがあります。
シロアリは、湿った環境だけでなく腐食した木材も好んでかじるので、シロアリの好む環境と大好きな餌の両方を与えることになるのです。
経年劣化やネズミがかじるなどの害獣被害によって、床下など見えない部分の水漏れは、知らないうちに起こっていることもあります。
水漏れを放置すると、シロアリだけでなくカビが発生したり、腐って家の強度を低くしてしまったりする危険性もあるので、早めに修理するようにしましょう。
水漏れだけでなく、壁の劣化によって起こる雨漏りなども、シロアリ被害を誘発する原因になります。
とにかく壁の中や床下を濡れたままの状態にしないのが重要なので、故障や破損がある部分は早めに直すのがおすすめです。
薬剤を使ったシロアリ予防・対策の方法

シロアリ予防は、自分でできることを全てした後で、業者に薬剤を使って予防してもらうのが、一番効果的です。
自分でできる予防方法でシロアリが家に近づくことを防ぎ、業者が薬剤で予防することで住み着くことを防ぎます。
両方の予防方法を行うことで、より強固に家を守ることが可能になるのです。
専門業者が薬剤を使って予防・対策をする場合、「バリア工法」と「ベイト工法」の2種類の工事を行います。
- バリア工法
- ベイト工法
バリア工法

バリア工法は、薬剤を土壌部や家の木部に散布して、シロアリを駆除する方法です。床下など、発生場所に対して直接薬剤を使用できるので即効性があります。一方で、人体やペットへ影響がおよぶ可能性があることはデメリットです。
ベイト工法

ベイト工法は、シロアリに薬剤をエサとして食べさせ、巣ごと死滅させる方法です。建物の周りに薬剤入りのエサをセットし、シロアリに巣まで運んでもらいます。運ばれた薬剤は巣の中に広がり、シロアリを巣丸ごと駆除できます。バリア工法のように即効性はなく、定期的にエサの点検が必要になるので、長期的には時間も費用もかかってしまいます。
ちなみに、バリア工法とベイト工法は、既に発生したシロアリを駆除するときにも有効です。
バリア工法とベイト工法の詳しい施工方法については、「シロアリ駆除の方法は?それぞれのメリット・デメリットをご紹介」でも紹介していますので、参考にしてください。
- お住まいの地域のお得な業者を紹介
- 紹介するのは選りすぐりの優良企業
- 無料でシロアリ駆除の相談ができる
シロアリ予防でよく使用される薬剤を紹介
シロアリ防除では、専用の薬剤を使用します。
どんな薬剤がよく使用されるか全く知識がないと不安ですよね。
そこで、バリア工法とベイト工法でよく使われる、おすすめの薬剤をご紹介します。
バリア工法でよく使われる薬剤



ベイト工法でよく使われる薬剤


シロアリ予防が必要な家の条件

この記事をお読みの方の中には、「本当に我が家にもシロアリ対策は必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
例えば、新築や木造ではない家には、シロアリが出ることは少ないように思えます。
結論から言うと、実は新築や鉄筋コンクリート造の家でもシロアリ予防が必要なのです。
その理由を以下で説明していきます。
新築の家でも5年経ったらシロアリ予防が必要
新築の家でも、一般的に築5年が経ったらシロアリ予防をすべきとされています。
なぜなら、新築時に散布するシロアリ予防の薬剤の有効期限が5年で切れてしまうからです。
一般的な木造の戸建て住宅では、新築時にシロアリ予防として薬剤が散布されます。
散布される薬剤は、公益社団法人しろあり対策協会が認定するもので、防除効果を保証する期間は5年となっています。
つまり、薬剤の効果が切れた築5年のタイミングでシロアリ予防をしなければ、古い家と同様にシロアリ被害のリスクが高まってしまうのです。
そのため、新築の家でも、築5年が経ったらシロアリ予防の対策を行いましょう。
新築におけるシロアリ被害のリスクについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
新築でもシロアリは発生する!?注意すべきポイントとは
鉄筋コンクリート造の家でもシロアリ予防は必要
シロアリ被害を受けるのは木造住宅のイメージが強いと思います。
しかし、鉄筋コンクリート造の家でも、シロアリの被害は変わらず発生します。
その理由は下記の3点です。
- 鉄筋コンクリートでもシロアリのエサが豊富にある
- コンクリートの隙間やヒビからシロアリが侵入できる
- 湿度と保温性が高くシロアリにとって快適な環境
鉄筋コンクリート造の家でも、細かい柱や梁は木製です。
また、シロアリは住宅の断熱材もエサとします。
そのため、鉄筋コンクリート造でも、シロアリのエサは木造住宅と同じく豊富にあるのです。
また、コンクリート製の床下はシロアリの侵入経路がないと思うかもしれません。
しかし、シロアリはコンクリートのわずかな隙間や経年劣化によるヒビから侵入してきます。
そのため、鉄筋コンクリートでも侵入されてあっという間に被害が拡大する可能性があります。
さらに、鉄筋コンクリートの家の床下は気密性が高く、保湿力が高いため、シロアリにとって住みやすい環境になっています。
その上、シロアリの天敵である黒アリもいないので、一度シロアリの侵入を許してしまったらすぐに被害が拡大することが考えられます。
このように、鉄筋コンクリートの家でもシロアリ被害のリスクは木造住宅と変わりません。
これを理解した上で、シロアリの予防対策を忘れずに行いましょう。
コンクリート建築の家のシロアリの被害については、以下の記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。
シロアリ駆除や予防の必要ない?コンクリート建築の家にも起こる悲劇とは
シロアリ予防に最適な時期
シロアリは、真冬以外はほぼ1年中活動しています。
そのため、1年をとおして特に予防しやすい・効果があるといった時期はありません。
新築のタイミングや、前回の駆除・予防などの施工から5年以上経っているのであれば、時期を考えずすぐに予防を行いましょう。
前回の施工から5年以内で、次の施工まで時間的に余裕がある場合は、5月~7月以外の時期に依頼するのがおすすめです。
シロアリ駆除業者は、羽アリが多く出る5月~7月が繁忙期で忙しく、費用が高くなりやすいからです。
閑散期である8月~4月に依頼をすることで、安く施工してもらえる可能性が高くなります。
シロアリ予防にかかる費用

ここからは、気になるシロアリ予防の費用についてご紹介します。
自分でシロアリ予防をする場合の費用と、専門業者に依頼した場合の費用をそれぞれ紹介しているので、さっそく見ていきましょう。
自分でシロアリ予防をする場合の費用
自分でシロアリ予防を行う場合にかかる費用の目安は、数千円~1万円前後です。
薬剤を購入して散布するだけなので、薬剤の購入費用だけで済みます。
具体的な費用の例として、上記でご紹介したおすすめの薬剤を使って予防した場合の費用を計算しました。
バリア工法の場合、薬剤が4,000円×2本=8,000円程度、噴霧器を使用する場合は噴霧器が1,500円程度なので、合計で9,500円程度です。
ベイト工法の場合、必要なのはベイト剤だけですので3,000~4,000円程度です。
工法 | 薬剤・噴霧器の購入費用 |
---|---|
バリア工法 | 9,500円程度 |
ベイト工法 | 3,000~4,000円程度 |
このように、自分でシロアリ予防をする場合の費用目安は3,000~9,500円程度になります。
ただし、薬剤のほかに、防護服や懐中電灯を購入すると費用は変わります。
上記の金額は、薬剤を購入するための最低限の目安として捉えてください。
ただし、シロアリ防除を自分で行うと、予防の効果が発揮できない可能性があるうえ、様々な危険を伴います。
しっかりと予防効果を持続させ、シロアリを防除するためには、シロアリ駆除業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者にシロアリ予防を依頼する場合の費用
専門業者にシロアリ予防を依頼した場合、費用は工法ごと、業者ごとで異なります。
一般的な戸建てのサイズとして、30坪の敷地でシロアリ予防をすると想定します。
ファインドプロに登録している業者の費用相場は、バリア工法で18~20万円、ベイト工法で26~30万円ほどです。
工法 | 坪単価/基本料金 | 建物(30坪)全体 |
---|---|---|
バリア工法 | 6,000円 | 18~20万円 |
ベイト工法 | 16万円(基本料金) | 26~30万円 |
専門業者にシロアリを予防すると、自分でシロアリ予防するのに比べて、費用はかなり大きくなります。
その代わり、自分では行き届かない所まで確実に予防してもらえるので、シロアリ予防の効果は絶大です。
費用と必要性に応じて、業者への依頼も検討しましょう。
専門業者にシロアリ予防を依頼する場合の費用については、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
シロアリ予防にかかる費用は?具体的な金額を解説
シロアリ防除におすすめな業者の選び方
シロアリの防除は、シロアリ駆除を専門にしている業者に依頼しなければ、有効とはいえません。
しかし、シロアリ駆除をしてくれる業者は、専門業者以外にもたくさんあります。
優良なシロアリ駆除業者かどうか見分けるには、次のポイントをチェックしましょう。
- シロアリ駆除の資格があるか
- 保証などアフターサービスがあるか
- シロアリに関する知識や施工実績が豊富にあるか
シロアリ防除の作業には、日本しろあり対策協会が定めた「しろあろ防除施工士」という資格があります。
シロアリ駆除に必ず資格が必要なわけではないですが、知識や実績があるかどうか判断するポイントの1つになります。
優良なシロアリ駆除業者は通常、保証や点検サービスなどのアフターサービスを行っています。
アフターサービスがあるかどうかは、自分たちの作業に自信があるかどうかを見分けるポイントです。
「シロアリの種類を見分けることができない」などといった、知識が乏しい業者は、しっかりとした施工ができない可能性があります。
また、施工実績が多いということは、それだけたくさんの人が、その業者を信頼しているという証拠です。
知識や実績が豊富な業者であれば、安心して依頼することができます。
シロアリ駆除業者の選び方について詳しくは「シロアリ駆除業者の選び方と業者を見るポイント」でも紹介しています。
気になった人はぜひ参考にしてください。
自分でシロアリ駆除業者を探すのが面倒だという人には、「ファインドプロ」がおすすめです。
ファインドプロでは、全国のシロアリ駆除業者の中から優良業者だけを厳選し、施工を依頼できる業者をご紹介することができます。
現地調査は無料で、依頼前であればお見積り後の無料キャンセルも可能なので、ぜひ一度ご相談ください。
- お住まいの地域のお得な業者を紹介
- 紹介するのは選りすぐりの優良企業
- 無料でシロアリ駆除の相談ができる
まとめ
シロアリは土の中のどこにでも生息し、エサになる家があればあっという間に食害します。
シロアリによる被害は予想以上に大きく、放っておくと気づかないうちに家がボロボロになってしまう可能性があります。
どんな家でも、前もってシロアリ予防を行いましょう。
シロアリの予防は自分で行うこともでき、費用を抑えたい方にはおすすめです。
より確実に予防したい方は、業者にシロアリ予防を依頼することも検討してみてください。
ファインドプロでは、優良なシロアリ駆除業者をご紹介していますので、どのシロアリ駆除業者に依頼したらいいか分からないという方はぜひお気軽にお問い合わせください。
シロアリ予防に関するQ&A
シロアリの予防方法は?
シロアリ予防の方法は「シロアリが住みにくい環境を作ること」「業者が行う薬剤予防で住みつくことを防ぐこと」の2つです。専門業者が薬剤を使って予防・対策をする場合は「バリア工法」か「ベイト工法」の工事を行います。詳しくは「薬剤を使ったシロアリ予防・対策の方法」で説明しています。
シロアリ予防は自分でできる?
シロアリ予防は家庭でもすることができます。自分でできるシロアリ予防の方法は「シロアリのエサになる木材を置かない」「建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくする」「家のまわりに極力荷物を置かない」「水漏れなどがある場合は修理する」の4つです。詳しくは「自分でシロアリを予防する4つの方法」で説明しています。
シロアリ予防は本当に必要?
シロアリ予防は、被害が少ないと思われる新築や鉄筋コンクリート造の家でも必要です。なぜなら、新築時に散布するシロアリ予防の薬剤の有効期限は5年で切れてしまうからです。また、シロアリは鉄筋コンクリートの家でもエサを見つけることができるため、鉄筋コンクリートの家でもシロアリ被害のリスクは木造住宅と変わりません。シロアリ予防をするかどうかで悩んでいる場合は「シロアリ予防が必要な家の条件」で確認しておきましょう。
シロアリ予防にかかる費用は?
シロアリ予防にかかる費用相場は「バリア工法」の場合6,000円/㎡~、「ベイト工法」の場合は16万円(基本料金) ~です。一般的な30坪の家屋の場合18~30万円かかります。専門業者に予防工事を依頼すると、自分でするのに比べ費用は大きくなります。しかし、プロの業者に依頼すると素人では見逃してしまう場所まで確実に予防できるので、予防効果は高いです。
費用の詳細に関しては「シロアリ予防にかかる費用」で確認できます。

監修者:シロアリ防除施工士 堀西正一郎(ヤマト白蟻研究所)
2006年にシロアリ防除施工士の資格(登録番号:11305)を取得し、ヤマト白蟻研究所にて「主任防除士」に就任。
現場中心で経験を積み、2017年から現在まで「取締役」として技術向上を後輩育成に尽力中。
ほかにも、日本しろあり対策協会認定の蟻害・腐朽検査員や住宅基礎コンクリート保存技術普及協会認定の住宅基礎コンクリート保存技術士などの資格を持つ。
監修者からのコメント
日々の業務で、お客様含めシロアリのことを知っている人が本当に少ないと感じています。
そのため、施工に行った先では、少しでもシロアリの事を知ってもらう為に、丁寧に理解してもらうまで説明するよう心がけています。
また、シロアリは小さい昆虫ですが、まだまだ謎に包まれています。
その謎を解くためにも、業務を通して日々シロアリを研究していきます!