シロアリ駆除

シロアリ予防をしないと家はどうなる?予防の費用や対策法は

シロアリを予防して被害を未然に防いでいる画像

みなさんは、おうちのシロアリ予防対策をしていますか?

シロアリは土の中どこにでも生息していて、木材が大好物です。
シロアリはエサになる家を見つけると、驚くべきスピードで食害し、数年で家をボロボロにしてしまいます。

そうなってしまう前に、予防対策をしておきたいですよね。

今回は、自分でできるシロアリ予防方法や、シロアリ予防にかかる費用をご紹介します。
シロアリ予防をすべきかどうか迷っている方、シロアリ予防をしたいけれど費用が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

シロアリ予防とは?対策の必要性

土の中のどこにでもいるシロアリは予防対策が必要

シロアリ予防とは、シロアリの被害が出てしまう前に、未然に防ぐための対策のことです。

シロアリは地球上で生息数が一番多い生き物の一つで、土のあるところならどこにでも生息しています。
土の上に家を建てる行為は、シロアリの棲み処に家を建てるようなものなのです。
木材をエサとするシロアリにとって、木材を使用した家屋は格好の餌食です。

シロアリ被害は、目につきにくい場所で発生します。
しかし、シロアリの食害スピードはとても速く、たった1年で家を倒壊させてしまうこともあるほど。
気づかないうちに被害が進み、いつの間にか家がボロボロ、ということになっては大変です。

このようなシロアリの被害から大切な家を守るためには、シロアリの予防が欠かせないのです。
シロアリ予防では、大きく分けて以下の2点を目標とします。

  • シロアリを家に侵入させない
  • シロアリを寄せ付けない

シロアリが家を食害する前の段階であれば、自分で予防対策ができます。
自分で予防対策をすれば、費用を節約できるので、少しでも安く予防をしたい方にはおすすめです。
具体的な予防方法を以下で解説します。

薬剤でシロアリの侵入を防ぐ

薬剤を使って駆除することで、シロアリを家の中に侵入させない予防対策を行います。
ここで紹介する方法は、プロのシロアリ駆除業者が行っているのと同じ、シロアリ予防に効果的な方法です。

一般の方でも購入できる薬剤をご紹介しますので、ご自身で薬剤を購入して、実践してみてください。

シロアリ予防を自分でする方法

予防対策は、シロアリが発生したときに行う駆除対策と同じ方法で行います。
自分でできる、シロアリを家に侵入させない予防対策は、下記の2種類の方法があります。

バリア工法

シロアリ駆除のバリア法を図解したイラスト

薬剤を土壌部や家の木部に散布して、シロアリを駆除する方法です。床下など、発生場所に対して直接薬剤を使用できるので即効性があります。一方で、人体やペットへ影響がおよぶ可能性があることはデメリットです。

ベイト工法

シロアリ駆除のベイト法を図解したイラスト

建物の周りに薬剤入りのエサをセットし、シロアリに巣まで運んでもらいます。運ばれた薬剤は巣の中に広がり、シロアリを巣丸ごと駆除できます。バリア工法のように即効性はなく、定期的にエサの点検が必要になるので、長期的には時間も費用もかかってしまいます。

自分でシロアリ予防をするのにおすすめの薬剤

自分でシロアリ予防をするのにおすすめの薬剤をご紹介します。
ホームセンターやインターネット通販で簡単に入手できます。

バリア工法におすすめの薬剤

木材保存剤 水性アリシス 4L 無色
木材保存剤 水性アリシス 4L 無色
そのまま原液で使用できるので扱いやすいです。低臭性で快適に作業できます。木材の腐れ・カビ防止効果も。塗膜を形成せず、木材に浸透し効果を発揮します。
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ベイト工法におすすめの薬剤

シロアリハンター 6個入
シロアリハンター 6個入
誰でも簡単シロアリ退治!穴を掘って埋めるだけのシロアリ駆除用殺虫剤・ベイト剤です。シロアリが好む木片(松材)をはめ込み、高い誘引性を実現しました。設置してから2年間有効です。
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上述したように、シロアリ予防対策はシロアリ駆除対策と同じ方法で行います。
以下の記事で、シロアリ駆除方法や薬剤について写真つきで詳しく説明していますので、参考にしてみてください。
自分でシロアリ駆除をする際の流れとDIYでの注意点

シロアリを寄せ付けない環境を作る

先ほどご説明したように、土の中にシロアリがいるのは普通のことです。
ですが、土の中にいるシロアリをできるだけ家に寄せ付けない対策ができるのであれば、やっておきたいですよね。

シロアリを家に寄せ付けないために、シロアリが住みにくい環境を作りましょう。
シロアリが住みにくい環境とは、以下の3点が実現された環境です。

シロアリが住みにくい環境を作る対策

1点ずつ、詳しく見ていきましょう。

シロアリのエサになる木材を置かない

シロアリのエサは「死んだ木」です。
シロアリは、エサが豊富な場所を見つけると、仲間に知らせ、数百頭という大群でやってきて食害します。
ですから、死んだ木を家の周りに置いておくことは自らシロアリの大群を呼んでいるようなものです。
使わない木材や木の杭、枕木などを家の周りに置かないようにしましょう。

また盲点になりがちなのが段ボールです。
木材を材料とし、柔らかいので、段ボールはシロアリの大好物なのです。
シロアリを集めないために、段ボールを屋外に置くことも避けましょう。

建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくする

シロアリはもともと暗闇の地中に住んでいる生き物ですので、湿気が多く暗い環境を好みます。
このようなシロアリ好みの環境をなくすために、基礎まわりの風通しと日当たりを確保しましょう。

基礎の周囲には通気口があります。
通気口のまわりに植木や物置を置いている家がよくありますが、シロアリ予防の観点からみるとNGです。
空気の流れが遮断されると、床下は湿気がこもったシロアリ好みの環境となってしまいます。

また通気口のまわりに物を置くと、日当たりも遮断されてしまいます。
シロアリは暗い環境を好むので、日当たりを防いでしまうこともご法度です。

建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくして、シロアリが好まない床下の環境を作りましょう。

家のまわりに極力荷物を置かない

前述したように、シロアリは空気の流れと明かりを嫌います。

空気の流れと明かりを活用してシロアリ予防をするには、家の敷地全体の環境も整えることが大切です。

もし日当たりのよい立地なら、基礎にしっかり日が当たるようにしましょう。
ただし、日当たりが良くても、荷物などで影を作っていると、暖かく湿った環境となるため、シロアリが活発になりやすいです。

日の当たらない北側は、湿気がこもらないように空気が流れる対策をします。
荷物を置いている場合は、基礎から離して基礎に風が当たるようにします。

要らないものは極力処分して、家のまわりはスッキリとさせておきましょう。

シロアリ予防にかかる費用

シロアリ予防にかかる費用

シロアリ予防には、費用はいくらかかるのでしょうか。
シロアリ予防を自分でした場合の費用と、業者に依頼した場合の費用の目安をそれぞれご紹介します。

自分でシロアリ予防をする場合の費用

自分でシロアリ予防を行う場合、おおよそ数千円~1万円の費用で可能です。
薬剤を購入して散布するだけなので、薬剤の購入費用だけで済みます。

先ほどご紹介した、おすすめの薬剤を使用した場合で計算してみました。
バリア工法の場合、薬剤が4,000円×2本=8,000円程度、噴霧器を使用する場合は噴霧器が1,500円程度なので、合計で9,500円程度です。
ベイト工法の場合、必要なのはベイト剤だけですので3,000~4,000円程度です。

工法 薬剤・噴霧器の購入費用
バリア工法9,500円程度
ベイト工法3,000~4,000円程度

このように、自分でシロアリ予防を行うと、費用の目安は3,000~9,500円です。

薬剤のほかに、防護服や懐中電灯を購入すると費用は変わります。
上記の金額は、薬剤を購入するための最低限の目安として捉えてください。

専門業者にシロアリ予防を依頼する場合の費用

専門業者にシロアリ予防を依頼した場合、費用は工法ごと、業者ごとに異なります。

一般的な戸建てのサイズとして、30坪の敷地でシロアリ予防をすると想定します。
ファインドプロに登録している業者の費用相場は、バリア工法で18~20万円、ベイト工法で26~30万円ほどです。

工法 坪単価/基本料金 建物(30坪)全体
バリア工法6,000円18~20万円
ベイト工法16万円(基本料金)26~30万円

専門業者にシロアリを予防すると、自分でシロアリ予防するのに比べて、費用はかなり大きくなります。
とはいえ、業者に予防対策をしてもらうことで、確実なシロアリ予防が可能です。
費用と必要性に応じて、業者への依頼も検討しましょう。

専門業者にシロアリ予防を依頼する場合の費用については、以下の記事も参考にしてみてください。
シロアリ予防にかかる費用は?具体的な金額を解説

シロアリ予防の費用を安くする方法

シロアリ予防の費用を安くする方法

シロアリ予防の費用を、安くする方法はあるのでしょうか。

上述のように、シロアリ予防を自分で行えば、業者に依頼するのと比べて費用を大幅に抑えられることがわかりました。
予防対策を自分で行うことで、シロアリ予防の費用を節約できます。

とは言っても、費用を安く抑えるためだけに、不慣れなシロアリ予防を自分で行ったとして、大切な家がシロアリの被害を受けてしまったらとても悲しいですよね。
ここでは専門業者にシロアリ予防を依頼しながらも、費用を安くするためのコツをご紹介します。

5月~7月の「繁忙期」を避ける

シロアリ駆除業者の閑散期を狙って、価格交渉をしやすくする方法です。

シロアリ駆除や予防の依頼は、5月~7月の羽アリが多く出る時期に集中しています。
このいわゆる「繁忙期」は、駆除依頼が多いので、業者にとっては値下げをしなくても仕事を獲得できる時期です。
そのため、予防費用をあまり値下げしようとしないでしょう。

もし値下げ交渉をするのであれば、シロアリ駆除業者が忙しくない時期を狙うのがよいかもしれません。

2回目以降は同じ業者に依頼する

シロアリ予防は5年おきに再施工する必要があります。
薬剤の有効期限が5年間だからです。

多くのシロアリ駆除業者は、リピーター向けに、2回目以降の予防施工費用を割引しています。
2回目以降の予防施工は、1回目に利用した業者を再度利用するのがおすすめです。

シロアリ予防はどんな家にも必要です

シロアリ予防はどんな家でも必要

この記事をお読みの方の中には、「本当に我が家にもシロアリ対策は必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
例えば、新築や木造ではない家には、シロアリが出ることは少ないように思えます。

結論から言うと、実はこれらの新築や鉄筋・コンクリート造の家でもシロアリ予防が必要なのです。

その理由を以下で説明します。

新築の家でも5年経ったらシロアリ予防を

新築の家の場合、築5年の段階でシロアリ予防をしましょう。

一般的な木造戸建て住宅は、新築時に防蟻対策(シロアリ予防)がされています。

しかし、新築時の防蟻保証は5年(メーカーによっては10年間)のみです。
これは、新築時に施工したシロアリ予防の薬剤の有効期限が5年で切れるからです。

防蟻保証が切れた築5年のタイミングでシロアリ予防をしないと、古い家と同様にシロアリのリスクにさらされてしまうのです。
新築であっても、築5年が経ったらシロアリ予防をしましょう。

新築におけるシロアリ被害のリスクについては、以下の記事も参考にしてみてください。
新築でもシロアリは発生する!?注意すべきポイントとは

鉄筋・コンクリート造の家でもシロアリ予防は必要

シロアリ被害を受けるのは木造住宅のイメージが強いでしょう。
しかし、鉄筋・コンクリート造の家でも、シロアリの被害は変わらず発生します。

その理由は下記3点です。

  • シロアリのエサが豊富にある
  • コンクリートの隙間やヒビからシロアリが侵入する
  • 湿度と保温性が高くシロアリにとって快適

鉄筋コンクリート造でも、細かい柱や梁は木製です。
またシロアリは断熱材もエサとします。
そのため、鉄筋コンクリート造でも、シロアリのエサは木造住宅と同じく豊富にあるのです。

また、コンクリート製の床下は、シロアリが侵入しにくいように思えます。
しかし、わずかな隙間や経年変化によるヒビは存在し、シロアリの侵入は避けられないのです。

加えてコンクリート床下はシロアリにとってより住みやすい環境といえます。
シロアリの天敵であるクロアリがいない上、湿度と保温性が高いからです。

このように、鉄筋・コンクリートの家でも、シロアリのリスクは木造住宅と変わらないことを理解し、しっかりシロアリ予防をしましょう。

コンクリート建築の家のシロアリの被害については、以下の記事も参考にしてみてください。
シロアリ駆除や予防の必要ない?コンクリート建築の家にも起こる悲劇とは

まとめ

シロアリは土の中のどこにでも生息し、エサになる家があればあっという間に食害します。
シロアリによる被害は予想以上に大きく、放っておくと気づかないうちに家がボロボロになってしまう可能性があります。
どんな家でも、前もってシロアリ予防を行いましょう。

シロアリの予防は自分で行うこともでき、費用を抑えたい方にはおすすめです。
より確実に予防したい方は、業者にシロアリ予防を依頼することも検討してみてください。

シロアリ駆除にかかる費用と業者を比較

ファインドプロでは、シロアリ駆除・防除の料金を比較できるサービスを提供しています。
Web上から、地域に寄り添った白蟻駆除業者に依頼できるのが特徴です。
施工料金も記載しているので、安心して依頼することができます。
シロアリ駆除の業者選びに迷ったら、「料金」「サービス内容」を参考にしてください。

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