シロアリ駆除

シロアリの予防は必要?どんな方法がある?

シロアリの予防は必要?どんな方法がある?

シロアリ被害にあって家を手放さざるをえなくなった……こんな話を他人事のように感じて、自宅のシロアリ対策をしていない方も少なくないはず。
しかし、シロアリ被害は、特別なものではありません。

シロアリは、沖縄から北海道まで日本全国に生息しています。
地中で生活しているので、なかなか見かけないというだけ。
この地中のアリが家に侵入してしまわないよう、予防策を講じる必要があるのです。

ここでは、シロアリ予防が必要なわけやその方法などをくわしく説明しましょう。

シロアリ予防が必要な理由

シロアリは、どこにでもいる昆虫です。
自宅の敷地にいくつもの巣があったり、別の場所から巣が移動したりしてくることもあります。
敷地からシロアリを永久的に追放し、自宅を守るというのは、少々無理のある考え方。
だからこそ、自宅自体にシロアリ予防を施すことが重要になるのです。

一般的に、新築された木造戸建住宅には、シロアリ予防がなされています。
そのため、新築されてから数年は、シロアリ予防は必要でありません。

しかし、新築後5~10年でメーカーのシロアリ予防の保証が切れてしまいます。
これは、新築時に施した薬剤の効力がなくなってしまうからです。
シロアリ予防の薬剤は、周囲の環境にも配慮して、施工後数年で次弟に分解されるようになっています。

メーカーによる保証期間は、その薬剤が完全に分解される時期をめどに設定されています。
そのため、保証期間が切れたときは、予防用薬剤の効力を失ったときでもあるのです。
メーカーによる保証期間後、大切なご自宅はシロアリの脅威にさらされてしまう……このことをよく覚えておいてください。

シロアリが棲み着きやすい環境は?

シロアリには棲み着きやすい環境と、そうでない環境があります。
シロアリが棲み着きやすい環境は、そのままシロアリ被害に遭いやすい環境です。
では、シロアリが好む環境とはどんなものなのでしょう。

シロアリが好むのは第一に「死んだ木材」です。
切り株や木の杭、枕木、ウッドデッキ、用途のない木材、段ボールなどは、シロアリの大好物。
段ボールも「死んだ木材」なのかと思われるでしょうが、その原材料が樹木。

シロアリを予防するためには、これらの木材を撤去したり、地面から離して設置したりするなどの処置が必要になります。

さらに、シロアリは「空気の流れがなく暗い場所」を好みます。
なぜなら、普段生息している土中の環境に似ているからです。

こうした環境を作り出さないためには、建物の通気口の前に植栽やプランターなどを置かないこと。
これらが空気の流れを止め、シロアリを招いてしまう可能性が高まります。
さらに、基礎のすぐ傍に物置などを設置してシロアリ好みの暗くて湿った場所を作らないことも重要です。

シロアリ予防の種類と方法

シロアリ好みの環境をなくすのと同時に、業者によるシロアリ予防を行ってください。
シロアリ予防でよく用いられるのは、「バリア工法」と「ベイト工法」の2つです。

予防用の液剤を使用するのが「バリア工法」です。
これは、シロアリにバリアを張って、自宅に侵入しないようにするというもの。液状になったシロアリ予防薬を、シロアリの好みそうな場所(空気が流れない暗い場所)を中心に散布していきます。

一般的には床下が中心ですが、建物の形態によっては、玄関や浴室などにも薬剤を散布しなければならないなど、高い専門性が求められる予防法でもあります。
比較的安価で施工できるのが、バリア工法のメリットです。

もうひとつの「ベイト工法」は、シロアリを駆除するための毒エサを使用する方法。
ベイト剤と呼ばれる薬剤を建物の外周の地中数メートルごとに埋めていきます。

ベイト剤はシロアリの脱皮を阻害するもので、シロアリを殺すことができます。
犬や猫などのペットが誤って口にしても危険性がないので、安心して使えるのもベイト工法のメリット。
比較的ゆっくり効果が出るので、ベイト剤を口にしていないシロアリにも伝播し、巣ごと駆除できるのも大きな効果です。

自分でできるシロアリ予防

シロアリ予防を自分で行う場合、すべきことは3つあります。

  • 家の周囲に死んだ木材を置かないこと
  • 暗くて湿気のある場所を作らないこと
  • 建物の劣化を把握すること

まずは、家の周囲に「死んだ木材」を置かないこと。
さらに、「暗くて湿気のある場所」を作らないことです。
冬に結露しがちな場所がないかを確認したり、トイレ掃除などをこまめに行ったりするのも、湿度を一定に保つのに有効です。

また、建物が劣化していないかどうかを把握してください。
建物の腐敗や傷み、隙間、ひび割れがないかをチェックし、発見した場合は速やかにメンテナンスすること。
こうした処置で、業者によるシロアリ予防が必要最低限ですむでしょう。

防除処理の費用を浮かせようと、業者が行うような対策を自分でやってみる方法もあります。
しかし、さほど予備知識のない素人が作業しても予防の成功率は下がってしまいます。

また、建物の危険度を判断したり、シロアリの被害を確認したりするのは大変な作業。
防除処理をしたつもりで、シロアリ被害を再発させる可能性もあります。
自分の手では無理だと感じたときには、業者に依頼するのが確実です。

シロアリ予防の頻度

予防策をとらない場合、シロアリ被害に遭うのは木造家屋の半数だといわれています。
実際にシロアリ被害に遭うと、家の土台や柱が腐り、家屋全体がゆがんだり傾いたりします。
建て替えやリフォームをすれば出費が大幅に増え、自然災害の発生時に倒壊してしまう可能性も。

大切な自宅や資産を守るためには、シロアリを予防する必要性があるのです。

シロアリ被害に遭わないためには、定期的に点検を受けたり、シロアリ予防を行ったりすること。
この頻度として、5年ごとの点検や薬剤の散布が推奨されているのは、薬剤の効果が5年をめどになくなってしまうからです。

シロアリ予防のための薬剤は、人体や環境に多大な影響を与えないよう、分解速度が速く設定されています。
環境に負荷をかけず、自然に分解される薬剤に移り変わってきたことで、その効力は5年が限度になりました。

光や熱、水分、強酸、強アルカリ、バクテリア、金属イオンなどによって、散布直後から分解され始め、徐々に効果が失われていくのです。
そのため、シロアリ予防の施工を5年ごとに行うことが、建物を長持ちさせる方法といえるでしょう。

信頼できるシロアリ駆除業者に依頼しましょう

シロアリ被害は、対岸の火事ではありません。
いつ自分の家が被害に遭ってもおかしくないという気持ちでシロアリが好む環境を作らないように気をつけつつ、業者による防蟻対策を受けていくことが大切です。

薬剤の効果が切れる5年をめどに、再度施工してもらい、シロアリ被害に遭う可能性を最小限にしていきましょう。

家を守ることが、家族を守ることにもつながります。
シロアリから家を守る方法を皆で話し合い、家族のためにまず何を優先すべきかを考えていってください。

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