シロアリ駆除

どんな家がシロアリ駆除の必要性あり? 駆除のベストな時期や費用とは

シロアリ駆除の必要性がある家のイラスト

戸建ての家を持っていると気になるのが定期的な「シロアリ駆除」ですね。
シロアリ駆除や予防のチラシなどを目にすると、余計に気になってしまうこともあるでしょう。

新築のときにシロアリ予防を1度行っているのに、またシロアリが見あたらないのに、「シロアリ駆除って必要性があるの?」と疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。

本記事では、シロアリ駆除の必要性にスポットを当て、相場やベストな時期などシロアリ駆除をためらっている人の疑問を解消していきます。

自分の家にシロアリがいるかチェックするポイント

「我が家にはシロアリはいない!」という思い込みは禁物です。

シロアリは暗く、風がないところを好みます。
床下など普段は目につかない場所にいることが多く、きちんと確認しなければ、安心できません。

シロアリがいるかチェックするポイントは大きく以下の5点です。

床下に蟻道や蟻土がないか
蟻道とは、シロアリが歩いた後に残した排せつ物の跡のこと、蟻土とは、シロアリが木の間に詰め込んだ土のことを呼びます。
羽アリが飛んでいないか
羽アリが飛んでいると、すでに地中にも繁殖している可能性があります。
床や柱にプカプカしているところがないか
木材の中が食べられ、表面がゆがんでいることがあります。
柱を叩いて、空洞音がするところがないか
シロアリは、木の柔らかいところを好み、表面でなく内側を侵すため、叩くと空洞音がします。
砂粒上に糞がないか
砂粒のような糞はシロアリの可能性があります。

取り上げた5つの中で、ひとつでも該当するものがあれば、家にシロアリがいる可能性があります。

また、近所でシロアリの被害が出たという話を耳にした場合は要注意です。
「シロアリいるかも」と疑った方がよいでしょう。

シロアリを駆除するなら時期はいつがベスト?

せっかくシロアリ駆除をするのであれば、効果が一番現れるベストな時期に行いたいものです。

シロアリは、1年中活動している害虫ですが、シロアリが羽アリとなって活発に飛び回る時期と姿を見せない時期があります。
「活発なときを狙うのか」「行動が鈍くなったときを狙うのか」、シロアリ駆除にはどちらが効果的なのでしょうか。

以下は、駆除に適した時期を示した図です。

バリア工法とベイト工法が適している時期を図解したイラスト

工法別に適した時期を紹介します。
白蟻の発生時期に関しては、「シロアリの発生時期っていつ?活動時期についても解説」にも記載しているので合わせて読んでみてください。

薬剤散布法(バリア法)は一年中効果がある!

木部処理剤や土壌処理剤といった薬剤を散布して駆除を行う方法は1年中同じ効果を発揮します。
というのも、薬剤を散布するだけなので、シロアリの活動状況に効果が左右されることはありません。

メリットとして、「即効性」や「広範囲の駆除」が挙げられるので、悩んでいる方も一度トライしてみてはいかがでしょうか。

ベイト法はシロアリが活発な時期に

ベイト法とは、ベイト剤(毒エサ)を用いてシロアリを駆除する方法です。

毒エサを巣に持ち帰らせて、巣ごと駆除します。
そのため、シロアリが地上や地中で活発に活動しているタイミングを狙うのがベストです。

活発に動き出す時期は、4月~7月にかけてです。
日本にいるシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリの二種類がいます。

シロアリの種類と活動時期

種類 ヤマトシロアリ イエシロアリ
活動時期4~5月6~7月

素人に見分け方は難しいですが、その時期を狙えばより効果が期待できます。

シロアリを駆除するべき時期に関しては、以下の記事にも詳しく記載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
シロアリ駆除すべき時期と効果、期間はどのくらい持つ?

シロアリ駆除にかかる費用とは?

シロアリ駆除にかかる費用の見積書

シロアリの駆除で、効果と共に気になるのは費用ですよね。
適正な価格なのかを判断するためにも、相場は確認しておきたいポイントです。

一般的に、「1坪当たり○○円」といったように、広さを基準として料金が定められています。

相場は、1坪当たり1万円前後です。
サイト上によく「1平方メートル当たり○○円」と記載されています。

1坪は約3.3平方メートルのことです。
1坪と1平方メートルではかなり違いがあるので、表記されている単位には注意しましょう。

ではなぜ、業者によって金額が違うのか、以下で詳しく説明します。

シロアリ駆除の料金が業者によって違う理由

シロアリ駆除の料金を決める要因は大きく以下の4つです。

  • 駆除・予防する坪面積
  • 保証期間の長さ
  • 駆除・予防方法
  • その他割引

そのほか、シロアリがいるときに行う駆除消毒や、シロアリがいないときに行う予防消毒によって費用の違いがみられます。
無料で見積もりを提示してくれるところがほとんどなので、金額の内訳は確認をしましょう。

何社か見積もりを取って比べるとより安心です。
残念なことに、金額の詳細説明をせず、後から追加料金請求をする悪徳業者もいます。
内訳が記載された見積もりを取っておけば、後にトラブルになったときの証拠書ともなるので、業者に必ず見積書は請求しましょう。

シロアリ駆除を自分で行う場合の注意点

手を出して注意している女性の画像

近年のDIYブームもあり「自分の家は自分で守る」と自力でシロアリ駆除をする人もいるでしょう。

シロアリ駆除の方法は大きく以下の2つがあります。

  • ベイト工法
  • 薬剤散布法(バリア法)

費用は、どちらの場合でも、1万円以下で行うことができますが、薬剤の取り扱いには注意が必要なものもあります。
方法ごとのメリットやデメリットがあるので、以下で詳しく説明していきます。

ベイト工法でシロアリ駆除する場合

ベイト剤(毒エサ)を使った方法は、シロアリに毒エサを巣に持ち帰らせ駆除します。

毒エサを食べたシロアリだけが駆除できるだけではありません。
シロアリはお互いの体を舐めあう「グルーミング」という習性を持っているので、毒が巣で広がります。

「薬剤のコストが高い」「効き目が遅い」というデメリットもありますが、再発リスクが少ないとされているメリットは、大きな魅力です。
餌を置くだけなので、ペットが食べないように注意すれば人への影響は心配いりません。

バリア法でシロアリ駆除する場合

木部処理剤と土壌処理剤は、薬剤を塗布や散布で駆除する方法です。

即効性があり、コストが安いうえには、ゴキブリなどほかの害虫もいっしょに駆除ができるメリットがあります。
デメリットは、臭いがキツイことや、散布中に薬剤を吸い込んでしまう可能性があることです。
バリア法で駆除する際はマスクや眼鏡を着用するようにしましょう。

建築物の構造や被害状況も踏まえ、どちらの方法が合っているかを確認してから慎重に決めましょう。

また、上記以外の方法として、市販のスプレーでシロアリを駆除しようとする人もいます。
しかし、シロアリは危険を察知し、巣を安全な場所に移動させるだけで、駆除しきれないことがほとんどなので、おススメはしません。

ただ、シロアリ駆除用のスプレーや薬剤はホームセンターなどで数多く販売されています。
もし、市販のスプレーで駆除することを考えている方は以下の記事も参考にしてみてください。
シロアリの駆除をすぐに!スプレー殺虫剤・予防剤を紹介
おすすめの市販のシロアリ駆除剤トップ5をご紹介!

シロアリが来ない家にするためには

シロアリが来ない家の画像

シロアリがこない家にするためには、シロアリが住みやすい家にしないことです。
「シロアリが好きなものを置かない」「好きな環境にしない」ということを意識しましょう。

一方で、シロアリが好きなものは、水と枯れた植物や木材です。

シロアリはコンクリートやダンボール、衣類などなんでも食べてしまいます。
シロアリはエサを探す能力の高さが抜群で、プラスチックや発泡スチロールなど、人工物でも食べてしまう害虫です。
庭や床下に木材などを置いていたり、木の切り株をそのままにしておいたりすると、シロアリが見つけ仲間を呼び住みつく可能性があります。

このようなエサとなるものを置かないことが、シロアリが来ない家にする第一歩です。

もうひとつ大切なのが、シロアリが嫌いな「日光」と「風」を取り入れる家にすることです。
明るく風通しのよい家にすれば、シロアリが来ない可能性が上がります。
シロアリの温床となる湿気がちな天井裏や床下、壁などの換気や通気に努め、シロアリが来ない家、嫌う家にしましょう。

予防に関しては以下の記事に詳しく記載しています。
合わせて参考にしてみてください。
シロアリ予防をしないと家はどうなる?予防の費用や対策法は

まとめ

シロアリのことを知れば知るほどその賢さに、驚いてしまいますね。

「まだ、大丈夫」と思わずに、予防対策もかねてシロアリ駆除は早めに行った方がよいことや、必要性がわかったのではないでしょうか。
自力でもいいですが、シロアリの専門知識を持つ業者を探してシロアリ駆除依頼をすると手間ひまがかからないのでおススメです。

大切な家をシロアリから守るためにも早めに手を打つことが肝心です。
ぜひ、この機会にシロアリ駆除を行い、マイホームを守りましょう。

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