シロアリ駆除

シロアリの天敵となる生物は?

シロアリの天敵となるカエルの写真

最悪の場合には、大切な住宅をダメにしてしまう恐ろしい存在であるシロアリ。
できれば存在すらしてほしくありませんが、万が一の場合は駆除などが必要です。

ところで、人間にとって驚異的なシロアリですが、彼らに天敵というものは存在するのでしょうか?
薬剤散布だけではなく、天敵がいればより予防効果を高くできるかもしれません。

今回は、シロアリの天敵や、なぜシロアリが減らないのかなどについて、詳しくご紹介します。

シロアリは弱く天敵が多い

シロアリというのは、群れを作り集団生活をするものです。
生命力が強く、行動力があるので、住宅内でコロニーを形成されると、あっという間に木材などが食害に遭ってしまいます。

人間から見ると、驚くべきスピードで増殖していくため、天敵など存在しないのではないかと考えてしまいがちです。
しかし、シロアリにも天敵となる生物は存在します。

集団では恐るべき存在ではあるものの、個々で見ると非常に小さくて弱い生き物です。
コロニーを形成することができなければ、生きていくことさえできません。

さらに、シロアリは小さいながらも良質なたんぱく質を豊富に持っている生物なのです。
そのため、中型以上の生物にとって、シロアリは栄養豊富な極上の餌として好んで食べられてしまいます。

また、海外ではペットの餌としてシロアリが与えられることも多いです。
このように、私たちにとっては住宅をむしばんでしまう恐ろしい存在のシロアリも、自然界の中では小さな存在なのです。

シロアリの天敵になる生物とは

シロアリの天敵となる蜘蛛の写真

シロアリの天敵には、以下の生物がいます。

  • 蜘蛛
  • カエル
  • ツバメ
  • トカゲ
  • ヘビ

クモはシロアリが大好物

肉食性として知られるクモは、シロアリが大好物です。
特に益虫として知られているハエトリグモやアシダカグモなどの活動狩猟型のクモは、シロアリを見つけると積極的に捕食行動に移ります。

一方、巣を張るタイプのクモは、クモの巣に引っかかった羽アリを捕食します。
というのも、羽アリは基本的に、風に流されながら飛行をしているため、クモの巣を回避できないからです。

シロアリはカエルの餌にもなる

ペットショップなどでは、カエルの餌としてシロアリが販売されるほどです。

栄養価が豊富であることと、サイズ的にカエルが捕食しやすいということで、好んで餌として与えられることが多いでしょう。

ツバメやトカゲもシロアリの天敵

最近ではなかなか見られない風景になりましたが、ツバメが軒先に巣を作っていると、羽アリを捕食してくれます。
外部から羽アリが侵入するのを防ぐ効果がツバメには期待できます。

また、カエル同様に、トカゲや蛇の餌としてもシロアリは人気が高いです。
野生のトカゲやヘビも、シロアリがいれば積極的に捕食してくれるでしょう。

普通の黒アリもシロアリの天敵!

意外に思われるかもしれませんが、実は黒アリもシロアリの天敵として存在しています。
シロアリは、ゴキブリに属する生物であるものの、黒アリはハチに属する生物であり、全く異なる生き物なのです。

食性から見てもそれは明らか。
シロアリは、木材を好んで捕食しますが、黒アリは肉食性であり、昆虫のなどを主に食べて生きています。

死骸だけではなく、時として集団で襲いかかって捕食することもあるのです。
シロアリは栄養価が高いので、見つけると大群でシロアリに襲い掛かります。
上述したように、シロアリは1匹1匹が非常に弱い生き物であるため、黒アリより大きかったとしても、確実の捕食されてしまうでしょう。

ご存じのように、黒アリというのは日本中どこにでも存在しています。
つまり、シロアリにとっては、どこで生きていても黒アリにおびえなければならないのです。
ある意味、シロアリの最も脅威となる天敵は、見た目が似ている黒アリなのかもしれません。

なぜ天敵が多いシロアリは減らないのか

上述の通り、シロアリの天敵は非常に多く、見渡す限り天敵だらけと感じることでしょう。
それならば、勝手に絶滅してくれるのではないか、と思ってしまいがちです。
しかし、実際のところはそのようなことはなく、絶滅することなく私たちの脅威となっています。

シロアリは普段、湿気のある土の中や自分たちで作った蟻道の中で生活しています。
そのため、シロアリそのものが天敵である捕食者の目にとまることはあまりないのです。
あるとすれば、繁殖期に羽アリが飛び立つときぐらい。

ただ、羽アリが無数に飛び立つといっても、コロニーの中のわずか1%にも満たないほどの少数です。
全体のコロニーの存在を脅かすほどではありません。

また、シロアリの女王は非常に繁殖力が強く、毎日無数の卵を産み落とします。
これによって、多少食べられたとしても、コロニーを維持することができるのです。

シロアリの天敵を見かけたら危険のサイン

シロアリ被害によって倒壊しそうになる家を表した写真

シロアリを食べてくれる天敵が近くにいれば、住宅がシロアリ被害に遭わないのではないか、と考える人もいるでしょう。
しかし、とらえ方を変えると、シロアリの天敵が多く存在しているということは、すでにシロアリが繁殖していることを指します。
住宅内に侵入していて、コロニーを形成している可能性があるのです。

つまり、外部からの侵入を防ぐために天敵が集まっているのではなく、発生源としてとらえられているのです。

そのため、急に天敵となる生物が大量発生した場合などは、一度注意する必要があるでしょう。
もちろん、たまたまであって、シロアリと関係ないことも多いです。

しかし、万が一シロアリ被害に遭っているのであれば、一刻も早く駆除しないと住宅がダメになってしまいます。
自分たちで調べることもできますが、目視では難しい場所にいることも多いのです。

そのため、シロアリがいるのかを確認する場合は、専門のシロアリ駆除業者に依頼することをおすすめします。
もし、シロアリがいたとしても適切に駆除してもらうことができるので、大切な住宅を守ることができるでしょう。

まとめ

シロアリは、集団で発生すると非常に驚異的な存在ですが、単体で見ればかなり弱くて小さな存在です。
また、良質なたんぱく質も多く含まれているので、中型以上の生物の貴重な栄養源となっています。

クモやカエル、ツバメだけではなく見た目が似ている黒アリですら、シロアリの天敵となるのです。
これらの天敵が急激に発生した場合、もしかするとシロアリ被害を受けている可能性があります。

不安な場合は、専門家に調査を依頼して確認するとよいでしょう。

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