シロアリ駆除

賃貸でシロアリ駆除をする方法と相談先

賃貸でシロアリ駆除をする方法と相談先

「住んでいる賃貸物件にシロアリが現れた」「住んでいるアパートで白蟻の痕跡を見つけた」など、賃貸に住んでいる方でも油断できないのがシロアリ問題です。
シロアリ被害というと一戸建て住宅をイメージしがちですが、一戸建て住宅でも、集合住宅でも、リスクの大きさに差はありません。
シロアリの餌となる木材や紙があれば、木造住宅でも鉄骨住宅でも関係ないのです。

そのため、シロアリ被害は決して他人事の問題ではないということを理解しておく必要があります。
そこで、今回は住んでいる賃貸にシロアリが発生した場合の対応と、相談先について解説します。

賃貸物件でシロアリを駆除するときにすべきこと

賃貸物件でシロアリが発生すると、様々な疑問が出てくるのではないでしょうか。
「駆除費用は誰が負担するのか」「管理人への連絡はどの段階ですべきなのか」「駆除業者への連絡は誰が行うのか」など…。

賃貸物件は住居者の所有物ではないものの、住んでいる以上は何らかの対応が必要なのだろうか?と疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、賃貸物件でシロアリを駆除するとき、まずすべきことは以下のとおりです。

  1. シロアリの発生箇所の確認
  2. 大家・管理人へ連絡
  3. シロアリ駆除業者へ依頼

続けて、詳しくご説明致します。

シロアリの発生箇所の確認

シロアリ被害の疑いがある場合は、まず発生箇所の確認をしてみましょう。
もちろん、どこに巣があるのか、明確な場所まで探し当てようとする必要はありません。
可能であれば巣の場所まで突き止めることが理想ですが、詳細を調べるのは難しいため以下のポイントをチェックしてみてください。

  1. シロアリが出入りしている場所
  2. シロアリを見かけることが多い場所
  3. 蟻道の場所
  4. 壁や床を叩いたときに空洞音が鳴る場所
  5. 壁や床を押したときにへこむ場所

上記の5つのポイントを可能な範囲で確認してみましょう。

巣そのものが見つからなくても、これらのポイントが把握できれば、シロアリの活動場所がある程度想定できます。
大家や管理人、業者へ連絡する際に、これらの内容も報告すれば、スムーズに対応してもらえるはずです。 シロアリ被害について具体的なものまで知りたい方は、「もしかしてシロアリ被害?」見分けるポイントと被害状況とは?」をご覧ください。

大家・管理人の方への連絡

シロアリ被害の疑いがある場合は、まず管理人に連絡をしましょう。
賃貸物件の所有者は大家で、窓口となっているのは管理人であり、大家から管理を任された管理人には、物件を管理する責任があるからです。
本来住居者はシロアリ問題に関して深く関与する必要はありません。

しかし、状況によっては大家や管理人がすぐに対応できないこともあります。
その場合に限り、住居者が業者へと連絡しましょう。
順番としては、最初に管理人に報告し、大家や管理人の了承を得たうえで点検の依頼、という流れとなります。

大家や管理人への報告の際には、現時点で把握しているシロアリの被害状況や、それらが原因となった日常生活の不便な点などをきちんと報告します。
とくに、日常生活の不便な点に関しては、住んでいる住居者にしか分からないことです。

また、シロアリによる被害状況などはきちんと報告しないと、状況が改善されません。
「シロアリは駆除してもらえたけど、床のへこみは直してもらえない」といったトラブルが発生することも珍しくないです。
些細なこともきちんと伝え、可能であれば他の住居者と情報を共有しておきましょう。

シロアリ駆除業者へ依頼

シロアリの発生箇所が確認できたら、白蟻駆除業者に点検を依頼します。
この時、上記で確認したシロアリの発生箇所やその兆候もあわせて伝えておきましょう。
業者も事前にシロアリの状況についての情報があれば、現場での調査や対応がスムーズになります。
また、情報を元にくまなく点検してもらうよう、把握している情報は全て伝えることが大切です。

シロアリの駆除費用の負担先

上記でも触れた通り、賃貸物件の所有者は「大家」です。

大家には物件を適切に管理する責任があり、問題があれば管理を依頼している管理人が対応することが一般的。
シロアリの駆除費用に関しても、負担する義務があるのは大家です。
駆除費用の負担に関して、大家と住居者でトラブルになることもあるでしょう。

しかし、物件を管理する責任が大家にある以上、基本的に住居者が費用を負担する必要はありません。
シロアリの駆除費用の負担先に関しては「マンションでのシロアリの発生原因と費用の負担先」にて詳細を解説しています。
ぜひ、参考にしてみてください。

賃貸マンションなどの管理人がすべきこと

管理人が管理している賃貸マンションやアパートがシロアリ問題に直面している…。
そのとき、管理人が実践すべきことはシロアリ駆除の面、予防の面によって異なります。
それぞれを見ていきましょう。

シロアリを駆除する場合

シロアリを駆除する場合、まずは自分の目で被害の状況を確認してみることをおすすめします。
既に大量のシロアリが確認できるようであれば、早急に専門の業者に依頼する必要があるでしょう。

シロアリが発生してしまった場合、放置するのは非常に危険です。
シロアリは放っておいてもいなくなることはなく、むしろ毎日数が増え、被害は深刻化してしまいます。
最悪の場合、建物の倒壊によって住居者の命が危険にさらされてしまう可能性もあります。
また、状況によっては何らかの責任を問われることもあるため、シロアリ被害の放置は好ましくありません。

しかし、シロアリの痕跡があるものの白蟻が確認できない、もしくは、住居者からシロアリ被害による報告がない、という場合はどうでしょう。
そこまでシロアリの被害が大きくなっていないことが考えられます。
市販のベイト剤(毒餌)を設置して様子を見るか、業者に点検を依頼して今後の対応についてアドバイスを受けましょう。
自分でシロアリ駆除をする場合、「自分でシロアリ駆除をする際の流れとDIYでの注意点」に方法をまとめています。参考にしてみてください。

シロアリを予防する場合

シロアリの発生を未然に防ぎたい、という方は今のうちに予防を検討しておきましょう。
シロアリの予防方法はいくつかあり、業者に依頼する方法と自分で対応する方法があります。

業者に依頼する場合

業者に依頼する場合は「予防施工」として、床下に専用の薬剤を散布してシロアリの侵入を防ぐか、柱にACQを注入して防虫対策を施してもらいましょう。
薬剤の散布とACQの両方を実践する管理人も少なくなく、シロアリ予防を徹底している物件は多く見受けられます。
業者に依頼する分出費が大きくなってしまいますが、シロアリが発生した場合の駆除費用と比較すると圧倒的に安くなるでしょう。
将来の膨大な出費を抑えるために、今のうちに少額の出費で済ませておく、と多くの管理人が考えるようです。

自分で対応する場合

自分で対応する場合は、市販の薬剤を購入して作業します。
経年劣化で隙間が生じた部分に薬剤を散布・注入し、床下の地面全体に薬剤を散布しましょう。このとき、薬剤を直接吸い込むと、有効成分の影響により吐き気、めまい、咳といった症状が出るかもしれません。
薬剤を使用する際にはマスクとゴーグルを着用し、他の住居者にも事情を説明して積極的に換気を行うよう依頼してください。
薬剤使用後の数日間も同様に、なるべく意識的に換気をしてもらい、他の住居者の健康被害を防いでください。

賃貸もシロアリ被害に備えよう

シロアリ被害は一戸建て住宅に限らず、アパートやマンションといった賃貸物件でも見られます。
賃貸物件の大家や管理人、住居者もきちんとシロアリ被害がないか、意識的に確認してみることが大切です。
また、万が一シロアリ被害にあっている場合は、住居者と大家・管理人で情報を共有し、素早く専門の業者に依頼しましょう。
今回の記事を参考にしながら、今後の対応について、具体的にシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

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