シロアリ駆除

シロアリ駆除の方法は?それぞれのメリット・デメリットをご紹介

シロアリ駆除をしようとする男性の写真

シロアリの駆除を検討している方の中には「そもそもシロアリってどのように駆除するの?」といった疑問を抱く方がいると思います。
安心してシロアリの駆除を依頼するためにも、具体的な駆除方法について把握しておくことは大切です。

今回は、シロアリの駆除の方法とそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

シロアリ駆除の方法は大きく分けて2種類

ベイト工法でシロアリ駆除を行っている画像

シロアリ駆除の方法は大きく分けて「ベイト工法」と「薬剤散布法」の2種類が存在します。
それぞれ特徴が異なるため、きちんと把握しておきましょう。

以下はシロアリ駆除の方法を大まかに区分した図です。

シロアリ駆除の方法を分類したイラスト

工法ごとに詳しく説明します。

ベイト工法とは

ベイト工法とは、「ベイト剤」と呼ばれる薬剤を混入させた餌をシロアリに食べさせて巣ごと駆除する方法です。
このベイト剤を食べることでシロアリは脱皮ができなくなるため死んでしまいます。

ベイト剤の効果が発揮するのは、シロアリが摂取して、ある程度時間が経過してからです。
そのため、薬剤の影響は最初に食べたシロアリが巣に戻ってからも継続します。
これにより、薬剤の効果はベイト剤を含んだ餌を食べたシロアリだけではなく、巣に潜む別のシロアリにもどんどん作用し、最終的に巣を丸ごと駆除することができるのです。

ベイト剤はホームセンターでも販売されていますが、シロアリが潜む場所に設置しなければならないため、闇雲に設置しても効果が得られない可能性があります。
プロの業者に依頼して、効果的な場所に設置してもらいましょう。

ベイト工法のメリット・デメリット

ベイト工法のメリットとして以下の2つが挙げられます。

  • ペットへの害はほとんどない
  • 小さい子供にも安心

薬剤がまき散ることがなく、基本的にシロアリにしか作用しないため、犬や猫などのペットを飼っている方でも安心して使用できます。
また、人間にも害が少ないため体調不良を引き起こす心配がありません。

目立たない場所に設置すれば小さな子供が触ってしまう恐れもなく、家族全員が安心して過ごすことができます。

一方、デメリットは「効き目の遅さ」です。
ベイト工法は即効性を期待できないため、状況によっては数か月から1年近くの時間を要することもあります。
既に建物が深刻な被害を受けている場合は、なるべく早く対処する必要があるため、ベイト工法は不向きである可能性が高いです。

薬剤散布法(バリア法)とは

シロアリ駆除業者が薬剤を散布している画像

薬剤散布法とは、簡単にいうと壁に薬剤を散布したり、柱に薬剤を注入したりする方法です。

シロアリや白蟻の巣に直接薬剤を作用させるため、効果の高いシロアリ駆除方法といえます。
この薬剤散布法ですが、細かく分けると3種類の方法が存在します。

  • 木部処理
  • 土壌処理
  • 上回り処理

以下で詳しく説明していきます。

木部処理法

建物の木材部分に薬剤を吹き付ける方法です。

シロアリの種類によっては、柱や天井裏、床下などの木材の中に潜んでいます。
木部処理では、こうした木材の中に潜むシロアリの駆除に効果的です。

また、被害の状況によっては薬剤を吹き付けるだけでなく、薬剤を注入してシロアリを駆除することもあります。
木造タイプの建物であればあらゆる場所のシロアリを駆除することができるため、優れた駆除方法の一つです。

この木部処理のメリットとして以下の2つが挙げられます。

  • 即効性が高い
  • 広範囲のシロアリを駆除できる

シロアリは、常に巣に潜んでいるわけではなく、餌を求めて働くシロアリも存在します。
そのため、建物のあちこちにシロアリが潜んでいるもの。
そうしたシロアリを一斉に除去できるのが木部処理の1番のメリットといえます。

一方で、「人体に影響を及ぼす可能性がある」というデメリットが存在します。
特に、散布するタイプの駆除方法の場合は、吸い込んでしまう可能性があり、体に何らかの影響が出る可能性があるので注意が必要です。

上記のデメリットは業者に依頼することで軽減されます。
人体への影響に配慮し、周囲に薬剤が飛ばないようシートで覆ったり、業者自身もメガネやマスクなどで防御したりします。
合わせて、ペットを飼っている方は、ゲージに囲っておくなど注意が必要です。

土壌処理法

床下の土壌やコンクリートなどに薬剤を吹きかける駆除方法です。
シロアリの多くは、地中から建物内へと侵入してくることがほとんどであるため、こうした侵入を防ぐために土壌に薬剤を散布してシロアリの侵入をブロックします。

メリットとしては「これ以上のシロアリの侵入を防ぐことができる」というもので、シロアリ被害が初期段階にあるケースには効果的です。
被害を拡大させてしまうことなく、確実にシロアリの駆除をしやすくします。

一方デメリットは、「既に侵入済みのシロアリには別の駆除方法が必要」だということです。
既に建物内にシロアリが侵入している場合、土壌に薬剤を散布しても数を減少させることは難しいのが現状です。
特に、シロアリ被害が深刻な建物の場合は、土壌処理だけでは状況を改善することができないため、別の駆除方法と組み合わせて取り入れます。

上回り処理法

上回り処理とは、床下だけのシロアリ駆除では効果が低いとされる「浴室」「玄関」など床がふさがれている部分で行う駆除方法です。

床上から穴を空けて薬剤を注入し、シロアリを駆除していきます。
穴を空けた部分はシロアリ駆除後にセメントなどで穴をふさぐため、穴が残ってしまうといった心配がありません。

この上回り処理のメリットは「駆除漏れを防げる」ということです。
床下部分が塞がれている部屋はどうしてもシロアリを確認しにくく、駆除漏れの原因となってしまいます。
そのため、こうした上周り処理で1匹残らず駆除することができるのです。

ただ、穴は目立たないように防ぎますが、完璧に元通りにすることは難しく「よく見ると他の部分と違う」といった状況になってしまうことがあります。

薬剤散布法(バリア法)のメリット・デメリット

薬剤散布法には上記のように複数の種類が挙げられますが、全体的なメリットとしては「即効性が高い」「短時間で広範囲のシロアリ駆除が実現できる」ということが挙げられます。

また、デメリットとしては「人体や動物に影響がある」というものが挙げられるため、直接吸い込んでしまったり、子供が近づいたりしないよう注意しなければなりません。
また、ペットを飼っている方はペットへの影響も視野に入れて、対策を検討する必要があります。

シロアリ駆除を自分で行う方法

シロアリ駆除を、薬剤散布法を用いて自分で行っている画像

シロアリ駆除は、プロに依頼せず自分で行うこともできます。
「安く済ませたい」「自分で駆除したい」という方は以下も参考にしてみてください。

ベイト剤を使用して自分で駆除する

自分で駆除を行うのに比較的簡単なのが、ベイト剤を使用した方法です。
以下の3工程で作業は終わります。

  • 薬剤を購入する
  • シロアリの動きが活発な場所に設置するs
  • 数週間~数か月ほど様子を見る

ベイト剤はホームセンターなどでも売られているため、簡単に手に入れることができます。
即効性はないため、数週間~数か月ほど経過を観察する必要があります。
効果が出ていなさそうであれば、業者にお願いするようにしましょう。

薬剤散布法(バリア法)を用いて自分で駆除する

自分で行う場合は、薬剤散布法の中でも主に「土壌処理」が多いです。
床下に潜って、土壌やコンクリートに薬剤を散布するだけですが、床下には様々な害虫が存在するため、長そで・長ズボンで行うようにしましょう。

また、湿気も多い場所であるため、シロアリ駆除と並行して、除湿作業を行うとさらにシロアリが近づきにくくなります。

自分でシロアリを駆除する方法に関しては、以下に詳しく記載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
自分でシロアリ駆除をする際の流れとDIYでの注意点

シロアリ駆除の方法を把握した上で業者に相談を

シロアリ駆除の方法はいくつか存在し、被害状況や建物の構造などによって使い分けます。

どのような駆除方法があるのかを把握したうえで業者に相談することで、あらかじめ予算の目安が明確になりますし、場合によっては自分で対処できる可能性もあります。

ただし、自分で対処することに不安がある場合は、無理せず信頼できる業者に相談しましょう。

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