シロアリ駆除

シロアリの生態と種類を知る!特徴を知って正しい対策を立てよう

シロアリの生態と種類について語る男性

シロアリは、大切な家の土台や天井、そして壁などに使用されている木材を食い尽くしてしまう恐ろしい存在です。
いつまでも住み続けるためには、十分なシロアリ駆除などの対策が必要になります。

そのために、敵の生態や特徴をしっかりと理解しておく必要があるでしょう。
ただ、意外にシロアリのことを知らない人は多いです。

どのような生活をしており、なぜ木材にダメージを与えるのか、そして被害から身を守るための対策方法などについて詳しくご紹介します。

シロアリは生態系に必要な生き物

シロアリというのは、普段私たちの目に見えない場所で生活しているので、よく知らないという方も多いものでしょう。

シロアリは地球上でもっとも数の多い種と言われ、シロアリがいないと地球上の生態系に悪影響を及ぼすとも考えられています。
そんなシロアリは、木を主食とする昆虫です。
木の幹には「セルロース」という成分が豊富に含まれており、シロアリはこのセルロースを吸収して分解することができる貴重な生き物です。

樹木が寿命を迎えて朽ちた後、シロアリがその木を食べることで分解することができます。
また、木を食べて生活しているシロアリを、黒アリなどの昆虫をはじめとするさまざまな生物が捕食します。
これによって、植物性タンパク質から動物性タンパク質への食物連鎖が成立しているのです。

そのため、自然界においては、貴重な昆虫であると評価されています。
生態系にとっては必要な生物ではあるものの、木を食べるという性質から、私たち人間が住む木造住宅に甚大な影響を与えてしまうのです。

シロアリの生態と特徴

シロアリの生態と特徴

シロアリは、アリという名前がついており、さらに見た目もアリのような形をしています。
そのため、アリと同じ種族だと勘違いしている方が多いのではないでしょうか。

しかし、実際にはアリとシロアリは全く異なる生物。
黒アリは、ハチの仲間に属する昆虫ですが、シロアリはなんとゴキブリの仲間に属しているのです。

シロアリが作る巣とは

シロアリは、黒アリと同様にコロニーと呼ばれる巣を形成します。

シロアリの種類によって異なりますが、非常に数が多く、数万匹から百万匹にまで達することもあるのです。
一つのコロニーの活動範囲は、数百メートルであり、蟻道といわれる通路を作って木材のある場所まで移動を進めていきます。

シロアリの活動時期とは

シロアリの種類によって、活動時期に若干の違いがあります。
多くの種類は春ごろから活動をはじめ8月を過ぎたあたりから、徐々に活動を弱めていきます。

冬の間は、あまり活動をしなくなるものの、コロニーがなくなるわけではありません。
そのため、白蟻を放置していくと徐々に住宅が侵食されていくため、注意が必要です。

シロアリの活動時期については、以下の記事も参考にしてみてください。
シロアリの発生時期っていつ?活動時期についても解説

シロアリの階級社会

シロアリは、非常に多くの集団で生活していますが、しっかりとした階級社会で成り立っています。
女王・王、ニンフ、兵アリ、働きアリという4つの階級が存在しているのです。

女王シロアリや王シロアリとは

シロアリの階級のトップは、その名の通り、女王シロアリと王シロアリです。
女王アリの寿命は、十数年とされており、毎日数百もの卵を産むことが使命になります。

女王と王は、産卵をする以外には仕事をしないので、コロニーから出ることはまずありません。

次世代の女王シロアリであるニンフ

ニンフとは、女王が産んだ卵や幼虫の世話をしたり、餌をあげたりする役割を有しています。
将来の女王アリ候補でもあり、何かあったときには女王アリへと変化するのです。

兵シロアリと働きアリ

兵アリは、コロニーの2~3%ほど存在しています。
コロニーを外部の敵から守ることを役割としているのです。

そして、最も多いのが働きアリ。
コロニーのほとんどが働きアリであり、蟻道を作ったり、餌を巣に持ち帰って、女王アリや兵アリに餌を与えたりします。

また、階級ではありませんが、繁殖期になると羽アリが発生し、つがいとなって新たなコロニーを作るために巣を旅立つシロアリもいます。

日本に住んでいるシロアリと種類

世界には、確認されているだけでも2,000種類以上ものシロアリが生息しています。
その中で、日本では、およそ22種前後のシロアリが存在します。

そのうちのほとんどは、土壌性のシロアリであり、土壌改良のためになくてはならないシロアリです。
ただし、そのうちの以下の4種類は住宅に被害をもたらすシロアリとして認識されています。

  • ヤマトシロアリ
  • イエシロアリ
  • アメリカカンザイシロアリ
  • ダイコクシロアリ

家に被害をもたらすシロアリとして主要となっているのは、ヤマトシロアリとイエシロアリです。
特にヤマトシロアリの被害が非常に多く、シロアリ被害のおよそ8~9割に達しています。

ヤマトシロアリは、湿度の高い場所が好きで、庭や家の土台や腐りかけの木材などに住みつきます。
独自でコロニーを作らず、木材の中にコロニーを形成するタイプのシロアリです。
被害に遭ってしまうと、シロアリだけではなく、コロニーである木材ごと駆除する事態になってしまうでしょう。

シロアリの種類については、以下の記事でも紹介しています。
併せて参考にしてみてください。
日本にはシロアリが何種類?簡単に判別できる方法を紹介

シロアリの被害と正しい対策方法

シロアリの被害と正しい対策方法

家の中で使われているすべての木材がシロアリ被害の対象になるかもしれないということを理解しておきましょう。
土台や、壁、天井裏などあらゆる木材を食べつくすまで白蟻の進行は止まりません。
最悪の場合、家の建て替えが必要となるケースもあるので、早期発見と駆除が必要です。

シロアリが住み着かなくなるような対策としては、以下の3つの方法があります。

床下を温めない
シロアリは、気温が低くなると行動が抑制されます。床下が温かいと、冬場に入り込んでしまいコロニーを形成するのです。季節に関わらず活発に活動するようになるので、床下を温めないようにしましょう。
木材を置かない
床下や庭に木材などを置いておくと、シロアリをわざわざ呼び寄せてしまいます。また、木材ではなく、段ボールなどの紙にもセルロースが含まれていますので注意してください。
定期的な点検をする
定期的に点検をして、シロアリがいないかを確認しましょう。定期的に点検をすることで早期発見と駆除につなげることができます。

シロアリの被害については、以下の記事も参考にしてみてください。
「もしかしてシロアリ被害?」見分けるポイントと被害状況とは?

まとめ

シロアリは、自然界においては分解者として、食物連鎖の底辺として非常に重要な生物として認識されています。
しかし、セルロースを食べる性質から木造住宅に甚大なダメージを与えてしまうのです。
数万から百万ものコロニーを築き、家中のありとあらゆる木材を侵食していくことでしょう。

冬場は行動が抑制されるため、床下を温めたりしてしまうと、シロアリを読んでしまう恐れがあります。
定期的に点検をして、適切なシロアリ予防をすることが重要です。

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