シロアリ駆除

イエシロアリの特徴と駆除方法

イエシロアリの特徴と駆除方法

一言でシロアリといってもさまざまな種類のシロアリが存在します。
日本国内だけでもシロアリは20種類以上いるといわれているのです。

しかし、その中でも住宅に対して被害を与えるのは数種類だけだといわれています。
シロアリは種類ごとに、特徴や生態が微妙に異なります。
それでは、イエシロアリは、どのような特徴や生態を持っているのでしょうか?
また、効果的な駆除方法はどのような方法があるのか、被害事例などとあわせて詳しくご紹介いたします。

イエシロアリの特徴と生態

イエシロアリは、世界中に存在するシロアリの中でも、特に住宅に対して激しい被害を与えるシロアリとして知られています。
イエシロアリの中には、女王アリ、羽アリ、兵アリなどが存在します。
それぞれの見た目の特徴としては、次の通りです。

シロアリの種類 見た目の特徴
女王アリ・腹部が肥大化しており、他のシロアリより大きい
羽アリ・飛ぶための羽を有している
・羽が落ちると通常のシロアリと違いがわからなくなる
兵アリ・頭部が大きく角質化している
・頭がたまご型になっているのが特徴
働きアリ・兵アリより小さい
・頭部が角質化されていない

イエシロアリの活動時期は、比較的気温が高い時期になります。

そのため、活動地域も千葉県以西と比較的暖かい地域に限られている傾向です。
繁殖時期としては、6~7月ごろであり、夜間に羽蟻が一斉に巣を飛び出して新たな巣を作るために旅立ちます。
イエシロアリの住宅への被害が甚大なのは、そのコロニーの大きさも影響しているのです。

イエシロアリの巣には、数十万から百万匹にもおよぶシロアリが生活しています。
えさが多量に必要となり、他のシロアリに比べて食害スピードが速くなることから被害が大きくなる傾向です。
そのため、イエシロアリの被害に気付いたら、早急な対処が必要になります。

イエシロアリの被害事例

イエシロアリは、非常に大きなあごを持っており、行動範囲にある木をかじり取っていくのが特性です。
巣からの行動範囲の中で、住宅がある場合は地中から住宅の土台、柱などを移動しながら、木材の中でも柔らかい部分を好んで食べていきます。
木の表面などは、比較的硬いことが多いので、ほとんどのイエシロアリの被害は木材の内部に及ぶものです。

そのため、一見すると被害を受けていないようにも見えます。
ただ、実際にはシロアリ被害が進行しており、木材の内部はスカスカになっている恐れがあるのです。

また、一般的にシロアリは乾燥した木材を嫌い、湿気を含んでいるシロアリを好みます。
乾燥していると大丈夫と思いがちなのですが、イエシロアリは水分を持ち運んで、木材を自分で湿らせることができるのです。

この能力によって、乾燥した木材を食べやすくするので、家の中のさまざま場所が被害に遭う可能性があります。
主な被害事例としては、次の通りです。

  • 土台
  • 壁の内側の木材
  • 天井裏
  • 長年動かしていない家具などの下にある畳
  • 本棚などの木製の家具
  • 段ボール

シロアリ被害の定番である土台や柱だけではなく、ヤマトシロアリなどでは被害が発生しにくい天井裏や壁の内側にも被害がおよびます。
このように、イエシロアリが住宅内部に侵入してしまうと、家の中にあるすべての木材が捕食対象になってしまうのです。
これが、イエシロアリによる被害が大きくなる要因の一つです。

イエシロアリを駆除するなら

イエシロアリの防除をする場合には、通常のシロアリと同じ防除対策で問題ありません。
ただし、イエシロアリは、巣を形成する性質を持っているので、巣の駆除は絶対条件であることを知っておきましょう。

現在、一般的とされている駆除方法としては有機薬剤を使ったシロアリ駆除方法です。
スプレータイプの薬剤のほか、水に溶かして噴霧器を使って散布するタイプもあります。

また、遅効性ではあるものの確実に巣を全滅させるために、ベイト剤と呼ばれるシロアリが食べることで効果を発揮するベイト工法という駆除方法も効果的でしょう。
シロアリというのは、働きアリが食料を調達して、兵アリや女王アリ、王アリなどにえさを食べさせます。

ベイト剤を働きアリが持ち帰れば、巣全体のシロアリに薬剤を食べさせることが期待できるのです。
スプレータイプや噴霧タイプの薬剤と違って、即効性がないというデメリットはあるものの、全滅させることができる可能性が高いでしょう。

ただし、強力な薬剤は人体への影響も多いです。
幼児やペットなどがいる場合には、より影響の少ない手法を選択することもあります。

たとえば、天然物質であるホウ酸は、人体に悪影響はありませんが、シロアリにとっては猛毒の成分です。
こちらも即効性はありませんが、有効なシロアリ駆除方法として知られています。

シロアリかも?と思った方は専門業者へ依頼しましょう

ここまでご紹介してきた情報と、実際の家の状況を見比べてみて、もしシロアリ被害を受けているかもしれないと思ったのであれば、専門のシロアリ駆除業者に調査を依頼することをおすすめします。

シロアリというのは、目視することができる範囲でだけ生息しているわけではありません。
簡単に入り込めない場所や、壁の奥、天井裏などに潜んでいるケースもあるでしょう。
ある程度であれば、業者に依頼せずとも自分自身で駆除や予防をすることも可能です。

しかし、シロアリを完全に駆除することができなければ、女王アリが驚異的なスピードで卵を産むため、すぐにまた元の状態になってしまう恐れがあるでしょう。
シロアリ駆除の専門業者であれば、培った経験と確かに技術により、家の中に巣くっているシロアリをくまなく探しだすことができます。

また、市販されているシロアリ駆除剤よりも効果の高い薬剤や、一般人が施工できないような対策法なども提案してもらうことができるでしょう。
一度施工してもらえば定期的に点検に来てもらったり、万が一シロアリが再度発生した場合、一定期間であれば無料で駆除してくれたりする保証サービスなどがある場合もあります。
結果的に、自分で対処するよりも安く駆除することができるケースもありますので、まずは相談をしてみましょう。

まとめ

イエシロアリは、時として百万匹にもなる大きなコロニーを形成します。
その分、非常に多くのえさを必要としますので、被害のスピードが大きくなる傾向があるでしょう。

また、自分で水を運んで、木を湿らせる性質もありますので、屋根裏などの本来は湿気の少ない場所の木材も危険にさらされる恐れがあります。
自分自身でシロアリ駆除をすることもできますが、確実に巣を壊滅させるためにも、専門のシロアリ駆除業者に依頼することをおすすめします。

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