シロアリ駆除

シロアリ駆除のベイト剤の効果は?気になる特徴と注意点について

シロアリ駆除のベイト剤の効果は?気になる特徴と注意点について

「シロアリ駆除でベイト剤を使用してみたいけれど、本当に効果があるのか気になる」という方は多いのではないでしょうか。
ベイト剤はプロであるシロアリ駆除業者にも選択される駆除方法のひとつで、薬剤散布に次いで一般的な駆除方法です。

しかし、その具体的な効果や概要についてはまだまだ広くは知られていません。
そこで、今回はシロアリ駆除におけるベイト剤の特徴と効果、注意点について解説します。

シロアリ駆除における「ベイト剤」とは

シロアリ駆除におけるベイト剤とは、簡単にいうと「毒餌」のことです。
シロアリが好む素材を使用し、白蟻を誘い込んでベイト剤を巣へと持ち運ばせます。
このベイト剤を巣内で仲間と食べることで、巣を丸ごと駆除することができるのです。

具体的な成分は商品によって異なりますが、主に「脱皮阻害剤」と呼ばれる成分が含まれています。
脱皮を必要とするシロアリに作用するため、哺乳類である人間や犬、猫などには危険性はありません。

シロアリ駆除に使える市販のベイト剤

このベイト剤は、ネットやホームセンターでも販売されているため、気になる商品をチェックしてみてください。 市販で購入可能なベイト剤は以下のとおりです。

シロアリハンター 6個入
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シロアリが好む「松材」をはめ込んでいるため、誘因性が高いのが特徴です。有効期間はおよそ2年と長く、頻繁にベイト剤を交換する必要がありません。
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シロアリベイト工法 エクステラ 地中設置型ステーションセット
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ベイト工法で使用するステーションとともに購入が可能です。シロアリの好物であるユーカリの木を使用してステーション内に白蟻を誘引します。
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シロアリ駆除のベイト工法の効果とメリット・デメリット

シロアリ駆除におけるベイト工法の効果は高く、上述した通り巣を丸ごと駆除できるのが魅力です。
即効性は低いものの、既に大量に繁殖しているシロアリを残らず駆除することもできます。
そんなベイト工法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
人体、ペット(哺乳類)への健康被害のリスクが低い
設置するだけでシロアリの駆除につながる
気が付かなった巣も駆除できる
即効性が低い(最短数か月で効果が現れる)
薬剤散布法で使用する薬剤よりも割高

続けて、それぞれについて詳しく説明していきます。

シロアリ駆除におけるベイト工法のメリット

ベイト工法のメリットはまず、高い安全性が挙げられます。
ベイト剤に含まれる成分は、脱皮を繰り返すことで成長するシロアリに効果があるため、人体への影響度は小さいからです。
さらに、設置をするタイプのため、薬剤が蔓延しないため直接薬剤を吸い込んでしまう心配も少なくなります。

薬剤散布を行うバリア工法の場合、薬剤が飛散し部屋や、置いていたものに付着してしまったり、吸い込んでしまったりということが考えられるのです。
これらを踏まえると、ベイト工法は安全性の高い工法と言えます。

また、ベイト剤の使用方法は手軽であるため、初心者でも問題なく実施できます。
主なベイト剤の設置方法は、「埋める」「テープで壁に固定する」といったことでできるからです。
さらに、把握していなかった巣も駆除することにつながるため、屋内に潜む多くのシロアリを駆除することも。

シロアリ駆除におけるベイト工法のデメリット

一方、デメリットとして挙げられるのが即効性の低さです。
シロアリがベイト剤を食べたからといってすぐに死亡するわけではありません。

さらに、シロアリの数が多ければその分ベイト剤が全ての白蟻に回る時間も長くなります。
シロアリ駆除を実現できるのはベイト剤を設置してから数か月~1年後。即効性は期待できないのです。

また、薬剤散布法で使用する薬剤よりも割高なのがデメリットのひとつとして挙げられます。
コスト面を重視する方には向いていないといえるでしょう。
ちなみに、ベイト工法が適しているのは以下の項目に該当する方です。

  • 被害状況が深刻化していない
  • 即効性を重視していない
  • 小さな子ども、ペットがいる家庭
  • コスト面を重視していない

これらの項目に当てはまる方であれば、ベイト工法をおすすめします。

シロアリ駆除でベイト工法を自分でする方法

一口に「ベイト工法」といっても大きく2種類が存在します。
それぞれの種類については以下のリストを参考にしてください。

  • シロアリの餌にあらかじめ薬剤が含まれているタイプ
  • ケース内にシロアリの餌を入れておき、白蟻が侵入してから毒餌を入れるタイプ

比較的定番なベイト工法は、「シロアリの餌にあらかじめ薬剤が含まれているタイプ」です。
設置するだけで作業は完了するため、手間が少ないという特徴があります。

もうひとつは、「ケース内にシロアリの餌を入れておき、白蟻が侵入してから毒餌を入れるタイプ」です。
シロアリに警戒されずにおびき寄せやすいのが特徴。
定期的にシロアリが侵入しているかを確認しなければなりませんが、誘因性の高さが魅力です。

それぞれの作業の流れについて解説します。

シロアリの餌にあらかじめ薬剤が含まれているタイプ

  1. シロアリが出現しそうな場所を探す(主に蟻道の近く、巣の近く、床下)
  2. 屋外であれば地中に埋める。屋内や外壁際であればテープでベイト剤を固定する
  3. 半年に1~2回ベイト剤の様子をチェックし、餌の減り具合に応じて毒餌を交換する

ケース内にシロアリの餌を入れておき、白蟻が侵入してから毒餌を入れるタイプ

  1. シロアリが出現しそうな場所を探す(主に蟻道の近く、巣の近く、床下)
  2. 屋外であれば地中に埋める。屋内や外壁際であればテープでベイト剤を固定する
  3. 月に1回の頻度でベイト剤の様子をチェックし、シロアリ侵入の痕跡があれば毒餌を投入

頻繁にケースを開閉すると、シロアリが警戒して別の場所に移動してしまう可能性があります。
そのため、ベイト剤を確認する際は多くても月に1回までが適切です。

シロアリ駆除でベイト剤を使用する際の注意点

シロアリ駆除でベイト剤を使用する際、いくつか注意点があります。それが以下の3つです。

  • 即効性が低い
  • 設置場所によっては効果を得られない
  • 定期的に設置し直す必要がある

それぞれの詳細について見ていきましょう。

即効性は期待できない

本記事でも何度か触れた通り、ベイト剤には即効性が期待できません。
ベイト剤をシロアリに食べさせることに加え、巣で拡散する必要があるからです。

効果が現れるまでの具体的な期間はおよそ6カ月~1年。
シロアリの数によって異なりますが、1年近くの期間を要することを理解しておく必要があります。

そのため、既に建物の被害が深刻化している場合は、ベイト工法の選択は好ましくありません。
効果が現れるまでの期間も被害が進み、倒壊リスクが上昇します。
「早めに駆除しないと建物が危険」という場合は、即効性の高い薬剤散布法がおすすめです。

設置場所によっては効果を得られない

ベイト工法は非常に効果が高いのが特徴ですが、設置場所によっては十分な効果が得られません。
ベイト工法は、シロアリが毒餌を食べないことには効果が見込めないのです。
見当違いの場所に設置してしまうと、無意味な作業となってしまうため注意しましょう。

また、住宅や庭の構造によってはベイト工法が使用できないこともあります。それが以下の2つのケースです。

  • そもそも設置場所まで人が通れない
  • 敷地が全面コンクリートの場合は地中に埋められない

これらの場合は、ベイト工法を実施するのは難しいため、別の工法でシロアリ駆除を行う必要があります。

定期的に設置し直す必要がある

ベイト工法は「設置して終わり」ではありません。
ケース内の毒餌が減少したタイミングで毒餌を交換する必要があります。

中身が空っぽのまま放置してしまうと、シロアリは餌を求めて別の場所へと移動してしまうもの。
この場合、建物に被害をもたらす可能性が考えられるため、ベイト剤は定期的にチェックしなければなりません。

ベイト工法の効果を理解して、シロアリ駆除をしよう

ベイト工法は効果が高く、手間がないというメリットがあります。
さらに人間やペットへの安全性も高く、非常に魅力的な工法といえるでしょう。

しかし、その一方で「即効性が低い」「適切な場所に設置しなければならない」「割高」といったデメリットも存在します。
そのため、ベイト工法を検討する際にはメリット・デメリットの両方を理解したうえで取り入れることが大切です。
ぜひ、今回の記事を参考にしながらベイト工法に関して理解を深めてみてください。

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