屋根修理

屋根の掃除はDIYでできる?必要な道具と掃除方法を紹介!

屋根の掃除はDIYでできる?必要な道具と掃除方法を紹介!

屋根は風雨や直射日光の影響や経年劣化によって汚れたり傷んだりしやすい場所です。
そのため、定期的に掃除などのメンテナンスをする必要があります。
しかし、屋根は普段目にしづらいところにあるため、掃除をおろそかになりがちです。

掃除などのメンテナンスは家を守るバリア機能を高め、結果的に家全体の保全にも役に立ちます。
普段あまり掃除することがない屋根ですが、掃除方法とポイントを知って屋根の状態を維持しましょう。
この記事では、屋根掃除をDIYで行う方法から屋根掃除を業者に依頼した場合の費用相場まで解説しています。
ぜひ参考にして、屋根をきれいにしてみてください。

定期的に屋根の掃除が必要な3つの理由

定期的に屋根の掃除が必要な3つの理由

なぜ定期的に屋根の掃除をしなければならないのか、理由が分からない人もいるかもしれません。
確かに屋根は汚れても目につきづらいため、掃除の必要性を感じにくいですよね。
しかし、見えないからといって放置してよいわけではなく、定期的に掃除をすべき理由は3つもあります。

  • 砂埃がたまると排出のトラブルが起きやすくなるため
  • コケが生えると塗装の劣化を早めるため
  • 落ち葉が屋根から雨樋に落ちて詰まるため

メンテンスの必要性を把握して、掃除することの重要性を理解しておきましょう。

砂埃がたまると排出トラブルが起きやすくなる

屋根は風雨の影響を受けることが多く、普段の生活の中でも砂埃や雨によって、少しずつ汚れていきます。
目に見えない程度の汚れでも、時間の経過によって砂が堆積して排水機能を妨げてしまうことも多いです。

砂埃は屋根の目地や排水部分に詰まったり、屋根から伝う雨樋に詰まったりします。
砂埃がたまって排水がうまくいかないと、屋根材の劣化や雨漏りといった、二次的な被害につながる可能性もあります。

これらを防ぐためにも、定期的な掃除は必要といえるでしょう。
どれだけ急勾配の屋根でも砂埃は堆積するため、屋根材の種類や形に関係なく、掃除は必要と考えなければなりません。

コケが生えると塗装の劣化を早める

屋根の排水がうまくいかなくなることで湿度を逃がしきれず、コケが生えることも少なくありません。
コケが生えることで屋根の塗装は劣化し、剥がれたり排水機能が落ちたりすることも多いです。

結果的に、砂埃とコケの両方で排水を妨げてしまうことになり、より重大なトラブルにもつながりかねません。
一度コケが生えると自然消滅することはなく、人間の手で取り除く必要があります。
早期にコケを発見して素早く取り除くためにも、またコケを生やして屋根を劣化させないためにも、定期的に掃除をすることが重要です。

落ち葉が屋根から雨樋に落ちて詰まる

屋根の排水機能を妨げるものは、砂埃やコケ以外にも、落ち葉や花びらといったものも挙げられます。
風の影響で巻き上げられた葉っぱや花びらが屋根に堆積し、雨樋に落ちて詰まりの原因になることは少なくありません。

また、雨樋の中に落ちた葉っぱがそのまま根付いてしまうケースもあり、より詰まりやすくなることもあります。
屋根につながる雨樋やパイプを詰まらせてしまうものは多いため、定期的に掃除をして詰まりの原因を排除しなければなりません。

屋根を掃除する2つの方法

屋根を掃除する2つの方法

屋根の掃除をしようと考えたものの、どのように掃除をすればよいのか、方法が分からず困っている人は多いでしょう。
屋根の掃除方法は複数ありますが、代表的なやり方は次の2つです。

  • 高圧洗浄機による清浄
  • 雨樋に溜まったゴミの除去

状況に合った方法を用いて、きれいな状態を保ち続けることが大切です。

高圧洗浄機による清浄

コケやカビが生えてしまったり、なかなか落ちない頑固な汚れがあったりする場合は、高圧洗浄機を使って洗い流します。
高圧洗浄機は勢いよく噴射することで、屋根についた汚れを一気に落とすことができます。
手作業ではなかなか取れない汚れでも、高圧洗浄機を使えば簡単に落ちることも多いため、便利な道具といえるでしょう。

ただし、高圧洗浄機は重いものも多く、水の勢いでバランスを崩しやすいため、安定性の悪い屋根での作業では十分に注意が必要です。
危険性の高い作業でもあるため、無理に自分で行わず業者に依頼したほうがよいでしょう。

雨樋にたまったゴミの除去

屋根の掃除では、屋根本体だけでなく雨樋の清掃を行うことも大切です。
雨樋の詰まりが排水機能を妨げていることも多いため、ここにゴミがたまっていないか確認しましょう。
雨樋に手が届くなら、軍手をして手で取るか、ほうきや火ばさみなどを使ってゴミを取り除きます。

また、高圧洗浄機で汚れごと一気に洗い流すという方法もあります。
ただし先述したとおり、高圧洗浄機を使用する作業は危険なので、業者に任せることをおすすめします。
なかには管の中など細い場所も洗える高圧洗浄機もあり、業者の場合はこれを使用して掃除することも多いです。

屋根を自分で掃除する時に必要な道具

屋根を自分で掃除する時に必要な道具

屋根の掃除に必要なものはいくつかありますが、それほど特別なアイテムではないため簡単に揃えられます。
ただし、道具を揃える手軽さに対して作業の危険度は高くなります。
そのため、必ず二人以上で安全を確保しながら行い、少しでも難しいと感じたら無理せずにその時点で中止しましょう。

ゴミを取り除くための用具

屋根の掃除はゴミ取りの作業が多いため、トングやほうき、ブラシなどを用意するとよいでしょう。
掃除をする場所に合わせて、大小さまざまなものがあると便利ですが、基本的にはトングは長め、ほうきは短めでコンパクトなものがおすすめです。

ブラシは、こする場所によってはやや大きめのほうがよいですが、屋根まで持ち運ぶことを考えると、手持ちサイズの小さいものを選ぶとよいでしょう。
安定性の低い屋根の上でも、取り回しがしやすいものを選ぶことが大切で、あまりにも大きすぎるものや重すぎるものは避けましょう。

水を流すためのジョウロやホース

高圧洗浄機を使用しない場合は、ジョウロやホースを用います。
これは、水を流して汚れを取るのではなく、詰まりがきちんと解消されているかを確認するために使用します。
一通り掃除を終えたあとに、雨樋やパイプに水を流して排水が正しく行われているか確認しましょう。

水がスムーズに流れない場合は、まだゴミがたまっているため、再度確認して取り除かなければなりません。
この際に、水を一気に流すと水が詰まってしまうこともあるため、少しずつ流すようにしましょう。

長い太めの針金

雨樋やパイプなど、細い場所の詰まりを解消するためには、針金を用います。使用する針金は、できるだけ長くて太いものを選びましょう。

細長い針金でも、狭い場所を通してゴミを押し出すことはできますが、途中で針金が曲がって抜けなくなったり、中で折れて詰まりの原因になったりする場合があります。
使用する針金には耐久度が必要なため、簡単に曲がったり折れたりしないものを選ぶようにしましょう。

屋根を掃除する3つのメリット

屋根を掃除する3つのメリット

作業の危険性が高くて目につきづらいことから、掃除する気が起きにくい屋根ですが、定期的に掃除をすることには次の3つのメリットがあります。

  • 屋根のカビや屋根内部の腐食を防げる
  • 塗装をするための準備になる
  • 将来の雨漏りリスクを軽減できる

掃除をするメリットを知って、いかに定期的なメンテナンスが重要なのか、理解を深めていきましょう。

屋根のカビや屋根内部の腐食を防げる

風雨の影響や経年劣化によって、屋根にはカビやコケが生えたり、それらが内部に侵食して腐食したりすることもあります。
これらは、排水がうまくいっていないことが原因で起きるため、定期的に掃除をして排水機能を正常に保つことで、結果的にカビやコケの発生や内部の腐食を防ぐことができます。

屋根の掃除は見た目をよくするだけでなく、排水機能の向上と劣化の予防につながるため、こまめに掃除をするほど長持ちしやすいでしょう。

塗装をするための準備になる

屋根は経年劣化を避けられないため、ある程度の年数が経過したところで、塗装し直さなければなりません。
塗り替えをする際は屋根の掃除を行いますが、事前にきれいにしておくことで掃除を簡略化でき、スムーズに塗り替えができます。

塗装前に掃除をしておかないと、ゴミが屋根を傷つけてしまったり、うまく塗料が入らずにすぐに剥げてしまったりすることも多いです。
下準備をしておくことでスムーズに作業が進められるだけでなく、作業の品質向上にも一役買うため掃除の重要性は高いでしょう。

将来の雨漏りリスクを軽減できる

定期的に掃除をして排水機能を維持することで、将来的な雨漏りのリスクを軽減できます。
雨漏りは逃しきれなかった水が原因で起きますが、排水機能自体は経年劣化で少しずつ弱くなります。
劣化は免れられないものの、定期的な掃除によってそのスピードを遅らせることはでき、屋根全体の劣化もしづらくなるでしょう。

また、きれいに掃除した状態で塗り替えをすることで、塗装の品質が上がり、これも雨漏りリスクの軽減に役立ちます。
排水機能の維持はもちろん、カビの発生による腐食も防げるため、雨漏りから家を守るためにも、定期的に掃除を行うことは重要です。

屋根の掃除は業者に依頼したほうが無難

屋根の掃除は業者に依頼したほうが無難

こまめに掃除をすることで、屋根の劣化スピードを遅らせることができ、家全体を守ることができます。
そのため、定期的なメンテナンスをすることは大切ですが、屋根の掃除は、できるだけ業者に依頼してやってもらうほうが無難です。

これは作業の危険度が関係しており、DIYでの作業は危険性が高く、ケガや大きな事故にもつながりかねないためです。
屋根は不安定な場合も多く、たまったゴミやコケなどで足を滑らせて、転倒や転落することも少なくありません。

どれだけ安全に配慮して作業をしても、大きなケガをする可能性は常にあるため、DIYで行うとしても無理のない範囲に留めることが大切です。
また、けがのリスクだけでなく、無理なメンテナンスによって家を劣化させてしまう可能性があることも、頭に入れておく必要があります。

また屋根や雨樋、パイプなどは無理な作業で傷をつけてしまったり、破損させてしまったりすることも多くなります。
破損させてしまうと修理が必要になり、結果的に費用が高くつくこともあるため、最初から業者に頼んだほうが安全で確実でしょう。

屋根掃除を業者に依頼する場合の費用相場

屋根掃除を業者に依頼する場合の費用相場

安全性や確実さを考えるなら、屋根の掃除は業者に依頼するほうが無難です。
しかし、業者に依頼するとなると料金が発生するため、費用がいくらかかるのか不安になる人もいるでしょう。

作業内容 価格相場
屋根の高圧洗浄 30坪2階建ての一軒家の場合で15,000~30,000円
雨樋のゴミ拾い 30坪2階建ての一軒家の場合で15,000~30,000円
高所作業のための足場 1平方メートルあたり700~1,200円

利用する業者や作業内容など、ケースによって相場は変わりますが、大体上記のような費用がかかることは頭に入れておきましょう。

高圧洗浄での掃除費用

高圧洗浄機を使用した掃除は、30坪2階建ての一軒家の場合で、15,000~30,000円前後が相場です。
作業範囲が広くなるほど費用は高くなりやすいのですが、範囲が狭い場合でも安く済むとは限りません。

業者によっては最低料金を定めていることもあり、どれだけ狭い範囲でも、広い場合と料金は変わらないというケースもあります。
また、屋根や雨樋の状態によっては、バイオ洗浄という特殊な洗剤を使用した方法に切り替わり、通常の高圧洗浄よりも相場が高くなることは頭に入れておきましょう。

雨樋の掃除費用

雨樋のゴミ拾いは、30坪2階建ての一軒家の場合で15,000~30,000円前後が相場です。
また、業者によっては特殊な道具を使用することがあり、この場合は作業工賃や材料費が別途かかることがあります。
さらに、屋根の勾配によっても費用は変わり、急勾配だと追加料金として20,000円程度かかる場合もあります。

足場工事費用

作業場所が2m以上になる場合は、足場を組んで作業しなければなりません。
足場は平方メートルあたり600~1,500円程度が相場で、架ける面積が広いほど費用は高額になります。
足場の費用は、次のような計算式で求められます。

足場費用の計算方法 {建物の外周(m)+8m}×家の高さ(m)×平方メートルあたりの単価

また、塗料が飛び散るのを防ぐために、飛散防止シートを張ることもあり、これは平方メートルあたり100~200円程度が相場です。
飛散防止シートの有無で費用も変わってくるため、具体的な金額は事前に業者に確認しましょう。

まとめ

このページでは 屋根の掃除をすることのメリットや、掃除をDIYで行うことができるのかについて解説しました。

目につきづらく掃除をおろそかにしてしまいがちな屋根ですが、風雨の影響や経年劣化によって少しずつダメージを受けています。
長持ちさせるためには定期的に掃除をすることが大切で、手をかけた分品質を維持できます。

ただし、危険な作業も多いので、DIY作業は無理のない範囲で行い、難しいところは業者に依頼しながら定期的にメンテナンスを行いましょう。

ファインドプロの3つのあんしん

ファインドプロでは困った人によりそい、安心を感じていただけるように信頼できるサービスを提供いたします。