屋根修理

屋根塗装の足場の組み方を解説!足場が必要な理由や費用も紹介

屋根塗装の足場の組み方を解説!足場が必要な理由や費用も紹介

できるだけ費用を安く抑えて、屋根の塗装をしたいと考えていませんか?
屋根の塗装をする際には足場を組むことが多く、別途の費用がかかります。

足場代が高くつくことも多いため、可能であれば足場を組まずに塗装作業をしてもらいたいと考える人は少なくありません。
屋根の塗装で足場を組むことは必須なのか、足場の組み方や設置する理由や費用なども含めて確認していきましょう。

屋根塗装の足場の組み方は4種類

屋根塗装の足場の組み方は4種類

ひとくちに足場といっても組み方は複数あり、それぞれで特徴が異なります。
一般的な屋根塗装の場合は、次の4つの方法のいずれかで足場を組むことが多くなります。

足場の組み方の種類 特徴
クサビ足場(ビケ足場) ・主流の足場
・組み立てやすく解体もしやすい
・踏み板の幅が広くて安定感がある
単管足場 ・パイプを縦・横方向に組み合わせて作る
・狭いスペースに用いられる
・安全性が不十分なため利用は減っている
単管ブラケット足場 ・クサビ足場が設置できない時に使用される
・強風に対して強度がある
・省スペースで設置することができる
屋根足場 ・屋根の勾配が急な場合に使用される
・風の影響を受けやすい
・足元が安定しやすい

特徴だけではなく、費用や使用するシーンも異なるため、自宅での作業の場合はどの方法が適しているのかを知っておきましょう。

クサビ足場:足幅が広く安全性が高い

現在、最も主流となっているのが、クサビ足場(ビケ足場)と呼ばれるものです。
クサビ足場は、踏み板がクサビ状の鉄の網で覆われているため、足場が広く安定しやすいことが特徴です。
落下の危険性が少ないため安全性が高く、職人も作業がしやすいという特徴があります。

主流となっている理由は、組み立てや解体のしやすさにもあり、作業効率が高い点も大きな魅力です。
ただし、設置する際にはハンマーで叩いて固定するため、音が気になることもあります。

さらに、安全性や作業効率のよさなど品質の高さから、他の足場よりも費用がやや高くなりやすいことは覚えておきましょう。

単管足場:価格は安価だが安全性は不十分

旧式の組み方である単管足場は、縦と横の二方向にパイプを組んだ、比較的簡素な作りをしています。
踏み板がなく、パイプに乗っているだけの状態のため、安定性は低く、現在はあまり使用される組み方ではありません。

しかし、簡単な作りのため費用は安く、組み立てや解体もスムーズに行えるという特徴はあります。
また、パイプを組み合わせるだけで場所をとらずに済むため、狭い場所での作業時に使用されることが多い<です。

単管ブラケット足場:狭いスペースで用いられる

単管ブラケット足場とは、単管足場にブラケットと呼ばれる踏み板をつけて、安定性を高めたもののことを指します。

単管足場と同様に、狭い場所でコンパクトに設置できるだけでなく、強度が高いため風にも強いという点が魅力です。
広い場所はクサビ足場、狭い場所は単管ブラケット足場、というように使い分けられることが多いですが、使用場所だけでなく、組み方自体にも違いがあります。

クサビ足場はハンマーで叩いて固定するのに対して、単管ブラケット足場はボルトで締めて固定します。
そのため、足場を組む際の音もそれほど気にならず、周囲に配慮しながら作業を進めやすいのが特徴です。

屋根足場:急勾配の屋根に用いられる

屋根に上るための足場ではなく、屋根の上での作業を安定させるために、屋根足場というものが組まれることもあります。
屋根足場は、屋根塗装の全ての場合で組むわけではなく、傾斜が5寸以上の急勾配になっている場合に使用されます。

屋根足場は風の影響を受けやすく、強度はそれほど高くありませんが、足元が固定できるため、安定性が高くなることは確かです。
勾配がきつく、屋根から滑り落ちそうなときに設置されることが多く、安定して作業をするためのストッパーの役割を果たすともいえるでしょう。

屋根に足場を組む場合の費用相場

屋根に足場を組む場合の費用相場

屋根塗装を業者に依頼すると、複数の内訳で料金が発生します。
作業工賃や材料費はもちろん、足場代も料金に含まれており、いくらかかるのか気になる人は多いでしょう。
組む足場の種類や、依頼する業者によっても違いますが、ある程度の相場はあるため、おおよその費用について知っておきましょう。

1平方メートルあたり600~1,500円

足場の費用は、平方メートルあたりの広さで変わります。
基本的には、1平方メートルで600~1,500円程度が多く、平方メートルあたりの費用が1,000円以下で収まることも少なくありません。
他の種類よりも価格設定が高いクサビ足場は、平方メートルあたりの費用が100~200円程度増加になると考えましょう。

具体的に費用を計算するためには、まずは足場がどれくらいの面積でかけられるのかを計算する必要があります。
これを「足場架面積」と呼び、次の方法で計算します。

足場架面積の計算方法 {建物の外周(m)+8m}×家の高さ(m)

家の高さは住居によって異なりますが、1階建てだと大体3.5m程度が多く、階層が増えるにつれて2.5mずつ増えていくと考えましょう。
足場にかかる費用は「足場架面積×平方メートルあたりの単価」なので、600~1,500円をかけると大体の費用が算出できます。

また、足場を組んだ作業では周囲に塗料が飛び散らないように、飛散防止ネットをかけることが多いです。
これは平方メートルあたり100~200円程度が相場ですが、より具体的な費用を知りたい場合は、これも加味して計算しておきましょう。

天候や業者の都合によって前後しますが、足場を組むためには早くて1週間程度、長いと1カ月程度かかることも覚えておかなければなりません。

足場代が無料になることはない

足場は組む面積が増えるほど費用が上がり、これだけで10万円以上かかることも少なくありません。
高額な費用がかかるのは、それだけ作業が難しい証拠でもあり、足場代が無料になることはまずないことを理解しておきましょう。

足場を組むためには高い技術が必要で、職人でも半年から1年程度修行しなければなりません。
足場代は、いわば安全に作業をしてもらうための費用で、優秀なスキルを持つ職人に支払う技術料ともいえます。

まれに、「足場代は無料」と謳う業者もありますが、足場以外の部分で高額な費用を請求したり、違法な作業をしたりする悪徳業者の可能性があるため、利用しないほうが無難です。
業者に高所での作業を依頼するなら、足場代は必ずかかると考えておかなければなりません。

屋根塗装作業で足場が必要な3つの理由

屋根塗装作業で足場が必要な3つの理由

屋根の塗装作業を業者に依頼すると、ほぼ確実に足場を組むことになります。
屋根塗装で足場を組む理由は、次の3つが考えられます。

  • 塗装作業を安全に行うため
  • 作業の品質を保つため
  • 法律で決められているから

屋根の塗装と足場を組むことはセットになっているため、これらの理由も覚えておきましょう。

塗装作業を安全に行う

高所での作業は専門の業者にとっても危険なことであり、安全に行うために足場は必要不可欠です。
足場がなければ足元が安定せず、塗装作業に気を取られて落下したり、大きな事故につながったりする危険性が高いからです。
また、作業に使用する道具は重たいものも多く、例えば塗料が入った缶は1つで20kg程度の重量があります。

足場を組まずにはしごで登ろうとしたりすると、重たい道具を持ち運ぶだけでもバランスを崩して事故につながることもあるため、安全な作業をするためにも足場は必要になるのです。

作業の品質を保つ

安全に作業をするだけでなく、効率的かつ高品質な作業をするためにも足場は欠かせません。
足場を組むことで安全性が高まるため、職人も余計なことに気を取られずに作業に集中できます。

一方で、足場を組まずに不安定な場所で作業をすると、どうしても集中力を欠いてしまい、作業の品質が落ちてしまう可能性が高くなってしまいます。
足場を組むと費用が上がることは確かですが、その分、高品質な作業が確保できるということは理解しておきましょう。

法律で決められている

そもそも高所での作業の際に足場を組むことは、「労働安全衛生法」という法律で決められています。
法律では2m以上の高所での作業時には、足場を組むことが求められており、これを守るために簡単に見える作業でも足場を組んで行います。

つまり、2m以上の作業にもかかわらず、足場を組まずに行う業者は、法律に違反しているということです。
法律を遵守する優良な業者かどうかを見極める際にも、足場設置の有無は役立ちます。

DIYで屋根塗装する際の足場に関する注意点

DIYで屋根塗装する際の足場に関する注意点

足場代に加えて、作業工賃やその他の費用がかかるため、屋根塗装の料金は高額になってしまいます。
そこで、少しでも費用を抑えようと考えて、DIYでの作業にチャレンジする人もいるかもしれません。
ただし、DIYで屋根塗装をする際にも足場は必要で、次の3点に注意ましょう。

  • 足場は自分で組まずに業者に依頼する
  • 安全性の高いクサビ式足場を選ぶ
  • 足場の設置・解体時は近隣へ配慮を心がける

以上の注意点を正しく守り、安全に留意して作業を行いましょう。

足場は自分で組まずに業者に依頼する

足場の組み立てを業者に依頼すると、どうしても費用がかかってしまいますが、
足場の組み立て作業は、職人でも長期間修行をしなければ習得できないほど、非常に難しく危険なものです。
そのため、無理に自力で行おうとはせず、プロに依頼しましょう。

素人作業で適当に組んでしまうと、作業中に崩れるといった危険性が高く、大きな事故につながる可能性があります。
業者には足場だけを組んでもらい、塗装作業は自分で行う、などの選択をすれば費用は削減できるため、安全を確保するためにも、無理に費用を削ろうとすることは控えましょう。

安全性の高いクサビ式足場を選ぶ

足場の種類にも注意が必要で、安全を第一に考えるならクサビ足場がおすすめです。
クサビ足場は組み立てと解体がしやすいため、効率よく作業を進めることができます。
また、ほかの足場に比べて踏み板が広いことも特徴で、DIYに慣れていない人も安心して作業に集中できるでしょう。

ただし周辺環境によっては、スペースの関係で単管ブラケット足場しか組めないこともありますが、どちらにしても最も安定する足場を選ぶようにしましょう。

足場の設置・解体時は近隣へ配慮を心がける

作業時の注意はもちろん、作業前後に近隣住民へ配慮することも大切です。
足場を組む際には音がしたり、材料を運び込む際に邪魔になったりすることもあるため、トラブルを防ぐためにも事前に「迷惑をかけるかもしれない」とあいさつをしておくとよいでしょう。

この際に、作業期間が大体どれくらいなのか目安を伝えておくと、さらによいです。
ほかにも、足場を解体するときには、パイプが崩れて隣家に傷をつけないように配慮したり、工事終了のあいさつをしたりすることも忘れずに行いましょう。

また、屋根塗装では塗料が飛び散ってしまうこともあるため、足場に飛散防止シートをかぶせるといった、細かい配慮をすることも必要です。

まとめ

このページでは、屋根の塗装に足場が必要な理由や費用の相場をご紹介しました。

法律でも定められているように、2m以上の高所で作業をする際には足場は必ず組まなければなりません。
足場は、素人が簡単に組めるものではないため、安全性に配慮して業者に任せましょう。

危険性の高い屋根塗装は信頼できる業者に依頼して、安全性を最優先することが大切です。

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