鍵修理

サッシの鍵交換は自分でできる!DIYの方法から業者に依頼した料金相場まで解説

サッシの鍵交換は自分でできる!DIYの方法から業者に依頼した料金相場まで解説

サッシの鍵が劣化して、交換を考えていませんか?サッシの鍵は経年劣化するため、放っておくと防犯性が下がってしまい危険です。

しかし、サッシの鍵は簡単に交換できるのか、そもそもどのように交換すべきかで悩む人は少なくありません。

サッシの鍵の交換方法や、防犯性を高めるポイントを把握し、鍵の交換を行いましょう。

サッシの鍵について

サッシの鍵について

劣化したサッシの鍵を自分で交換するためには、サッシの鍵についてある程度知っておく必要があります。
サッシの鍵にはどのようなものがあり、どのような方法で鍵交換を行うのか知ることで、スムーズに作業を行えるようにしましょう。
以下で、サッシの鍵の特徴と鍵を交換する際の3つのパターンを紹介していきます。

サッシの鍵は「クレセント錠」

サッシによって使用される鍵の種類は異なりますが、多くの場合で「クレセント錠」と呼ばれる三日月型の鍵が使われています。

クレセント錠は、三日月形の取っ手を回すことで施錠と解錠ができる一般的な鍵で、経年劣化によって開け閉めがしづらくなります。

劣化によって引っかかりやすくなるだけでなく、さらに消耗すると扉と全くかみ合わなくなることもあるため注意が必要です。
鍵がかみ合わなくなると、鍵を閉められなかったり、閉めた状態から元に戻らなくなったりします。
サッシの開閉が不便になることはもちろん、防犯上もよくないため、機能が落ちてきた時点で交換することを視野に入れましょう。

クレセント錠を交換する3つのパターン

クレセント錠を交換する方法として、以下の3つのパターンがあります。

  • クレセント本体を自分で交換する
  • クレセント内のバネを自分で交換する
  • クレセントの交換を業者へ依頼する

鍵本体が劣化している場合は鍵をまるごと交換する必要がありますが、クレセント錠の交換は自分でも行えます。
手順は多数あり、やや手間がかかりますが、DIYが得意ならそれほど難しくはありません。
もし自分で交換することが難しいなら、鍵交換業者に依頼して取り換えてもらうことも可能です。

また、クレセント錠本体の劣化はそれほど進んでおらず、内部のバネの緩みや不具合によって、鍵がかけづらくなっていることもあります。
この場合は鍵自体ではなく、内部の部品だけ交換すれば鍵が閉まりやすくなることがあります。
バネ交換も自分でできますが、難しい場合には、業者に修理を依頼することが無難です。
交換の方法は複数あるため、まずは丸ごと交換か部分的な交換のどちらになるか見極めましょう。

サッシの鍵交換を自分で行う方法

サッシの鍵交換を自分で行う方法

クレセント錠の交換には特別な工具は不要で、ドライバー1本で作業は完了します。
業者に依頼するのは面倒でお金をかけたくないなら、自分で交換することがおすすめです。

サッシの鍵のクレセント錠を自分で交換する場合、事前に準備すべきことや鍵交換の手順について知っておきましょう。

サッシの鍵を交換する前に準備すること

クレセント錠の交換にはドライバーが必要ですが、ドライバーの他にも準備すべきことがあります。
事前準備では、現在取り付けられているクレセント錠のサイズを正確に測ることが大切です。
これは、新しく取り付ける鍵のサイズを間違えないためです。

クレセント錠のサイズ計測の際には、次のポイントに注意する必要があります。

  • 取り付け部分のネジの間隔を確認
  • 取り付け部分に対して何cm離れているか確認
  • 金具の固定されている軸部分から金具の奥行きに当たる距離を確認

これらのクレセント錠のサイズから、ネジの感覚や扉との距離などを正確に測っておかないと、きちんと合う鍵が買えずに交換にも手間取ります。
また、サイズ違いのものだと取り付け自体ができなかったり、仮に無理に取り付けたとしても、防犯性が保証されなかったりします。

サイズはきちんと合わせることが大切で、可能な限り同じメーカーの同じ型番のものを使用することがおすすめです。
どうしても同じメーカーや型番のものがないなら、他社製品でも構いませんが、サイズ感だけは正しく合わせてクレセント錠を用意しましょう。

サッシの鍵交換を自分で行う手順

新しいクレセント錠を購入したら、交換作業に移りましょう。
自分で鍵を交換する際の手順は以下の通りです。

  1. 既存のクレセント錠の上ネジを取り外し、下ネジを緩める
  2. 既存のクレセント錠をずらし、上ネジで裏板を固定し下ネジを外す
  3. 新たなクレセント錠の下ネジを仮止めし、裏板を固定する
  4. 新たなクレセント錠を上に移動させ、上ネジで固定して完了

この4つのステップでサッシの鍵交換は完了します。

それぞれのステップごとにどのようなポイントがあるか細部まで知っておくと、よりスムーズに交換がしやすくなります。
以下でそれぞれの手順について詳しく説明していきます。

1. 既存の本体の上ネジを取り外し下ネジは緩める

まずは、現在取り付けられているクレセント錠の上側のネジを取り外します。
ネジは上と下の両方にありますが、最初に上ネジを取り外し、次に下ネジを緩めるという順番で行います。
先に下ネジを外してしまうと、あとの作業がやりづらくなるため注意しなければなりません。

また、上ネジは完全に取り外して構いませんが、下ネジはネジが外れないように緩めるだけに留めます。
両方のネジを完全に外してしまうと、内部にある裏板が中に落ちてしまうので、それを防ぐためです。

2. 既存の本体をずらし上ネジで裏板を固定し下ネジを外す

上ネジを外し、下ネジを少し緩めると、取り付けられているクレセント錠をずらすことができます。
本体をずらして上側のネジ穴を出し、そこに本体をかまさないようにして外した上ネジを一度戻します。

これは裏板が落ちないように固定するためで、いわば仮止めです。
裏板を固定したあとは、本体の下ネジを外して、クレセント錠を取り外します。

3. 新たな本体の下ネジを仮止めし裏板を固定する

既存のクレセント錠を外すと、上ネジが裏板を固定しており、下ネジは完全に外れた状態です。
この状態で新しいクレセント錠を設置していきます。

新しいクレセント錠は、まずは下ネジから固定します。
下ネジでクレセント錠を固定しますが、動かせるように完全に固定してはいけません。

ネジを締めきってしまうと、クレセント錠が動きづらくなるため、ここでも緩く締めるだけで仮止めを行います。
本体と下ネジで裏板を仮止めしたあとは、最初にとめておいた上ネジを完全に外します。

4. 新たな本体を上に移動させ上ネジで固定し完了

下ネジで仮止めしたあとに本体を回して移動させ、上ネジでも固定していきます。
上ネジと、仮止めしていた下ネジの両方をきちんと取り付けて、交換作業は終了です。

通常のクレセント錠は、このようなやり方で交換しますが、万能型と呼ばれるクレセント錠では、最後のネジは硬く締めすぎないように注意が必要です。

これは、万能型のクレセント錠はビスピッチの調整が可能で、あとで細かい位置調整をする可能性があるためです。
完全に固定式のものなら、外れないように硬く締めることが大切ですが、位置調整が可能な万能型は、あえて少し緩めておきましょう。

クレセント錠のバネ交換で解決することもある

クレセント錠の経年劣化は部分的に起きることもあり、特に内部のバネは劣化しやすいです。
外側はそのままでも問題ないというケースもあるため、丸ごと交換はせずに、内部のバネのみを交換するということもあります。

バネ交換が必要かどうかを見極める方法として、以下の2点を確認してみてください。

  • 鍵に触ってグラグラしないか
  • レバーを回したときに手ごたえがあるか

触ったときのグラつきが大きく、レバーを回した際の手ごたえがないと、バネが切れていたり、劣化していたりする可能性があります。

バネ交換で済む場合、クレセントを交換するときと同じ手順で取り外して分解し、中のバネを取り換えるだけなので、交換費用も安く済みます。
鍵の外側は丈夫で長持ちするものも多いため、すぐに全体を変えてしまうと無駄になってしまうことも少なくありません。

少しでも無駄なくサッシの鍵を改善したいなら、交換と修理のどちらが必要かを、鍵の状態から見極めることが大切です。

防犯性の高いサッシ鍵おすすめ3選

防犯性の高いサッシ鍵おすすめ3選

サッシの鍵を交換するタイミングで、鍵の防犯性を見直してみませんか?
防犯性を高めるためには、防犯性の高い鍵に交換することが効果的です。

防犯性の高さを重視するなら、次の3つのサッシ鍵をおすすめします。

  • マツ六 スーパークレセント
  • YKK AP KCクレセント(YKK純正汎用型)
  • 和気産業 汎用クレセント

それぞれロック機能がついていて防犯性が高く、かつ幅広い種類のサッシに設置できる汎用性の高さが特徴です。

以下でそれぞれの鍵について詳しく紹介していきます。
鍵ごとの違いを確認して、自宅に合いそうな鍵を見つけましょう。

1. マツ六 スーパークレセント

ビスピッチで位置調整がしやすく、汎用性が高い点がマツ六 スーパークレセントの魅力です。
高さや引き寄せの寸法が合えば交換可能で、幅広い種類のサッシに対応できます。

クレセント錠の施錠だけで自動でロックがかかり、上部のスイッチを押しながらでないと解錠できないため、防犯性も高いです。
価格は次の通りで、比較的安価で購入できます。

  • 窓用(シルバー)1,500円
  • 窓用(ブロンズ)1,600円
  • テラス用(シルバー)1,600円
  • テラス用(ブロンズ)1,700円

安くて汎用性が高く、かつ防犯性にも優れている万能型といえます。

2. YKK AP KCクレセント(YKK純正汎用型)

およそ90%の窓に適合するという汎用性の高さが、YKK AP KCクレセント(YKK純正汎用型)の魅力です。
ほとんどの窓に合うため、窓を選ばず幅広く対応できる点が特徴です。

また、ロック機能付きで、上下左右の高さ調節もできるなど、機能性にも優れています。
シルバーとダークグレーの2色展開で、それぞれ2,800円で購入できます。

3. 和気産業 汎用クレセント

日本製のアルミサッシの約90%に適合するといわれている点が、和気産業 汎用クレセントの魅力です。
幅広いアルミサッシに対応しているため、他社製品が合わなかった人は、ぜひ試してみたい商品です。

ロック機能付きで、防犯性の高さににも優れています。
カラーはシルバーとダークグレーの2色展開で、それぞれ1,000円から販売しています。

業者にサッシの鍵交換を依頼した場合の料金相場

サッシの状態や使用する鍵、依頼する業者や作業内容によって異なりますが、業者に鍵交換を依頼した場合の料金相場は次のようになります。

  • 業者A:6,000円~
  • 業者B:6,300円~(部品代+工賃(出張費)
  • 業者C:30,000円~35,000円前後(調査費、部品代、メーカー送料、施工費)

同じ箇所の交換依頼でも、業者によって料金は大きく変わるため、注意しなければなりません。
もちろん安すぎる業者は技術力が低かったり、サービスが充実していなかったりすることもありますが、高いからといって完全に信用できるわけではないため注意が必要です。

大切なのは複数社で見積もりを取り、もっともお得で信頼できそうな業者に頼むことです。
見積もりや相談だけなら、無料の業者も多いです。
まずは無料で相談してみて、親身になって話を聞いてくれる業者を選ぶとよいでしょう。

窓の防犯性をアップさせる方法

窓の防犯性をアップさせるには?

サッシ窓は、家への侵入を防ぐ重要な部分でもあり、防犯性を高めたいと考える人は多いと思います。
窓の防犯性アップの方法は多数ありますが、手軽なものなら次の2つが挙げられます。

  • クレセントを防犯性の高いものに交換する
  • 窓の防犯性を高めるアイテムをプラスする

以下でそれぞれについて詳しく紹介していきます。
自宅の環境に合った方法を検討し、窓の防犯性を高めましょう。

クレセントを防犯性の高いものに交換する

ひとくちにクレセント錠といっても種類は豊富で、簡易的なものから機能的なものまであります。
機能的なものほど高価になりやすいですが、その分、防犯性能は上がります。

  • ダイヤル式のクレセント錠
  • 鍵付きのクレセント錠

こういった防犯性の高い鍵を使用したい場合は、防犯性能だけでなく利便性も確認することが大切です。

ダイヤル式のクレセント錠

固定ダイヤル式のクレセント錠を取り付けることで、たとえ窓を割られたとしても、暗証番号を知らない限り鍵を開けることはできません。
よって、鍵の近くだけガラスを割り、外から鍵を開けて侵入するという方法を防げるため、防犯性能には優れています。

ただし、暗証番号でしか窓が開かないため、番号を忘れないように注意が必要です。
暗証番号をきちんと記憶して管理できるなら、高い防犯性を簡単に発揮でき、セキュリティ対策を万全に整えられるためおすすめです。

鍵付きのクレセント錠

クレセント錠にさらに鍵を付けることも可能で、鍵を二重にすることで泥棒が侵入するまでの時間を稼げます。
クレセント錠に取り付けられた鍵を開けない限りは、クレセントが動かない仕組みになっているため、窓周辺のガラスだけを割り、外から侵入するという手口を防げます。

クレセント錠に取り付けられた鍵をピッキングされるという可能性もないわけではありません。
しかし、十分に時間稼ぎができるため、泥棒を諦めさせやすいでしょう。

クレセント錠に鍵がついているものもあれば、補助鍵を購入して、あとから取り付けることも可能です。
ただし、鍵をなくすとクレセント錠が開けられなくなるため、鍵の管理は慎重に行わなければなりません。

窓の防犯性を高めるアイテムをプラスする

クレセント錠は防犯アイテムのひとつですが、ほかにも以下のような防犯性を高められるアイテムは存在します。

  • 補助鍵
  • ガラスフィルム
  • 窓格子

クレセント錠に加えて、その他のアイテムを併用することで、防犯性はさらに高められます。

補助鍵をプラスする

補助鍵は簡易的な防犯対策にうってつけで、ホームセンターなどで売っているものを購入すれば、すぐに取り付けが可能です。
クレセント錠自体に取り付ける方法もありますが、それとは別で窓に取り付けて、窓1つに対して鍵2つという状態を作ることもおすすめです。

補助鍵には多数の種類がありますが、窓に付けるならワンタッチで簡単に設置できる「テープ式のもの」がよいでしょう。
貼り付けるだけで簡単に設置できるため、手軽に防犯対策ができます。

ガラスフィルムを貼る

そもそも窓自体を割られないということも大切なため、強度を高めるためにガラスフィルムを貼ることもおすすめです。
フィルムを貼るだけでも耐久性は変わり、強度が増す分、防犯性も高められます。

また、フィルムによっては遮光や防音といった防犯以外の効果を持つものもあるため、必要に応じてその他の機能付きのものを購入することもおすすめです。

窓格子をつける

持ち家の一軒家なら、窓格子を取り付けて外部からの侵入を防ぐという方法もあります。
窓格子を付けるとガラスの耐久性も上がり、割れても侵入しづらいという二重の防犯性能があります。
また、クレセント錠にも手を伸ばしづらく、鍵自体も開けづらくなるためおすすめです。

マンションや賃貸住宅では、窓格子の取り付けは難しいです。
しかし、本格的なものを付けなくても、突っ張り棒を複数使うことで、簡易的な格子なら設置できます。

まとめ

この記事では、サッシの鍵を自分で交換する方法や、業者に鍵交換を依頼した時の料金相場について紹介しました。
また、上記と併せて、防犯性の高いサッシ鍵や、窓の防犯性を高める対策方法も紹介しました。

一見難しく思えるサッシの鍵交換は、実はドライバー1本で簡単に行うことができます。
サッシの鍵は経年劣化しやすいため、状態を見て劣化していると感じたらすぐに交換することが大切です。
鍵を交換する際には、今回紹介した手順やおすすめの鍵を参考にしてみてください。

また、もしサッシの鍵交換を業者に依頼する場合には、この記事で紹介した料金相場を参考に選んでみてください。

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