ハウスクリーニングにいい時期は?繁忙期を知ってお得に依頼する

「ハウスクリーニングを頼んでみたいけど、いつがいいの?」「お得にハウスクリーニングをしてもらえる時期はいつ?」と考えたことはありませんか?
ハウスクリーニングには、気軽に依頼できる時期や比較的安く頼める時期があります。
今回は、ハウスクリーニングを依頼するのにおすすめの時期や、料金を抑える方法について紹介します。
適切な時期を知って、お得にハウスクリーニングを依頼しましょう。

ハウスクリーニングをお願いするのに適した時期は?

ハウスクリーニングを依頼するのに適した時期は、年明け~2月、9~11月です。
この頃ならば、比較的スケジュール面で融通を効かせてもらえたり、安くしてもらえたりすることがあります。
しかし、ハウスクリーニングを頼みたい時期は、他の多くの人と重なってしまうこともあり得ます。
上手にハウスクリーニングを活用するポイントは次の3点です。
- ハウスクリーニング業者の繁忙期はいつかを知る
- 時間に余裕があるなら閑散期に
- どうしても繁忙期に依頼せざるを得ない場合は早めに予約
では、ハウスクリーニング業界の繁忙期/閑散期はいつか、繁忙期でもうまく頼みたいときのコツをご説明します。
ハウスクリーニング業者の繁忙期はいつかを知る
ハウスクリーニング業者の繁忙期は、いくつかあります。
- 2~4月
- 転勤や進学/就職に関連し、ハウスクリーニングニーズが高くなるシーズン
- 6~8月
- エアコン使用時期前から後に生じるエアコンクリーニングシーズン
- 11~12月
- 年末の大掃除を依頼する人が増えるシーズン
上記をみて、納得する方も多いのではないでしょうか。
ハウスクリーニングは、業者の手を借りて、家(部屋)を掃除することです。
そのため、自分自身で大掃除をする時期と、ハウスクリーニングの繁忙期は重なります。
時間に余裕があるなら閑散期にハウスクリーニングを依頼する
もし、クリーニングを急ぐ必要がないのであれば、ハウスクリーニング業者の閑散期に依頼するのがおすすめです。
繁忙期を除けば、基本的に、ハウスクリーニングは自分が希望する日程や時間に作業を依頼できます。
また、業者によっては、閑散期のハウスクリーニング費用が安く設定されている場合もあるのです。
時間に余裕がある場合は、ぜひ繁忙期と時期をずらしてクリーニングを依頼してみてください。
繁忙期に依頼しなければならない場合は早めに予約する
閑散期に依頼したくても、転勤などの理由で、繁忙期に依頼しなければならない場合もあるでしょう。
また、中には年末に絶対大掃除をしたい、と思っている方もいるのではないでしょうか。
上記のような場合は、早めに業者に依頼することをおススメします。
繁忙期にハウスクリーニングを依頼する方は、皆さん、仕方なくその時期に頼まなければならない理由があります。
そんな環境の中で、しっかりと約束を取り付けるためには、早めの予約しかないでしょう。
早すぎるかな、と思っても早いに越したことはありません。
他の人に先を越されてしまっては、キャンセル待ちとなってしまう可能性が高まります。
ハウスクリーニングをしたい日程が決まり次第、すぐに予約をするようにしましょう。
エアコンクリーニングを依頼する時期はいつがいい?

ハウスクリーニングと一言で表しても、実際にはエアコンやキッチン、ベランダなど、様々な掃除箇所があります。
また、業者に依頼する場合も部屋全体のクリーニングの場合と、部分的に依頼する場合とがあるのです。
以下では、ハウスクリーニングの中でも特に依頼が多い、エアコンクリーニングについて紹介します。
「エアコンが汚れているかも…」「カビも気になるし…」と思うなら、エアコンクリーニングをお願いしてみてはいかがでしょう。
プロの手によるエアコンクリーニングは、徹底した掃除で快適にエアコン使用シーズンを過ごせます。
エアコンをクリーニングするのに適した時期は以下の通りです。
- 本格的に使用する夏季前、早めに
- 本格使用が終わった時期も大事なタイミング
この2点についてご説明します。
本格的に使用する夏季前にエアコンクリーニングを依頼する
エアコンを本格稼働させる時期より前に、徹底クリーニングしておけば安心です。
一年を通して一番エアコンを使用するのは、夏ではないでしょうか。
夏を迎える前に、エアコンの室内機や室外機をしっかりクリーニングすることはとても大切です。
クリーニングをしないと、昨シーズンに溜まってしまったホコリやカビがエアコンの風に乗り、室内にばらまかれてしまいます。
アレルギー体質の方はもちろんのこと、まだハウスダストやカビアレルギーでない方にとっても、アレルギーを引き起こすきっかけになってしまうかもしれません。
しっかりエアコンクリーニングをして、本格稼働の時期を迎えるようにしてください。
本格使用が終わった時期も大事なタイミング
エアコンの本格的な使用が終わったときも、エアコンクリーニングをしたいタイミングです。
今シーズンの汚れをそのままにしておくと、知らないうちに室内機や室外機の中でカビなどが増殖してしまうこともあるからです。
「冬もエアコンを使うから…」という場合は、秋に一度汚れをリセットしておくと、冬も安心してエアコンを使用できます。
空調機器のエアコンが原因で体調不良を起こしてしまっては、日々の生活も安心して送ることができませんね。
ただし、上記の時期は、他の人も良く依頼する時期になります。
そのため、料金相場が上がったり、希望する日程を押さえられなくなったりします。
エアコンクリーニングを依頼する際も、早めに予定調整することが大切です。
箇所ごとのハウスクリーニングを依頼すべき時期

上述したように、ハウスクリーニングといっても、依頼対象となる箇所はいくつもあります。
それぞれ、箇所ごとにクリーニングに適した時期があるのです。
まず、次の表をご確認ください。
春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
---|---|---|---|---|
エアコン | ◎ | 〇 | ◎ | ご家庭に よる |
水回り | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
換気扇 | 汚れが気になったら | |||
窓やサッシ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
ハウスクリーニングに適した時期は、箇所によって違います。
- エアコン
- 水回り
- 換気扇
- 窓やサッシ
箇所ごとに掃除に適した時期があることと、その理由をご説明します。
エアコンのクリーニングを依頼すべき時期
上でもご説明したとおり、エアコンには本格的に使用するシーズンが年に1~2回訪れます。
その間を縫って適宜汚れをリセットしておけば、健康面で安心です。
また、フィルターの目詰まりなどによってエアコンに負荷をかけてしまえば、エアコンの寿命も短くなってしまうかもしれません。
この点から考えて、春と秋にエアコンクリーニングしておくことは、大きなメリットとなります。
水回りのクリーニングを依頼すべき時期
キッチンやバスルーム、洗面台などの水回りは、特に春や夏に掃除しておくとよいでしょう。
温かく湿った環境が整うと発生するのが、カビや水回り独特のぬめりです。
このようなものは、見た目に悪いだけでなく、健康面の問題、悪臭の原因になってしまいます。
特にバスルームのカビは、とても手ごわいものです。
ハウスクリーニング業者は、徹底したクリーニングをしてくれるうえ、オプションで防カビ・抗菌コートを施してくれることもあります。
換気扇のクリーニングを依頼すべき時期
換気扇(レンジフードタイプ/プロペラタイプ)は、汚れが気になったときに適宜ハウスクリーニング業者に依頼するとよいでしょう。
換気扇の汚れやすさは、以下の点で変わってきます。
- 料理を作る頻度
- 換気扇の種類
自炊をする頻度が高ければもちろん換気扇をまわす頻度が高く換気扇も汚れやすくなります。
また、換気扇にはレンジフードタイプとプロペラタイプの二種類があります。
レンジフードタイプは、掃除しにくい構造です。
このように、各家庭により換気扇をめぐる環境はさまざま。
そのため、汚れがたまる時期も家庭環境によって異なります。
汚れが気になりだして、自分だけでは対応できないと感じたら、業者に依頼するようにしましょう。
窓やサッシのクリーニングを依頼すべき時期
大掃除の定番箇所ともいえる窓やサッシは、夏と冬がしっかり掃除をしたい時期です。
夏はアレルギーの原因となる花粉の飛散が終わった頃ですし、冬は結露によるカビが発生しやすいからです。
しかし、家のつくりによっては、夏であっても結露することがありますので注意しましょう。
カビを発見したから、といって常にハウスクリーニング業者に依頼することは費用面でも大変です。
除湿器を活用するなどして、調湿を心掛けてください。
どうしても繁忙期にハウスクリーニングを依頼しなければならないときは?
今、「どうしても繁忙期に、業者にお願いしたい」とお考えではありませんか?
そのようなときは、どうすれば不安なくハウスクリーニングを利用できるのでしょうか。
- 早めに予約する
- 自分でできるところはしておく
この2点を心掛けるだけで、より有利にハウスクリーニングを利用できます。
早めにクリーニング業者を予約する
引越しなど、ハウスクリーニングが必要な日付が決まったら、すぐに予約をしてください。
人材不足で引越しがスムーズに完了しなかったという報道も記憶に新しいところ。ハウスクリーニングも同様です。
「引越の日取りが決定したらハウスクリーニングを同時に申し込む」。
これが、繁忙期に少しでもスムーズにハウスクリーニングを依頼するコツです。
自分で掃除できるところはしておく
ハウスクリーニングを依頼する理由が引越しなら、ある程度スケジュールはおわかりですね。
引越しの日までに、少しでもあなた自身の手でできる掃除をしておきましょう。
カビ取り剤を使ったバスルーム清掃など、できることは少なからずあります。
あなたの旧居となる家(部屋)のクリーニング範囲が狭まれば、ハウスクリーニング業者も依頼を受けてくれる可能性が高まります。
作業時間が短くて済むならば、と業者も了承してくれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ハウスクリーニングを依頼するおすすめの時期や、繁忙期に安くするコツについて紹介しました。
ハウスクリーニングの目的は、家や部屋を綺麗にすることです。
そのため、繁忙期であっても、掃除をした方が良いと思った段階で早めに依頼することをおススメします。
繁忙期や箇所ごとのハウスクリーニングに適した時期を理解したうえで、自分自身で「ハウスクリーニングはいつ依頼すべきものか」を判断してみてください。