窓ガラスの断熱シートで防寒対策!おすすめシートと貼り方をご紹介

冷暖房器具の電気代がかさむ時期、断熱シートを検討する人も多いのではないでしょうか。
断熱効果のない窓ガラスでは、室内が外の温度に影響されやすくなってしまい、「冷暖房器具を極端な温度設定で使用してしまい、結果的に電気代が高くなる」などのリスクに悩まされます。
とくに夏場は、熱中症での死亡事例も多く、節約のことだけを考えて温度調節をするのは怖いですよね。
しかし、断熱シートを貼れば、部屋の暖かさ・涼しさをキープしやすくなり、室外の夏や冬の厳しい暑さ・寒さに影響されにくくなります。 そのためエアコンの設定温度を控えめにできて「省エネ」につながりますし、節約もできます。
今回は窓ガラスのおすすめ断熱シートと、正しい貼り方について解説しますので、断熱シートを検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
窓ガラス断熱シートで防寒対策!おすすめシートを紹介

さっそく、窓ガラスのおすすめ断熱シートをご紹介します。
価格や貼り方についてもチェックしてみてください。
商品名 | 価格 | 貼り方 |
---|---|---|
窓ガラス断熱シート | 1,341円 | 霧吹きなどでシートの貼り付け面を濡らし、窓に貼る。 |
水貼り断熱シート+結露防止 | 1,933円 | 霧吹きなどでシートの貼り付け面とガラスを濡らしてから、窓に貼る。 |
Rhodesy 窓用ガラスフィルム | 2,160円 | 霧吹きなどでシートの貼り付け面を濡らし、窓に貼る。貼り終わったらさらに多めの水でフィルムを濡らす。 |
最近の断熱シートは、接着剤が使用されていないものが多いので貼り付けが簡単です。
また接着剤の代わりに、水だけでシートを張り付けることができますので、ガラスへの負担も少ないのが魅力です。
上記の断熱シートは、接着剤が使用されていません。
このようなシートなら、何度も貼ったり剥がしたりすることができますので、「作業のやり直し」「別の窓に使いまわし」など素人でも気軽に行えます。
窓ガラスの断熱シートの効果・メリット

窓ガラスの断熱シートの効果・メリットは、次の3つが挙げられます。
- 室内を快適な温度で保ちやすくなる
- 省エネにつながる
- 結露対策になる
なぜ、断熱シートを貼るだけで上記の効果・メリットを得られるのか、詳しく解説します。
室内を快適な温度で保ちやすくなる
断熱シートを貼るだけで、室内を快適な温度に保ちやすくなります。
なぜなら、断熱シートが外の温度を遮断してくれるからです。
断熱シートを貼れば、外の「熱い・寒い」に影響されづらい快適な部屋にできます。
省エネにつながる
窓ガラスに断熱シートを貼ることで、電気代を節約にもつながります。
ガラスに断熱シートを貼れば、室内を快適な温度を保ちやすくなるので、エアコンを極端な温度に設定する必要がなくなるのです。
また、室内が快適な温度に保たれていれば、エアコン以外の冷暖房器具を使う頻度が減り、さらに大幅な省エネとなるでしょう。
結露対策になる
窓に断熱シートを貼ることで、ガラスの結露対策になります。
ガラスの結露は、室内外の温度差が原因です。
ガラスに断熱シートを貼れば、窓が室内外の温度差の影響を受けにくくなるので、結露の発生を抑えやすくなります。
不快なガラスの結露を予防でき、カビの発生なども防ぐことができますので、断熱シートの使用はおすすめです。
断熱シート以外の窓ガラスの断熱方法

断熱シート以外の窓ガラスの断熱方法は、下記のようなものが挙げられます。
断熱方法 | メリット | デメリット | 価格 |
---|---|---|---|
窓ガラスに断熱ボードを貼る |
・ボードを立てかけるだけだから取り付けの手間がない ・比較的安価に取り入れられる ・透明なボードを選べば外からの日差しを遮らずに済む |
・窓全部を覆えない(基本的に窓の下部のみ) ・窓の開閉で邪魔になる場合がある ・ボードのデザインによっては日差しを遮ってしまう |
1,000~4,000円 |
断熱効果の高いカーテンを使用する |
・取り付けが簡単 ・デザイン性が豊富 ・開閉が簡単 |
・閉めると外からの日差しを遮ってしまう ・機能性の高いカーテンを選ぶと高額 ・サイズによっては高額 |
2,000円~ |
窓ガラスに段ボールを貼る |
・入手が簡単 ・不要になったら気軽に捨てられる ・「立てかける」「貼り付ける」など取り入れ方の自由度が高い |
・デザイン性を求める方には不向き ・窓のサイズに対する段ボールのサイズが小さい場合がある ・窓の開閉がしにくい |
0円~ |
窓ガラスに緩衝材を貼る |
・貼り付けが簡単 ・外の日差しを遮りにくい ・安価で入手できる |
・デザイン性を求める方には不向き ・窓の開閉がしにくい ・テープで貼ると剥がすのが大変 |
100~2,000円 |
リフォームで断熱性の高いガラスに交換する |
・断熱性能が高い ・他の機能性も得られる ・リフォームが終われば自分で対策する必要がない |
・リフォーム費用が高い ・建物によっては希望するガラスが使用できない |
2万~10万円(ガラスによる) |
断熱ボードは、窓の断熱対策を目的とした板のことで、ガラスに立てかけて使うのが一般的です。
断熱ボードであれば、接着剤やテープで張り付ける必要がありません。
断熱効果の高いカーテンは、一般的なカーテン同様に「カーテンレール」などに取り付けるだけです。
カーテンを閉めることで断熱効果を期待できます。
また、段ボールを断熱対策として活用する場合、テープで窓に貼るか、ガラスに立てかけて使います。
段ボールは通販で買い物をしたときに手に入りますし、スーパーやホームセンターで無償で配布されていることもあるでしょう。
他にも「プチプチ」などの緩衝材は断熱効果が高いので、窓に張り付けて対策することもできます。
ただし、テープで緩衝材を張り付けると、剥がすときにテープの跡が残ってしまうことがありますので注意してください。
断熱対策として最も効果的なのは「リフォームで断熱性の高いガラスに交換する」というものです。
室内の温度を外に逃がさないので、常に快適な空間を維持できますが、他の対策と比較すると費用が高額です。
リフォームでの断熱対策は、効果を重視している方におすすめといえます。
まとめ
窓ガラスの断熱対策方法は、意外にも豊富です。
手軽にできるものから、大掛かりなものまで幅広いので、ぜひ自分に合った断熱対策を探してみてください。
とはいえ、高い断熱効果を求めるなら、やはり「リフォーム」がおすすめです。
リフォームであれば、1年中快適な生活を送りやすくなりますので、予算に問題がないようでしたらぜひ検討してみてください。