エアコンクリーニングで赤ちゃんを守る!カビが与える脅威とは

エアコンのカビは、赤ちゃんにとって脅威となることがあるのをご存知でしょうか。
とくに、月齢が低いと免疫力が低く、肌も弱いものです。
エアコンのカビを放置してエアコンを使用してしまうと、赤ちゃんの健康に影響が出ることが考えられるでしょう。
エアコンの内部にカビが発生している場合は、クリーニングをして、赤ちゃんを守らなければなりません。
今回の記事では、「エアコン内部のカビ」が与える脅威や、エアコンクリーニングのポイントについてご紹介します。
エアコン内部のカビが赤ちゃんに悪影響を及ぼす理由

エアコン内部のカビが赤ちゃんに悪影響な理由は、以下の通りです。
- 皮膚トラブルを引き起こす
- アレルギー症状を引き起こす
- 深刻化すると「小児喘息」「マイコプラズマ」のリスクが…
どれも赤ちゃんにとって深刻な問題といえるでしょう。
それぞれの詳細について詳しくご紹介します。
皮膚トラブルを引き起こす
エアコン内部に発生したカビは皮膚トラブルを引き起こす原因となります。
空気とともに放出されたカビが、赤ちゃんの皮膚に付着することで、アトピーなどの症状の発症につながるのです。
症状が深刻になると、赤ちゃんがかゆみで皮膚をかきむしってしまうこともあります。
アトピーの症状は赤ちゃんにとって辛いものです。
肌の健康を保つためには、エアコン内部のカビを取り除く必要があります。
アレルギー症状を引き起こす
エアコン内部のカビは、空気とともに部屋に放出されるので、意図せず吸い込んでしまうことが少なくありません。
カビは、「アレルギー症状」の原因となることが多く、赤ちゃんに限らず大人も影響を受けます。
赤ちゃんの場合は、大人よりも免疫力が低いので、より症状を発症しやすいので注意しなければなりません。
咳やくしゃみなどの症状がなかなか改善されない場合は、赤ちゃんがエアコンのカビによって、アレルギー症状を引き起こしている可能性があります。
深刻化すると「小児喘息」「マイコプラズマ」のリスクが…
以下のような状態を続けると、「小児喘息」「マイコプラズマ」といった状態に陥ってしまう可能性があります。
- エアコンの内部にカビが発生したままエアコンの使用を続ける
- アレルギー症状を発症しているにもかかわらず適切な処置を施さない
赤ちゃんの体に負担をかけないためにも、心当たりがあれば早急な対策をおすすめします。
エアコンにカビが繁殖する原因
エアコンにカビが発生する原因は、エアコン内部の「湿気」と「温度」です。
カビは湿度80%、温度10~30度の環境であれば発生してしまいます。
エアコンの内部は湿気が多く、稼働中はカビが繁殖しやすい温度となっていることがほとんどです。
また「梅雨」「台風」などの時期は、カビにとって最適な環境が整うタイミング。
カビが大量発生しやすい時期といえるでしょう。
赤ちゃんを守るためのエアコンクリーニングのポイント

赤ちゃんを守るためには、次のエアコンクリーニングのポイントを把握することが大切です。
- エアコンを内部まで洗浄してきれいにする
- 赤ちゃんへの負担が少ない洗剤を使用する業者を選ぶ
- エアコン室外機のクリーニングも忘れない
上記のポイントについて、詳しく見ていきましょう。
エアコンを内部まで洗浄してきれいにする
エアコンクリーニングはフィルターやフィンの掃除に加えて、内部まで清掃可能です。
日々のフィルター掃除に加えて、夏や冬の終わりには内部まできれいにしておきましょう。
エアコンのカビは内部に発生することも多く、掃除の必要性があります。
もし、エアコンに関する知識を持っていない方であれば、エアコンクリーニングは、専門業者に依頼することをおすすめします。
プロならではの品質で、細部まで徹底的に洗浄してもらうことができるからです。
エアコンに関する知識を持たない方が、自分でクリーニングをすると「洗い残し」が生じてしまうことが少なくありません。
洗い残しがあったら、赤ちゃんを守れるほど掃除が行き届いている、とは言えないでしょう。
赤ちゃんの健康を守るためにも、エアコンクリーニング業者に依頼して、徹底洗浄してもらうことが大切です。
赤ちゃんへの負担が少ない洗剤を使用する業者を選ぶ
また、専門業者を選ぶ際は、「赤ちゃんへの負担が少ない洗剤を使用する業者」を選ぶようにしましょう。
専門業者の使用する洗剤の中には、人体への刺激が強い洗剤もあります。 赤ちゃんにとって、大きな負担となってしまうので、刺激の強い洗剤を使用する業者はおすすめできません。
依頼前に、使用している洗剤が赤ちゃんにとって負担となるのかを確認することは大切です。
もしくは、ホームページを参考にして、使用洗剤について説明がある業者を選ぶと安心でしょう。
エアコン室外機のクリーニングも忘れない
エアコン室外機のクリーニングも忘れてはいけません。
カビは、エアコンの室内機だけではなく室外機にも発生します。
室外機は、部屋の空気を取り込んで空気を温かくしたり冷やしたりします。
室外機が、設定された温度に調整したうえで、室内機に送り、部屋に空気が放出されるのです。
このとき、室外機にカビが発生していると、そのカビが室内機に送り込まれて、部屋に放出することになります。
せっかく、エアコンの室内機をクリーニングしても、これでは意味がありません。
エアコンクリーニングをする際は、室外機も忘れないように注意してください。
赤ちゃんの健康を守るためのエアコンクリーニング頻度
赤ちゃんの健康を守るためには、以下の頻度を意識してみてください。
- 夏・冬のみ稼働が多い場合は年に1回
- シーズン問わずに使用する場合は年に2回
それぞれの詳細について見ていきましょう。
夏・冬のみ稼働が多い場合は年に1回
夏、冬のみ稼働が多い場合は、年に1回のクリーニングを意識しましょう。
仮に365日使用していなかったとしても、1年経過すれば汚れが溜まっていることがほとんどです。
前回のクリーニングから1年が経過したら、次のクリーニングの実施を検討してください。
シーズン問わずに使用する場合は年に2回
赤ちゃんがいると、快適な環境にするために、シーズン問わずに使用する家庭もあるでしょう。
その場合は、年に2回を目安としてエアコンクリーニングをしてください。
エアコンの使用頻度が高いと、汚れが溜まるスピードも早くなります。
1年に1回の頻度では、カビが大量発生している状況でエアコンを使用している可能性も考えられるでしょう。
ほぼ毎日使用している場合は、年に2回を目安にエアコンクリーニングを実施してください。
自分でできるエアコンのカビ予防
自分でできるエアコンのカビ予防としては、「使用後の送風運転」が効果的です。
冷房運転を行うと、外気温とエアコン内部との温度差から、エアコンの内部に結露が発生します。
結露が発生した状態を放置すると、カビが発生しやすくなってしまうので「送風運転」でエアコン内部を乾燥させてください。
冷房を使用する際は、参考にしてみてください。
まとめ
エアコンクリーニングは、赤ちゃんの健康を守るためにも大切なことです。
エアコン内部に発生したカビは、皮膚トラブルやアレルギー症状を引き起こします。
赤ちゃんに負担をかけてしまうので、日ごろからエアコンの衛生には敏感になっておくことが大切です。
大切な赤ちゃんを守りたい!と考えるあなたは、これを機にエアコンクリーニングを検討してみてください。